2012年6月16日土曜日

‘&’-空の向こうで咲きますように- 八重END








以下はネタバレを含みます。

未プレイの方は要注意。






八重ルート打開。 八重ねぇ、お姉さんな感じしないなぁ。
ボケてる感じのせいで。 ボディーはけしからんですがね!
という訳でストーリーまとめ

・OP前の分岐
空いた時間、せっかくだから旅行を満喫しようと山をおりた所で、八重ねぇと出会う。
散歩したりしつつ、インコの話を聞いたりし和気あいあいと過ごす二人。
何か手軽なペット無いかな? という質問に『オーシャンモンキー』という応え。
それはどうなのよ……

・以下、八重ルートまとめ

例の騒動から数日、集合時間前にあたりをぶらつき、バイクに乗った八重ねぇに遭遇等
しながら、いつものペルーシェに集まる孝。
まずはすべての道具の所在を明らかにするべきと方針を決め、ひとまず高確率で他の道具の
所有者である珠璃と摩樹に連絡を取ろうという話に。
その二人なら、以前思わせぶりな事を言っていた珠璃にまず話を聞こうという事になる。
それならば八重ねぇのエレッサールを使い、鳥のヒトの力で探そうと提案する麗。
セミマルまで鳥を見に行くが、結局何も買わず、あたりを飛んでいるツバメの
体を借りる八重ねぇ。
慣らし運転を終え、ひとまずこちらにツバメを戻そうとする最中、一瞬八重ねぇが
僅かに顔を顰めたように孝は感じる。
ツバメを解放してからも、どこか上の空の八重ねぇに、何があったのかと訝しむ孝。
解散後、八重ねぇの事が気になった孝は、一人で八重ねぇを探しにいく。

そんな中、危ないおっさんを見かけ、注意しにいこうとする……が、その途中で
手袋をつけて女の子を突き飛ばしてしまう。
慌てて謝るも、すぐに何処かに消えてしまう女の子。
その直後、唐突に孝を襲う、乱れた感情。
怖い、人が多すぎる、恐ろしい、こんな所には居られない……
そんな感情に突き動かされ、神社まで帰り、ようやく落ち着いた孝。
逃げるように寝床につき、泥のように眠る。

翌朝、貢一郎に起こされ、前日の事を思い出し、違和感を感じる。
何故自分は八重ねぇを追う事を途中でやめたのか?
やはり《道具》のせいか? という結論に至る二人。
八重ねぇに電話してみるも、留守電に繋がるのでいつものペルーシェへ集合する……
が、何の連絡も無いまま八重ねぇは欠席。
しょうがなく、前日の手袋の少女の件を皆に説明する孝。
とりあえずその手袋の少女を探そうという事になったカエレンジャー。
そんな中、八重ねぇっぽいバイクを見つけたと騒ぐ麗。
孝は八重ねぇの事を想い、もしかすると二つの月の件以外にも、八重ねぇは
この街に用事があったのでは……? と考える。

結局、その日は八重ねぇとの連絡が取れぬまま、翌日。
またも連絡が無い八重ねぇ。
八重ねぇの事を案じる一同に、突然降りだす通り雨。
とりあえず束沙の秘密基地で雨宿りするが、なかなか止まない雨。
魚鳥木で買い出し役を決め(麗が負けた)、いざ買い出しにいかんとする……
と、速攻で戻ってくる、慌てた麗。
なんと水が溢れ、階段から流れこんできているのだった。
何事かと飛び出す孝。
水はロビーから地上へ登る階段の途中から流れでていた。
大きな亀裂が走り、そこから水が噴き出している。
そのまま、地上へ出てみると、そこは雨は止んでいる物の霧……
いや、何だか分からない白い蟠りが低い方へ低い方へと流れこんでいた。
何だか分からないが、危険を感じた孝は地下室にいる皆を連れ、
慌てて外へと逃げ出し始める。
束沙がエリリルで調べてみた所、雨のせいで情報の精度は落ちるが、
どうやらその白い霧は有毒性という事が発覚。
とりあえず白い霧から遠い方へと逃げ出すカエレンジャー一同。
束沙が携帯端末で調べてみた所、堀出市内の何箇所かから、数時間前に
ガスが発生したらしい。
更に唐突に通じなくなる電話とネット。
避難所に指定されている小学校へと行こうとするも、すでに街は
白い霧に覆われてしまっていた。
そんな中、特に事故が起きた訳でもないのに、大木が引きぬかれているのを
麗が発見する。
しょうがなくもっと高い所へ避難しようとするが、道中路面が崩落し、進めなくなってしまう。
どうしてこんな事が……と考え、《道具》の可能性に行き着くカエレンジャー。
そんな事を考えていると、唐突にモリスを抱えている久実に遭遇する。
一緒に避難しようと言う孝を拒否する久実……だが、直後崩壊する路面。
間一髪モリスは麗にキャッチされるが、久実は穴の中へと落ち、呼びかけても返事は無い。
貢一郎と孝が慌てて助けに入ろうとする中、突然穴の中へと突っ込んでいく人影。
何とそれは八重ねぇだった。

無事久実を助け、避難を続けるカエレンジャー達。
だいぶ暗くなったはずなのに、明かり一つ無い街並み。 街全体が停電したのかもしれない。
早く朝まで安全に過ごせる場所を確保せねばと移動し続ける一同。
そんな中、途中何かに躓く麗。 足元を調べてみると、それはアスファルトを割って
出てきている……どうみても植物の根。
とりあえずその場は久実がいるのでエリリルは使わずに、サンプルを採取する束沙。
そろそろ本気で暗くなる……という所で、霧の中で倒れている女性を見つける孝。
八重ねぇと二人で助けに行く……と、なんと相手は例の手袋をした少女だった。
そして麗によって、それが例の冒険のメンバー、丹羽章子という事がわかる。

その後、貢一郎の案内より立体駐車場の中へと避難する一同。
そしてそこでとんでもない物を目にする事になる。
それは、堀出の中心部の住宅や建造物を倒壊させながら咲き誇る、巨大な花だった。
ギリギリパニックにならずに済んだ立体駐車場に集まった人々。
とりあえず束沙がエリリルで状況を更に調べて見た所、白い霧の出元は、ある植物という
事が判明する。 しかし堀出市全体を覆う、植物……
状況から鑑みるに、おそらくその植物は地下にあるのだろうと推測する束沙。
さっき麗が躓いた根っこような物は、本当に根っこだったのだ。
更に、さっきサンプルとして採取した根っこの欠片をエリリルで読み取ってみる。結果、
束沙曰く、読み取れない……人類では読み取れない情報しか出てこなかった……
つまり、地球外から来た物だろうという結論に至った。

そんな中、立体駐車場の壁面に何本も這っている植物の根。
それは目で見てわかる速さで移動し、遂にコンクリートの壁面を破壊しながら移動し続ける。
このままではここも危ない、と判断し、貢一郎の神社まで移動する事に決めるカエレンジャー。
その途中で子供を助けようとしていた摩樹を発見したので、すぐにでも倒壊しそうな
橋を、立体駐車場で合流した面子に先に渡らせ、子供と摩樹を回収する孝。
その後すぐに橋に向かうが、間一髪、橋は崩れ、残された一同は迂回路を探す事となる。

流石に体力の限界を向けた一同は、一旦休憩を取り、その間に八重ねぇと孝が
食料の確保と避難場所を探す事になった。
その道すがら、八重ねぇが何を気にしているのかを問いかける孝。
八重ねぇ曰く、兄がしばらく前から行方不明らしい。
そして、例のエレッサールの実験の時に、兄を……利彦を見つけたのだった。
社会の歯車として回り、そして消えていった兄。
自分は大丈夫なのか、この世界の中に紛れて消えてしまったりしないか……
そう心配する八重ねぇを元気づける孝。
最後は爆笑されてしまうが、元気な姿を取り戻した八重ねぇと、孝は
再度捜索に向かうのだった。

ようやく使えそうなビルを見つけ、中を調べてみるも、その最中に
植物の根がビルを破壊しながら成長していく。
取り残された孝達は隣のアパートに飛び移り、なんとか無事に逃げ出すと、
アパートの一室へと足を踏み入れる。
二人きりの空間で、八重ねぇに告白する孝。
そして即答でOKする八重ねぇ。
そのまま二人は人の家の中で初めて交わり合うのであった。

夢をみる八重。
八重は悪友から、失踪した兄を堀出で見かけたと聞き、愛用のバイクで堀出へと向かう。
そして、兄と無事に再開する……が、そのまま車に乗り姿を消す兄、利彦。
八重は兄の目に怯え、結局兄を追いかけられなかった……

翌朝、何故かバニー姿になっている八重ねぇと、麗達を探しに出る孝。
しかしすぐにお玉で鍋を叩く麗を発見し、合流する。
そのまま神社を目指すが、昨日より更に悪路と化したルートに、なかなか
思うよう足が進まない。
途中、屋根の上を通ってる最中、突然崩れた屋根と一緒に霧の中へ
落ちていく武(道中摩樹が助けた少年)。
飛び込み、助けに行く貢一郎。 嫌なタイミングで崩れる足場に一同息を飲むも、
なんとか崩れた看板を登る事で霧を脱出する貢一郎達。
しかし、それにより貢一郎達と分断された孝達。
貢一郎達はそのまま神社への避難経路をたどる事ができそう……
つまり、孝達は取り残されてしまったのだった。

その後、炎天下の中神社を目指すが、行き止まりだらけでほぼ詰んでしまった一同。
新しい避難場所を開拓するか、樹を切り倒して新しい道にするか……
そんな二者択一に迫られた孝にかかる制止の声。
それは、堀出に来たばかりの時に、星良ちゃんと聞いた男の声だった。
その声の出元は……なんと、久実が抱いていた猫……モリスだった。
更に、モリスが喋れる事を知っていた久実。
そして、モリスはレース生地の道具……ホルコルレスにより猫になったらしい。
さらにモリスになる前の人間……それは、八重の兄、利彦だった。

そんな利彦……モリスの目で見つけた抜け道を使い、再度神社を目指す一同。
人の身で渡るのは辛い道をなんとか無事渡り、途中、マンションの屋上で
回りを見渡す孝達。 神社を視界に収め、ようやく和やかなムードになる……
が、突然カムロストを使い、梨子に触れる章子。
束沙がエリリルで調べた結果、カムロストは触れた物に所有者の負の感情を
押し付ける《道具》 それにより梨子は錯乱していた。
暴れる章子に、遂にビルから飛び降りる梨子。
すんでの所で孝は梨子を捕まえるが、追加でカムロストの餌食になった束沙に、
相変わらず暴れる章子。 事態は全く好転していない。
そして遂に麗までもがカムロストの攻撃を食らう……が、自分の意思で
カムロストから押し付けられた負の感情を打ち破る麗。
その瞬間、八重ねぇに蹴り倒され、昏倒する章子。
何とか梨子を引き上げ、意識を失った証拠を利彦に背負ってもらい、
一同は再度神社へと足を進めるのだった。

そしてその道中、利彦に言われて、グレイスワンダーを孝へと返す久実。
久実曰く、盗んだ時点では《道具》の存在は知らなかったらしい。
そして、《道具》について調べていた利彦が偶然久実と出会い、彼女が
孝から箱を盗んだ事を知る。
更に利彦はグレイスワンダーのテストをしたらしく、この巨大植物の出現は
グレイスワンダーから出てきた新しい《道具》によるだろうと言う。
久実はオンザローズで《道具》の噂を流していたらしく、それも利彦の
指示なのだろう。
何故そんな事をしたのか? と問い詰めると、利彦は実験のためだと応えた。
何故人は生きるのか、生きる事に意味はあるのか……
人類の生が、喜びよりも苦しみの方が多いのであれば、そんな物に意味は無い。
生が苦しみならば、医師としてそれから解放してやらねばならないと語る利彦。
実験の結果は出た、という利彦。 そんな彼を許せないと思うも、とりあえず
再度神社へと歩みを進め、ようやく神社にたどり着く一同。

シャワーを浴びて、まともなご飯にありついた孝はそのまま半日ほど倒れるように
眠りこけてしまう。
その後、カエレンジャー達は貢一郎の家に世話になり……
八重ねぇと付き合い始めた事をぶっちゃける孝。
驚き慌てる一同を尻目に、デートへと繰り出し、またも繋がり合う二人だった。

その後、ちゃんと偵察に出る孝と八重ねぇ。
そんな中、道祖神に腰掛け、じょうろで水を撒いている男を見かける。
何処かで見かけた事がある……と思いきや、例の自転車を倒してた男。
話しかけてみた所、何と、こいつがこの騒動の原因となる《道具》を
取り出した男だった……!
そして、《道具》の事が知れた途端、脱兎のごとく逃げ出す男。
あっという間に男は八重ねぇに捕らえられ、二人はその男を
神社へと連行していくのだった。
そして、最終的にリンギルの力で、男にこのありのままの世界を
美しいと感じるように植え付ける麗達。

かくして、第二の物語は幕を閉じる。
じょうろで水をやる事をやめたからか、植物は枯れていき、ガスは引いていった。
八重達の元を離れる利彦に、罪を償ってくれとだけ約束をさせる孝。
まだ、《道具》は残っている。
いずれ、すべての《道具》を、触れられないようにしようと、
八重と二人決意を新たにする孝だった。



うおお、今までに比べると何てスケールのでかい話に……!
しかもど頭で登場した男の声が誰かも分かったし。
しかし、利彦はどうやってホルコルレスを手に入れたのだろう?
利彦も当時、二つの月を見ていたのだろうか?
結局ホルコルレスの能力が何なのかわかってないし……
まさか猫に化けるだけの《道具》じゃあるまいに。
うーん、細かい疑問がちょこちょこと生まれていくばっかりだよ!
これ全部が麗ルートで回収されるとは思えんな……(;´Д`)

謎は謎のままにってタイプなのかなー。
何にせよ、次はうはは娘だよ……! うはは、うはは。
うはははまじ可愛いけど、性欲は全く感じませんね。

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