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2012年9月25日火曜日

この大空に、翼をひろげて レビュー







以下はネタバレを含みます。

未プレイの方は要注意。




ころげて、ようやくフルコンプしました。
いつものように簡単なレビューをしようと思います。

★ストーリー総括
自転車で落車し、落ち込んでいた碧は母親のツテで、昔住んでいた地元にある
学生寮、トビウオ荘で寮母のアルバイトをする事に。
そこで出会った車椅子の少女・小鳥、久しぶりに出会った幼馴染のあげは、
転校先の学園に居た天才スーパー留年生天音と共に、碧はじょじょに
グライダーの世界に引きこまれていく。
天音の夢である、モーニンググローリーを飛ぶ事を目標に、色々な
障害と戦いながら奮闘するソアリング部。
しかし結局その夏に発生したモーニンググローリー(もどき)にグライダーは
届かず、天音は卒業していく。
一年後、新入生の亜沙・依瑠姉妹を新しい部員として迎え、碧達は
モーニンググローリーを目指すのだった。


★全体評価
■シナリオ
ストーリー総括は、やってる事は二年間をとおしてグライダーで
モーニンググローリーを目指し、それぞれのヒロインとの話を
紡いでいくだけなので、さっくりとまとめました。
しかし、ほんと良い話でした。 何と言っても、ストーリー全体を覆う
この、空気感というか、青春の香り。
思わず自分もソアリングに興味を持ってしまいそうになります。
文章でストーリーのまとめをすると、それで? って感じになってしまいますが、
実際にゲームを体験すると、素晴らしい世界に浸る事ができました。
また、ソアリングに関するうんちくが各所に散りばめられているのですが、
いわゆるうんちくゲーにしてはうんちくが鼻につかず、寧ろ
「ふんふん、それで?」
ともっと知識を欲したくなる感じが非常に上手いと感じますね。
ただ、非常に残念なのがこの良質なシナリオは、共通・小鳥・天音ルート
だけだった事すね(´・ω・`)
小鳥・天音>亜沙・依瑠>>>>あげは
といった感じ。 聞いた話による、思いっき入り↑のような感じで
ライターがわかれているらしいですね。
あげはルートは何て言うか……すごく、ダメでした……
共通ルートとはテキストのテンポが全然違うのと、何よりあげはの
性格が共通ルートに比べて激変。 誰お前! という感じに。
親友的ポジションのあげはが可愛かった分、この変化が非常に
鼻についてしまいます。 まぁ共通ルートの時点で、あまりあげはは
攻略対象として考えられなかったというのもあるかもしれませんが。
亜沙・依瑠ルートに関しては、テキストは良質な萌えゲー、といった感じ。
普通に可愛くてキュンキュンするんだけども、共通や小鳥・天音の時ほど
世界の空気にどっぷり浸かれる感じは無し。
小鳥・天音ルートは文句無し。 どちらも一回ちょっと泣かされてしまった。
悪い言い方すると、この2キャラだけ攻略しとけば元を取れる感はある。
亜沙依瑠も勿論やってほしいですが。(あげは……かわいそうな子……)
総括して、素晴らしいお話でした。 みなさんにも是非おすすめ。

■グラフィック
美麗! シナリオの良さに十分耐え切ってくれるCGでした。
立ち絵も勿論。 後ギャグ系イラストが凄いゲームの雰囲気に
あっていてこれも個人的にGJでした。
背景とかも綺麗に描かれているし、ほぼ突っ込む所無しかと。
碧が自転車激こぎしてる時の掴んでる所おかしいけど。

■音楽
まぁまぁ良かったかと。
というか話の流れ、動画の挿入タイミングとかが凄い良かったせいで、
そのバックに流れる曲が全て良曲になってしまう……
まさにゲーム補正。

■ボイス
良かったです!!!!!
これは全体的に良かったと思います。
シナリオの所であげはルートぼこぼこに言ってますが、ボイスは良かったし。
小鳥ちゃんのツンツン→シュン……って感じも上手く表現できてますよね。
後は天音ちゃんの天然ぼけ~~っとした喋り方が何かとてもかわいくて
おじさんはもう、うおおおお。
後、サブキャラのボイスもしっかりしているのが非常に好感触でした。
はつゆきの時みたいな感じもなく、あんちゃん、朱莉さん、飛岡、マー坊、
ほたる、ひばり、佳奈子、とどれもはずれなし。 ひばりだけちょっと微妙だったけど、
ボイスが悪いというか自分の好みじゃないだけだと思われます。

■キャラクター
言うまでもなく最高でしたね。
小鳥のツンシュンっぷり、天音先輩のぼけぼけしておきながら本性は
非常のエロい所とか大好物です!
ただ、シナリオで書いた通り、あげはの性格がブレちゃうのが残念。
亜沙依瑠は性格が真逆っぽい感じだけど、根は似ていて、お互いが
お互いを羨ましがってる感じが上手く表現できていたと思います。
後、ボイスの所でも書きましたが、サブキャラ。
これらのキャラが良く立っているおかげで、非常に話が締まったと思いますね。
あんちゃんかっこいいし、朱莉さんは厳しい中にある優しさがいい。
ひばりのシスコンっぷりもぶれないし、佳奈子さんのお姉さんっぷりも……!
これは特に亜沙依瑠ルートで顕著でしたね。
後はそうそう、飛岡のウザキャラっぷり。 これも忘れてはいけない!w

★全体感想
という訳で、文句を垂れつつも、べた褒めした本作品。
特にエロゲでプレイしたい作品にこだわりが無い人は是非
やってほしい一品でした。
攻略キャラを減らして値段を落としてくれれば更にベストだった
というのはありますが……
もしくは、全ルート共通ルートの人に書いてもらうとか。
でも、お値段分の価値は十分あったエロゲだと思います。
青春の空気を味わいたい人、ただの中身の無い萌えゲー(ゆずみたいな)
ではなく、一つの世界をじっくりと味わい方は是非プレイして下さい。


以上、ころげてレビューでした。
PULLTOPさん、良い仕事ありがとうございました!!!

2012年9月22日土曜日

この大空に、翼をひろげて 天音END















以下はネタバレを含みます。

未プレイの方は要注意。







天音ルート打開。 これにてフルコンプ。
天音ルート……凄い良かった!
小鳥ルートに並んで好きですね。
後、ドラクリオットの時も思ったんだけど、性にたいして頓着無い
キャラが実は凄い素でエロい、みたいなキャラに俺弱いのかも。
現実ではまぁありえないんだろうけど。(二次元だからいいんですよ!)

何にせよ、予想どおり飛岡は実は良いヤツなんだろうというのも
ようやく天音ルートで開花しまして。
飛岡のやった事はわりと許されない事だと思うけど、結果的に
彼女達を救う事ができたって考えると良い教師だよなぁあいつも。
他のルートでは本当にただの悪役になっちゃってるけどwwww

まーもう何だろう、コレ以上語れる事が無い……
とにかくゲームをやってこの空気を感じて欲しいとしか言いようが無いですわ。

天音ちゃん良く頑張った、偉い!


という訳で、ストーリーまとめ。
こちらも小鳥ルートの物を参照してもらい、差分のみあげておきますね。




(明け方当番・天音差分)
夜眠れずに、もそもそと起きだす碧。
庭に出てみるも、天音先輩は居らず、碧は門の方へと移動する。
そして、滑走路で空を見上げる天音先輩と出会う。
夜空は星が瞬き、どう見てもモーニンググローリーが発生しそうな
前兆は現れていない。
今年こそモーニンググローリーが来るといい……そんな話をしながら、
天音先輩は碧達のおかげでここ最近の学生生活は本当に楽しかった、と語る。
自分は他の生徒より長く学生を続けていながら、学生生活という物を他の
人のように楽しめていなかった。
最近の生活は今まで楽しめなかった分を凝縮したかのように、充実していて
楽しい。 そう語る天音先輩に、もうその生活が終わってしまうような気がして、
碧はふと、やり残した事は無いんですか? と尋ねる。
そんな碧の問いかけに、天音先輩はモーニンググローリーを飛ぶ事と……
それと、恋だな、と答える。
唐突な答えに慌てる碧に、天音先輩は、碧君はキスした事はあるのか? と聞いてくる。
碧はした事無いけど、出来る物ならしてみたいです。 と答え、これじゃ天音先輩と
キスしたいです! と言ってるみたいじゃないかぁぁぁとうろたえる。
そんな碧の気持ちも知らず、じゃあ私としてみないか? と言い出す天音先輩。
天音先輩の両肩に手をそえ、唇を近づける碧。 すんでの所で自分の体を
引き剥がし、そういう事は好きな相手としてください! と言う碧。
そんな碧に、今の傷ついた、とむくれて天音先輩は寮に帰っていってしまった。


(雲の回廊を渡るの失敗後、荷物をまとめ帰ろうとする天音 天音差分)
ガレージを去っていこうとする天音先輩に、碧は思わずその腕を取ると、キスしてしまう。
最初は驚いていた天音先輩も、すぐに碧の唇を受け入れてくれる。
キスが終わった後、こういうのは好きな人とするんじゃ……と言う天音先輩に、
碧は天音先輩の事が好きだ、伝える。
そんな碧に、笑顔でありがとう、最高の思い出ができた、と返す天音先輩。
碧は天音先輩をバス停まで送り、そして彼女はソアリング部を去っていった。
(天音先輩?回想)
ある日突然、イスカがボロボロのグライダーを何処かから発掘し、これで
空をとぼう! と言い出す。 高所恐怖症の天音は嫌がったが、イスカの
強引さと、雲の回廊の写真から、天音もイスカと空を目指す事になった。
やっぱり無理じゃないかな、と思っていた物の、イスカが出来るというと
根拠無く確かにできるかも、と思わせる物があった。
イスカは天音に、自分が絶対に天音をこの雲の回廊にまで連れていく、と
約束した……が、ある日、その約束を残したまま、イスカはいなくなってしまう。
そうして、天音の世界からまた色彩がなくなっていった。

あれから一年。
再度夏を迎えたソアリング同好会。
一年前、夏が終わった後、拍子抜けするぐらい簡単に天音先輩は去っていってしまった。
その後、飛岡らによりガレージ取り壊しの話が持ち上がり、碧達はなんと
立てこもりという方法で対抗した。
本来そんな事で取り壊しを無しする事は出来ないはずなのだが、なぜかそれから少しして、
ガレージの取り壊しという話は無期延期となり、今でもガレージは残ったまま。
理由は分からないが、ガレージとグライダーは無事守り通す事ができたのだった。
しかし、部員数の不足、顧問の不在、有資格者の不足という事でソアリング部は
同好会に格下げされ、ガレージは鍵を下ろされ立入禁止となってしまっていた。
あれから一年、トビウオ荘の新しい住人、亜沙・依瑠という新入部員をGetし、
朱莉さんの所へ部の設立を直談判しにいったが、顧問と有資格者の件で
跳ね返されてしまった碧達。
とりあえず何とかまずは顧問を見つけようとするさなか、なんと再度ガレージの取り壊しの
話がもちあがっている事を、マー坊に教えられる。
どうするかと悩んでいる所に、あげはによるさらなるビッグニュース。
なんとそれは、天音先輩が恵風学園に帰ってくるという話だった。

依瑠の話によると、天音先輩は風車の丘に作る、新型風車に関する講師を務めるために
来るのだろうという話だった。
天音先輩が帰ってくるなら、天音先輩に顧問を頼もう! と色めき立つ小鳥。
翌日、朝遅れて登校した碧は偶然天音と出会い、大事な話があるので放課後を
時間をくれとお願いする。
放課後、教室で碧・小鳥・あげは・亜沙依瑠姉妹で天音先輩を待ち、顧問の
お願いをする。
しかし(小鳥的には)意外に、もうグライダーを飛ばそうとするのはやめた方がいい、と
顧問を受けてくれない天音先輩。
寮に帰り、ショックで号泣する小鳥。
ようやく落ち着いて、庭に出て空を眺めていた小鳥に、碧は一年前、天音先輩に
告白した、けどフラれた、という話をする。
翌日、偶然風車の丘に下見をしにいく天音先輩と出会った碧は、下見に一緒に
連れて行ってもらう事に。
下見が終わった天音先輩に、もうあの頃の事は終わってしまった事なのか、と
碧は問いかける。
天音に色々と大人の都合があるのがわかるが、自分は何が正しいかなんて事を
押し付けられたくはない。 自分は天音先輩達と一緒にグライダーを作った
あのガレージを守りたいし、モーニンググローリーを飛びたい、と力説する。
しかし結局はっきりしない天音先輩と、碧は別れ寮に帰る。
その後、天音はなんとなく滑走路へと足を向け、空を眺める。
しかしそんな天音に声をかける人……タツヤ(あんちゃん)がいた。
タツヤは天音に、顧問断ったんだって? とソアリング部の話をしてくる。
大人にならないとな、という天音にタツヤはそんな物放っておいてもいつかなる、
しかしその逆は無いぞ? と言う。
更に、天音がいなくなってからも活動続けていた碧達が、まるでイスカを
失った時の天音のようにさみしそうな顔をしていたぞ? と言うタツヤ。
自分のせいで碧達に迷惑をかけてしまった……と凹みそうになる天音だが、
そんな天音の表情を見て、あいつらはお前のためにやっているとしても、
お前のせいでやってる訳じゃない、ようは楽しいからやっているんだ、
お前も今やれる事を頑張るんでいいんじゃないのか? と言い、去っていく。
翌日、もうグライダー強奪計画をたてる碧とあげは、小鳥。
そんな所に突然朱莉がやってきて、おめでとう、天音先輩が顧問を引き受けて
くれたので、ソアリング部は正式に部として認められました、と報告にきた。
興奮して、天音先輩を探しに猛ダッシュする一同。
天音は滑走路で風にあたっていた。
自分は楽しむという事が苦手だな……と思いながら、遠くから聞こえる碧達の声に
心が踊り始める天音だった。

その昔、イスカと二人でグライダーを作っていた頃。
イスカに、この前手伝ってもらった男子(タツヤ)をソアリング部に
入れたらいいんじゃないかと思うんだけど……と相談された天音。
しかし、タツヤの話をする時に、何だかいつものイスカと違う感じになる彼女を
見て、天音はその男子を入れるのは反対だ、とむくれる。
そんな天音をかわいーーと抱きしめながら、でも、あんたも恋愛の一つでも
すれば世界が変わるわよー? というイスカ。
当時、天音は恋愛のなんたるかを全く理解していなかった……
時は現代に戻り、一年ぶり、ついに開けられたソアリング部の鍵。
感慨に浸る一同……だが、容赦なく積もった埃を天音先輩が
思い切りバフッとふっ飛ばした所で、まずは掃除をする事に。
こうして感動的だかそうでもないのか分からない部活動初日が終わり、
皆で楽しく下校の時間。
楽しく話している天音先輩をぼんやりと眺めている碧に、小鳥が
小声で、天音先輩帰ってきてよかったね、っていうか付き合っちゃえ!
とけしかけてくる。
しかし碧は折角の空気を壊したくないし、こうやって楽しそうな先輩を
見てるだけでいいんだと答える。
翌日、テスト期間に入り部活動は禁止となったため、ガレージへと
勉強しにきた碧。
しかしそこにはテスト期間で部活は中止という事を完全に忘れていた天音先輩が
新PCのセットアップをしていた。
天音先輩に会えた事を喜びながら、一人ガレージで勉強に集中する碧。
一方その頃、トビウオ荘できゃぴきゃぴと勉強会を開いている
小鳥・あげは・亜沙依瑠。
そんな中で亜沙が突然、そういえば碧先輩って……天音さんの事好きなんですかね!
と言い出す。 当然でしょー上手く隠せてると思ってるみたいだけどーと返すあげは。
碧が天音に告白しフラれた事をしっている小鳥はもごもごとする。
しかし天音には彼氏がいるのか? そんな話で悶々としはじめた一同は、
よし! 今度しっかり天音ちゃんに聞いてみよう! という事で落ち着く事に。
しかしその日の夜、腹を空かせた天音を連れて帰ってくる碧。
ご飯を食べ終わり、さっさと帰ろうとする天音を小鳥が引き止め、
とりあえず亜沙達の部屋へと連れていく。
そして始める恋話……が、何と驚くべき事に天音は碧と付き合ってる物だと思っていた。
天音の驚愕のボケにポカーンとする一同。
助っ人の佳奈子さんを部屋に連れてきて、現状を天音先輩に説明すると、
ではどういう状態を付き合ってるというんだろう? と疑問符を浮かべる天音。
そんな彼女に、佳奈子さんはお互いが付き合ってると認識している事、と答える。
とりあえず天音から碧に気持ちを伝え、碧がどう返事するかだねーとまとまる話。
ようやく話が終わり、降りてきた一同。
碧と顔を合わせた碧は小鳥にせっつかれ、気持ちを確認……しようとするが、
ヘタれた天音はそのまま逃げ帰ってしまうのだった。

試験最終日、いつものようにガレージにいった碧は、驚愕のシーンに出くわす。
何と仕事ではなく、保健体育のようなページを天音先輩が真剣な表情で
見ていたからだ。
そして碧に気付いた天音先輩がものすごい焦った状態で必死に言い訳をする。
そして、碧君はセックスをした事は無いのかと聞いてくる天音先輩。
あるわけないでしょ! と答える碧に、そうか、私もだ……と答える天音先輩。
碧は、何だか同じようなやり取りを一年前……そうだ、滑走路でキスをした事が
あるないだのという事でしたような気が……と思い出す。
そして、あの時と同じように、じゃあ碧君、私と……と言い始める天音先輩。
自分が好きだという事を伝えたのにそういう事を言い出す天音先輩に
怒り出す碧。 怒られた天音先輩はシュンとなり結局その場はそれで終わってしまった。
そして始まる夏休みと、本格的なグライダー制作。
初日だというのに夜遅くまで皆で作業し、気合十分なソアリング部面々。
とりあえずこんな所で上がるかーというあげはの合図に、帰ろうとする一同。
帰り際、頬を赤く染めながらギュッと指先を天音先輩に掴まれ、その感触、その素振りに
帰宅してから悶絶する碧。
ひとしきり悶絶した後に、やっぱり自分は天音先輩の事が好きだ、今度こそしっかりと
告白しようと心に決めるのだった。
しかし、連日の部活動、告白ができるシチュエーションなどなかなか出来る訳もなく、
過ぎていく日々。 グライダー制作の方は順調だが、悶々とする碧。
(と、そんな碧と天音を見て悶々とする小鳥)
しかしある日、疲れて眠りこけてしまった碧に、これ幸いと碧の世話を天音に任せ
帰っていくソアリング部面々。
碧が目を覚ますと、そこは天音先輩の膝枕の上だった。
なぜ!? とおたおたしながらも寝たふりを続ける碧に、可愛いなぁ……と
言いながら、突然キスしてくる天音先輩。
その感触に、思わず目を開けてしまった碧は天音先輩とばっちり目があってしまう。
そしてそのまま、我慢できずに天音を押し倒してしまう碧と、セックスしても良いよ、
という天音先輩。
我慢できずに胸にむしゃぶりつき、お互いの初めてを奪い合い二人。
繋がりながら、ずっと碧君の事が好きだったんだぁぁと告白する天音先輩。
情事の後、天音がずっと碧と付き合ってるつもりだったという一連の流れをしらされ、
唖然とする碧だが、まぁ結果オーライかな、と納得する。
こうして付き合い始めたのだから……と納得し、天音を送っていこうとする碧……
だが、天音は相変わらずずっとガレージに泊まりっぱなしだったという事が判明、
結局一年前の用に強制的にトビウオ荘に連れていかれる天音だった。

その後、結局トビウオ荘に住む事になった天音先輩。
部屋に大量に運び込まれる荷物。 碧とこれでいつも一緒だーと喜ぶ天音先輩。
そして夏はあっという間にすぎていき、お盆に差し掛かった頃、ほたるやマー坊も
手伝ってくれたおかげで、グライダー制作は順調に進み、数日後には
テストフライトが可能な所までこぎつけた。
また、天音先輩の分析によると、昨年のモーニンググローリーはなりそこないで、
あれこそ今年本来のモーニンググローリーが発生する予兆だと言う事らしい。
その日の夜、小鳥は天音を部屋に呼び、イスカのノートを天音に返す。
小鳥が持っていればいいのにという天音だが、このノートに出てくる、"大親友"が
持っているべきだという小鳥の気持ちに、天音はノートを受け取る。
そして数日後、ついに完成したグライダーで、テストフライトをはじめるソアリング部一同。
未だイスカとの思い出であるグライダーと向き合う事がつらそうな天音に、碧は
自分がイスカの想いも一緒に空を飛ぶから、と言い、飛ぶ。
そんな自分の設計したグライダーが飛ぶところを眺めながら、天音は
イスカに自分達の思い描いた翼が空を飛んでいるぞ……と語りかけるのだった。

あれから何度かテストフライトを順調に重ねた後、ソアリング部はモーニンググローリー前に、
最後の休みを取る事に。
小鳥と亜沙、依瑠姉妹はそれに合わせて一端帰省する事になった。
そんなしばしの休みの前、トビウオ荘である物が見つかった。
小鳥が食堂で床板を踏み抜いた際に、床下から見つかった缶の箱。
その中には手紙が二つ、メガネケースとパンダのぬいぐるみが入っていた。
そしてそれを見た天音いわく、メガネケースは自分の物、パンダはイスカのお気に入りだという。
手紙は将来の自分と天音に向けられた物らしく、どうやらこれはイスカの
タイムカプセルのような物らしい。
手紙の一枚目は、私はまだそこにいきていますか? という一文のみ、もう一通の
どうやら天音あてらしき物はもう彼氏はできたかとか、人生成功してるか、などそんな事が書いてあった。
そしてそれを見た依瑠が、イスカってもしかして美鷺イスカの事ですか? と
聞いてくる。 依瑠いわく、イスカは風戸家とならぶ名家、美鷺家の娘らしく、
昔パーティーであった事があるとか。
という訳で、帰省にあわせて依瑠達には実家でイスカの事を調べてもらう事になった。
そんな話を、ウインチのメンテをしながらあんちゃんに話す碧。
あんちゃんいわく、イスカは自分の体が弱く、長く生きられない事を知っていた。
その分生き急ごうとしていたイスカは学園で浮いていて、同じく(別の意味で)浮いていた
天音と仲良くなったという。
碧は話の流れで天音と付き合い始めたあんちゃんに報告するが、予想以上に喜ばれ、
もしかしてあんちゃんって天音先輩の事好きだった? と聞く。
そんな問いかけに、いや、俺が好きだったのはイスカだ、と答えるあんちゃん。
もしかして今でも好きなの? と碧が聞き、しばらく遠くを眺めた後、あぁ、好きだなと
答えるあんちゃん。 あまり深くツッコミすぎたかも、と反省する碧に、あんちゃんは
天音を頼むぞ! と碧をバンバンと叩くのだった。
碧、天音、佳奈子だけになった寮で、いつものようにご飯を作っている碧。
佳奈子さんにそういえば付き合ってるのにデートいかないの? と言われそう言えば……と
思った碧は早速天音先輩をデートに誘ってみる事に。
しかし普通の女の子が行きたがるような所に彼女が興味を示す訳もなく……結局天音先輩が
行きたがったのは、例の湖だった。
早速二人で湖に行き、水着になってはしゃぎまくる。
ある程度たってから、砂浜で日差しの下横になっていると、発情した先輩に誘われる碧。
我慢できる訳もなく、岩陰でパイズリ→バックでセックス とおもいっきりいたしてしまう。
その後寮に帰って、ごはんごはん~と喜ぶ先輩を見ながら、自分は天音先輩と一緒に
入れれば何でも幸せなんだな、と感じる碧だった。

帰省組が帰ってきて、再開されるテストフライト。 また遂に合宿(という名の早起き当番)も
始まり遂にモーニンググローリーに向けてテンションを上げていくソアリング部一同。
しかし、またも飛岡の横槍のせいで滑走路が使えなくなってしまう。
顧問の天音が滑走路の持ち主の所に話をつけにいき、無事滑走路は使えるようになったが、
あまりにもしつこい飛岡の嫌がらせにみんな辟易していた。
トビウオ荘に戻り、あんちゃんを呼んでそんな話をしていると、あんちゃんはそれは
俺たちのせいかもしれない、と言い出す。
何でも昔の飛岡は生徒達に対し公平で、熱血ではあったがそんな嫌われる生徒ではなかったらしい。
しかし例の夏におきたイスカの事故(天音もあんちゃんも詳細は不明)のせいで、
ソアリング部を目の敵にしているのかもしれない、と。
そんな事を言うあんちゃんに、亜沙依瑠が帰省で仕入れた情報―イスカは少なくともその事故では
死んでおらず、何処かの療養所に運ばれた事、それ以上は向こうが詮索されたくないらしく
情報を引き出せなかった事を話す。
とりあえず例の事故でイスカが死んでいなかった事にほっとするあんちゃん。
そういえば天音先輩が帰ってこないな、という事で碧はおそらくガレージにいるであろう天音先輩を
迎えにいくことに。
あんちゃんと一緒に学校へ向かいながら、もしかしたら天音先輩も色々とショックを受けているかも
しれない……と心配しながらガレージに入る……
と、そこにはエロ動画を漁りながらエッチの勉強をしている先輩の姿が。
あまりにもアレな光景に、思わず怒る碧、どうしたら許してくれるんだ~とうろたえる天音に
碧は膝枕をしてくれと頼む。
しかし当然膝枕で終わる訳もなく、目の前のおっぱいに興奮した碧におっぱいをぷるんっと
出して吸わせた上、足コキまでしてされる始末。
情事の後身支度をし、ふとモーニンググローリーの写真が入った写真立てを見る碧。
そんな碧の姿に、昔、その写真は今のように写真立てに入っていた、しかしイスカが事故を起こした
夏、写真は写真立てから引きぬかれていて、小鳥が写真を見つけるまでずっと行方不明だった、と
天音は語る。
イスカが取っていったとしか思えないが、どうしてそんな事をしたんだろう、と首をひねる二人だった。
寮に戻った後、一雨きそうな天気に、いい時間だったが皆でグライダーを回収する事に。
しかし、そこでウインチに何かしようとしている男を見つけた碧。
すんでの所でウインチの破壊は阻止できたが……何と、その男は飛岡だった。
幾らなんでもやりすぎな飛岡に、怒る一同。
しかし飛岡の様子もおかしく、溜まった物を吐き出すように天音先輩の事を批判し始める。
お前のせいで美鷺(イスカ)はあんな事に……! と言う飛岡に、碧達は例の夏何が
あったのかを飛岡に問い詰める。
例の夏、あんちゃんと天音が居ない状態にも関わらず、ソアリング部に対する風当たりが激しくなって
焦っていたであろうイスカは一人でテストフライトを敢行する。
しかし着地に失敗したイスカは、命に別状はなかったものの骨折し、ショックによる発熱で
入院する事になってしまった。
元々体が弱かった上、地元の名士だった美鷺家の恥とイスカの事故はもみ消され、学園も
強制的に退学させられ、イスカはそのままぷっつりと消息を断った。
しかし、それで天音先輩を恨むのは筋違いだ! と憤る小鳥達に、飛岡は突然天音先輩に
謝罪をしはじめる。 それは、イスカから天音にあてた手紙を飛岡は預かっていたのに、それを
今までずっと渡さずにいたという物だった。

翌日、朝飛岡がやってきて、例の写真を天音先輩に渡していった。
そして、それを読んだ瞬間、強烈なショックを受けて部屋に引きこもる天音先輩。
ご飯の時間になっても出てこず、おいておいたご飯にも手をつけない。
憂鬱な雨模様と天音先輩の状態から、今日の活動はとりあえず中止にした小鳥達。
手持ち無沙汰で早めに夕飯の準備をしていた碧達だが、誰かがトビウオ荘から
出ていくのに気づく。
佳奈子さんかな? と思いきや、佳奈子さんが二階から何やらルーズリーフを
何枚か持ってきて、天音先輩の部屋の前に落ちてたんだけど……と碧に渡す。
それは、イスカからの手紙だった。
しかもその内容は、雲の回廊に連れていくというのは嘘だった、モーニンググローリーが
そう都合よく自分たちが学生の時に来るとは思っていなかった。
悪かった、自分の事は忘れてください。
といった物だった。
あわてて、寮を飛び出し、天音先輩を探しに走り出す碧。
小鳥に電話番を任せて、あげはや亜沙依瑠達とも手分けして天音先輩を探す。
そして、遂に滑走路で彼女を見つけた碧。 天音先輩はそこで、グライダーの
翼を石で破壊しようとしていた。
取り乱している天音先輩を何とか押さえつける碧と、徐々に滑走路に
集まってくるソアリング部一同。
自分のせいでイスカを縛り付けてしまった、二人の夢の結晶だと思って作った
グライダーだったけどこんな物は呪いでしかない! とまたグライダーを
怖そうとする天音先輩。
そんな彼女に、小鳥と一緒にやってきたあんちゃんがひとつの報告をする。
あんちゃんはなんとイスカが居た療養所を調べて、そこまで行ってきたらしい。
そしてあんちゃんの話によると、ちょうど半年前ぐらいに療養所から出て、
今は外で元気に生活していると。
そして、そのきっかけになったのが一枚の写真……それは、昨年のモーニンググローリー
もどきを碧達がグライダーで飛んだ写真だった。
それを聞いて、イスカが無事だと一安心する天音。
だが、やはり自分は碧達と同じ夢は見れない。
イスカの見ていた夢が嘘で、自分を忘れて欲しいというのが願いなのに、
自分はモーニンググローリーを目指すという夢を持てないと天音は言う。
そんな天音に、でも本当にそうなのか、私はそれがイスカの本心じゃないと思う、と小鳥が語りだす。
イスカは病弱で、退学寸前までいった事があり、そんな境遇は小鳥と非常に
似通っている所があった。
だからこそわかる、自分が居た事を忘れないで欲しい、自分が生きていた
証を何処かに残したい思いがあったのだと小鳥は語る。
そのためにガレージからモーニンググローリーの写真を抜き取り、自分の部屋に
ノートと一緒においておき、同世代の子がいつかそれを見てくれるようにしたのではないか、と。
イスカは確かにモーニンググローリーに行けるとは思っていなかったかもしれない。
しかし、天音と一緒にモーニンググローリーを飛びたい、雲の回廊を渡りたいという
気持ちは本物だったはずだと力説する。
それを裏付けるように、あんちゃんが見てきたイスカが出ていった療養所は、壁一面に
空の写真が貼ってあったという。
そして、イスカを嘘つきにしないためにも、自分たちと一緒に空を飛びましょう、
自分達がそこまで連れていきます、と碧は天音を説得する。
そんな碧達に、自分を、空の回廊へ連れて行ってくれ、と頼む天音。
それと同じようなタイミングで、ようやく雨がやみ、夕焼けが広がり……
そして、発生するモーニンググローリーの予兆。
遂に、明日、イスカとの約束の日が来る。

翌日早朝、幸いにも主翼は無事だったため、無事にモーニンググローリーを目指す碧と天音。
グライダーがモーニンググローリーまで後一息といった所で、天音は
イスカとの約束の場所へ行くのが怖いと震える。
そんな彼女に、イスカは天音先輩の事を親友だと思っているからこそ、あんな手紙を
辛くても書いたんだと思う、今でもイスカは天音先輩の事を親友だと思っているはず、
先輩はどうなんですか? と問う。
勿論今でも一番の親友だ! と答える。
そんな彼女に、じゃあ行きましょう! と空の回廊へと向かうグライダー。
そして、遂に空の回廊を渡る事に成功した二人。
圧倒的なその光景の前に、ただ美しい……と声を漏らす天音。
そろそろ戻ろうとした所、あげはから通信が入り、橋の方にあんちゃんがいるから
そっちへ行け! と言われた碧。
いざ行ってみるとそこにはあんちゃんと、隣に見知らぬ女性―イスカの姿があった。
こうして二人はあの夏以来、ようやく二人の夢と約束を果たしたのだった。

あれから数日、学校も始まり、じょじょに通常の生活に戻っていくソアリング部。
ガレージは新しい建築物のために取り壊しになり、かわりに風戸家が持っている
ガレージを使わせてもらうことになった。
あの後、ようやくイスカと会うことができた天音は、最初はぎこちなかった物の、
二人の夢が実現した事を喜び合っていた。
今はあんちゃんの協力の元、連絡をとりあっているらしい。
そしてあんちゃんは失われた青春を取り戻すべく、イスカにアタックを開始している。
あんちゃんと、どうやってイスカをデートに誘うか……なんて話をした後、
寮に戻ってみるとなぜか学園の制服を着ている天音。
なんとなく着てみたくなった……という彼女だが、思わず懐かしの制服姿に
興奮した碧はそのまま(ハットに見張りをやらせて)碧の部屋でセックスしてしまう。
その後、イスカを乗せてグライダーを飛ばす碧。
天音はそれを、あの頃自分たちが挫折した夢が、小鳥に渡り、
碧達によって実現した事に対して感慨に浸りながら、滑走路から眺めるのだった。

2012年9月13日木曜日

この大空に、翼をひろげて 依瑠END














以下はネタバレを含みます。

未プレイの方は要注意。







依瑠ルート打開。
ってこれ、依瑠ルートだよね……肉体的には姉妹どんぶりだけど。
という事で、依瑠ルートはなぜか恋愛的には二人と付き合う事に。
これが個人的に……凄いNGだった……なんでかは自分でも分からない(・ω・`)

亜沙は亜沙ルートが独自にあるのに、依瑠は……って所なのかなぁ?
ルート的には完全に依瑠がメインなんですがね。
つかありえないだろ!! こんな展開!
ただ、依瑠ルートの依瑠ちゃんは可愛いですね(´ω`*)
どんどん素直になっていくし、ツンデレとはちょい違うと思うが、後半の
依瑠ちゃんは頭をぽむぽむしてあげたくなむっひょーーー!(^ω^*)


で、依瑠ルート全体に関して。
亜沙ルートほどただの萌えゲーな感じでは無かったですが、やっぱ
小鳥ルートとは比較にならないかなというのが正直な所。

さぁ、最後に天音ちゃんな訳ですが、ソアリング部という存在その物の
根幹をなしたこの人と、イスカの話はここから紡がれるのでしょうかね。
楽しみにしておこう!


という訳で、いつものストーリーまとめ。
今回は亜沙ルートからの分岐なので、亜沙ENDまとめから
差分をいつものように下に。




(亜沙・依瑠 選択 依瑠差分)
どちらかを選ぶなんて事は出来ない。
そんな優柔不断な結論を出してから数日、ソアリング部に亜沙は顔を出さず、
皆のテンションも上がらない。
ある日の夜、碧は依瑠を庭に呼び出し、依瑠の気持ちには応えられない、
それに亜沙も振ろうと思うと伝える。
その後、部屋に居る亜沙の所にいき、亜沙にも依瑠と同じ事を伝える碧。
振られる事は覚悟していた亜沙だったが、今依瑠にも同じ事を謝ってきたと
伝えると、驚き、そして怒る。
碧は二人ともそういう対象には見れないと言うが、それは嘘だと言うのだ。
そんな亜沙に出ていってくれと激昂され、部屋で一人失敗した……と凹む。
それでも自分はやはり二人の事が……と思わずにはいられない碧だった。

翌朝、仮病で学校を休む亜沙。
碧は依瑠と一緒に登校し、昨日のいきさつを説明する。
依瑠は碧の優柔不断な発言に引きつつも、変な反応をしている亜沙にぷりぷりと
怒っていた。
そして、姉さんの事は私が何とかします、と。
学校につくと、小鳥達から亜沙が登校してきているという話を聞いた碧は、
放課後一年の教室に行ってみようと決める。
放課後、亜沙達の教室に行ってみると、何やらザワついている生徒達。
それもそのはず、二人は碧の件で取っ組み合いの喧嘩をしていたのだ。
しかし最終的には依瑠の説得を聞き入れ、素直になった亜沙。
そんな亜沙依瑠を連れ、久しぶりに皆での部活動。
作業は良い感じに進み、夕方になった所で、佳奈子さんが小鳥とあげはを
連れて買い物にいってしまう。
碧は亜沙・依瑠と帰りつつ、もう一度二人の前で、二人の事は両方が
好きだ、だからこそ付き合えないと宣言する。
しかし、そんな碧に依瑠が、じゃあ二人と付き合ってしまったらどうでしょう、
と脅威の提案をし始める。
しかもそれに同調する亜沙。
最初は目を白黒させていた碧だが、最終的に碧はその提案をのみ、
二人と付き合い始める事にしたのだった。

寮に戻り、二人と付き合い始めた事を報告する碧。
当然のように回りからはフルボッコだったが、最終的に認めてもらった三人。
翌日から幸せそうにイチャつく三人に、回りは完全にごちそうさまな状態。
(マー坊は泣いていた)
秘密基地につくと、早速あげはに締めあげられる碧。
ちょっと休憩と外に出ると、そこには依瑠の姿が。
依瑠は、自分は鳥なんです、恵まれた環境で、恵まれた才能を持ち、
回りが、亜沙が憧れるような存在でいるためにブレずに生きてきた、と言う。
しかし、最近部活動やら恋愛やらと、ブレてきてしまっている、と悩む。
そんな依瑠に、ブレるのは好きだからじゃないかな、という碧。
そんな碧の答えに、最近の生活が楽しいと依瑠は嬉しそうに笑う。
さて、そんな三人の事は別として、遂に新型グライダーの制作が終了する。
折角なので完成記念パーティーをしよう! という事になり、碧と亜沙依瑠の
三人で買い出しに行く事に。
買い出しの帰り、三人でベンチに座りアイスを食べながら、亜沙は今が幸せ、
ずっとこんな幸せが続くといいのに、と言う。
しかし、こんな時間はいつまでも続く物でも無いかも……と碧はちらりと
考えながら、三人での時間を楽しんでいた。
パーティー後、いつものように碧の部屋でゲームをして遊ぶ三人。
いつものように先に寝てしまった亜沙を依瑠が部屋に運んだ後、
寝れないので……と言いながら碧の部屋にきた依瑠。
実は碧にキスして欲しかったという依瑠に、キスだけで止まるはずもなく
初めてのセックスまでいってしまう二人。
しかもそれに気付いた亜沙が事後に乱入し、その夜碧は亜沙の処女をも
頂いてしまう。

そして遂にテストフライトの日。
皆を後ろに乗せて何度もテストフライトを繰り返した後、最後の一本!
と飛んだ所、突風と索が外れないという二重のトラブルから、碧は
グライダーで怪我をしてしまう。
幸い大きな怪我は無かった物の、切れた飛岡により部活は活動自粛、
またグライダー自体も破損してしまい、今から修理したとしても
モーニンググローリーにはもう間に合わなくなってしまった。
自責の念にかられ、悶々とする碧。
依瑠に、たまに部活に顔を出して下さいね、と言われた物の、秘密基地には
いけず、風車の丘でぼんやりしていると、佳奈子さんに見つかり
秘密基地に連行されていく。
そこには、もう間に合わないというのに活動を続ける亜沙と依瑠の姿があった。
しかし、二人は諦めていなかった。
別の方法を使って必要な資材の量を減らし、さらに祖父のコネを使えば
今からでも何とかなるかもしれない、そう考えた二人は必要な資材の洗い出しを
していた。
そんな簡単にあきらめないで下さい、という依瑠の言葉に、やる気を取り戻した碧。
早速亜沙、依瑠と三人で祖父の元へ顔を出し、何とか協力を仰げないかと
頼みに行く事に。
そんな三人に、祖父は亜沙と依瑠に飛びたい理由を尋ねる。
亜沙は、届かない物に手が届くかもしれないからと、答える。
そして依瑠は、自分は無駄な物に興味は無い、しかし、今はこの活動が好きだから……
理屈じゃない、と答える。
そんな依瑠の答えに祖父は笑うと、それでいい、その思いを大事にしなさい、と
協力を認めてくれる祖父。
喜び勇んで秘密基地に帰った後、疲れて眠りこけた亜沙の側で二人は
またも体を重ねる。
情事の後、そういえば自分は体を痛めているし、代わりのパイロットの問題も
あったんだ……と頭を悩ませる碧に、事も無げに、私、ライセンス持ってますよ?
と依瑠は笑うのだった。

亜沙依瑠の祖父の協力のおかげで、修復に見通しがついた事を報告し、驚く小鳥とあげは。
飛岡の方も理事長として圧力をかけて何とかしてくれたようで、後はグライダーを
修復すれば良いという事に。
しかしパイロットはどうするのか? という話になり、依瑠は自分がライセンスを
取ったのでそれで良ければ、と立候補する。
勿論誰も文句を言う訳もなく、さらに副座はシミュレータで一杯練習をしていた亜沙に決定。
当初はあれほど部活なんて……と冷めていた依瑠の変貌に、驚く回りと本人。
そして、寮の皆、マー坊や朱莉さん、ほたるにあんちゃん等色々な人が自発的に協力
してくれる中、グライダー制作は連日連夜行われていく。
そして遂に完成するグライダー。
ようやく振り出しに戻っただけだが、それでもやはり興奮、感動し、祝杯をあげる一同。
皆が帰った後も、秘密基地にだらだらと残っていた碧と亜沙・依瑠はここ数日ずっと
エッチ禁止だったため、ここぞとばかりに三人で乱れるのだった。

そしてテストフライトも無事終わった日の夕方、遂にモーニンググローリーの
前兆が発生する。
翌日、夜明け前に起床し、準備をする一同。
依瑠・亜沙がパイロットになり、碧はウインチ役を引き受ける。
夜明けと共に離陸するグライダー。
遂に雲の回廊の上を渡りながら、依瑠は自分の中の新しい価値観を……
青春を見つける。
一年後、変わらず三人で付き合う碧と亜沙・依瑠。
今日も皆で秘密基地に行き、部活動に励むのだった。

2012年9月12日水曜日

この大空に、翼をひろげて 亜沙END













以下はネタバレを含みます。

未プレイの方は要注意。







亜沙ルート打開。
亜沙ちゃん可愛い、そしてエロ可愛いよ(^ω^)
こんな可愛らしい顔してセックスに貪欲ってのは凄いな。

まぁ、パッとプレイした感想としては、あげはルートみたいな
落胆は無し。 普通に可愛い。
ただ小鳥ルートほどの感動があったかというとそれも無し。
うーん、なんだろ、ころげて世界という枠組みの上で、
無難な萌えキャラルートでしたっていう感じでした。
普通に可愛い。 けどそれ止まりって感じ。
この分だと依瑠も多分おんなじようなポジションになるのかなぁ?
引き続き依瑠をクリアしてから、天音ちゃんを攻略するとします!




という事でいつものストーリーまとめ。
変わらずメインは小鳥ルートの物を参照してもらい、
差分と分岐後をこちらに書いておきます。





(明け方当番・亜沙差分)
当番だったが、少々睡眠不足だった碧はちょっと遠くに足を伸ばしてみる事に。
という事で、風車の丘までやってきた碧。
相変わらず空の様子は通常運転。
この分なら何も起こらなさそうだ……と帰路につこうとした所、
こんな時間に出歩いている姉妹をみかける。
何処かでみた事があるような……と思いながらも、ま、いいか、と
碧は家路につくのだった。


(滑走路が借りれなくなり、顧問探しが難航している所・亜沙差分)
部活が休みでする事が無かった碧は、たまには亜沙と親睦を深めようと
一年の教室へ。
当然のように依瑠もついてきて、三人で適当に街中をブラブラと
ウィンドウショッピングする事になった。


(ソアリング部が活動再開から・亜沙差分)
ソアリング部がようやく活動を開始し、最近面倒を見る感じで
亜沙(と着いてくる依瑠)と一緒に居る事が多くなってきた碧。
ある日、依瑠が日直で一緒に居ない日に下校しながら、風車の丘へと
二人は足を運ぶ。
この風車は理事長(亜沙依瑠の祖父)の力でできた物らしく、そんな
祖父や依瑠の事を凄い人達だと亜沙は賞賛する。
身内を心から褒めれる亜沙は優しいね、と評する碧だが、そんな碧に
亜沙は少し表情を曇らせて、そんな事無いんですけどね、と言う。
何やら事情がある風だが、突っ込まずに秘密基地へと帰る二人。
秘密基地で作業中、グライダー作成は順調なので、皆で寮で
試験勉強をしないかという流れになる。
偶然顔を出した天音先輩も混ぜて、試験勉強を始めるトビウオ荘の面々だが、
何故か途中から天音先輩と依瑠のどちらが天才かを決める勝負が始まる事に。
結果は天音先輩の勝利で幕を閉じたが、面倒くさそうな表情をしながらも
まんざらでもなさそうだった依瑠に、佳奈子さんと碧は喜びながらも、
良い所のお嬢様である二人がわざわざこんな寮に来るなんて、何かしら
問題を抱えているのかもしれない……と思う碧だった。

ある日、日直で帰るのが遅くなった亜沙と碧は二人で秘密基地へと向かっていた。
途中、碧は風車の丘で亜沙になんで空をとぼうと思ったのか聞かれる。
昔自転車をやっていて、事故で乗れなくなり……といった今までの流れを
説明し、逆に何で亜沙は空に興味を持つのかと聞いてみると、届かない物に
届きそうだから、と応える亜沙。
秘密基地に到着すると、意外な事に依瑠が作業の手伝いをしていた。
二人が帰ってきたのを見て、作業から手を引く依瑠だが、そんな依瑠の
様子に嬉しそうにする亜沙。
途中、マー坊と朱莉さん、それにあんちゃんまで秘密基地へと顔を出したりしつつ、
グライダー制作は非常に順調に進んでいく。
寮への帰り道の最中、1人離れて歩く依瑠に今日はありがとう、と碧は話しかけてみる。
依瑠は亜沙の事が大好きなんだね、と話を振る碧に、依瑠は自分は姉さんの事を
尊敬しているから、とちょっと意外な答えを返す。
数日後、折角の夏だから海! ……という事で、海ではないが例の湖に
湖水浴に行くソアリング部面々。
途中マー坊の乱入もあったが、久々に夏らしいイベントを楽しむ一同。
依瑠の珍しい笑顔や変化に、嬉しそうにする亜沙。
最近、ようやく自分は上昇気流に乗れている、風車で言えば風が吹いて
回れている……と喜ぶ亜沙と、それを嬉しそうに見ている依瑠。
翌日、今まで順風満帆だったグライダー作りに問題が発生する。
以前、グライダー作成に足りなくなった資材の注文を、亜沙がやるといって
任せていた所が、発注ミスで届かなくなってしまったのだ。
まぁしょうがない、と特に気にしない碧達だが、亜沙は自分の
失敗に非常に落ち込んでしまい、秘密基地を出ていってしまう。

その日、凹んでいた亜沙を慰めようと亜沙の部屋にいってみるも、居るのは
依瑠だけ。 依瑠いわく、秘密基地に行っているのだろうという事らしい。
見かねて秘密基地まで亜沙を迎えにいくと、そこには依瑠の行った通り
泣きはらした亜沙の姿が。
失敗を過剰に恐れる亜沙に、失敗しても良いじゃないか、前に進んで
いれば、と励まし、寮に連れ帰る。
心配して待っていた佳奈子さんと依瑠に迎えられ、亜沙は元気を取り戻す。
数日後、ようやく以前亜沙が発注ミスした硬化剤が手に入るという事で、
皆で秘密基地へ向かうソアリング部。 珍しく居ない依瑠の姿に、依瑠ちゃんは?
と確認すると、何やら用があってウィンディに行っているらしい。
碧はあんちゃんから硬化剤を受け取るのと、買う予定の本あるため、皆に先に
行っていてもらい、1人あんちゃんの元へ。 資材を回収した後、本屋で
買い物を済ませる……と、何やら口論をしている依瑠と出くわす。
相手はクラスメイトらしく、クラスの団結をするために皆でカラオケに行こうと
言うクラスメイトに、私はそんなの興味が無いと言っている依瑠が口論
しているようだった。 あわやクラスメイトが依瑠に掴みかかろうとした所で、
見るに見かねた碧が飛び出し、この子ソアリング部の後輩だから!
と嘘を言いながらその場をごまかし依瑠をかっさらっていく。
碧のお節介に相変わらずの反応をする依瑠だが、ありがとうと言い
秘密基地へと二人足を向ける。
途中、風車の丘あたりで、依瑠は碧達のように、空を飛んでも何の意味も
無いのに、飛びたいと思う気持ちが分からないという。
損得勘定等だけで物事を判断してしまう自分を、つまらないでしょう、と
依瑠は卑下するが、碧はそんな事無いんじゃないかな、と応える。
夢ばかり追いかけている身としては、そういう考えもかっこいいし、
依瑠はかわいいしかっこいいと思う、と碧は言うが……
そんな碧の天然ナンパ師っぷりに顔を真っ赤にして依瑠は部活動を始めるのだった。
その日の夜、碧の件で話をする姉妹。
二人して、実は碧の事を好きなのでは……? と勘ぐりながら悶々とする。

それ以来、姉妹間と碧に対してどうしてもギクシャクしてしまう風戸姉妹。
碧も何となくそれを感じ取り、どうしようかと悩むが、当人たちに聞いてみても
笑ってごまかされてしまう。
そんな中で、ある日佳奈子さんが風戸姉妹にとある提案をする。
それは、入れ替わって生活してみないか、という物だった。
結局その提案を飲んだ二人、翌日から入れ替わって行動し始め、最初はぎくしゃく
していた物も、途中からはだいぶ上手くごまかしが効くようになってくる。
作業中、ゴミ袋が必要になり、買い出しに出る事になった碧。
そこに依瑠(亜沙)が私も一緒に行くと言い出し、二人でスーパーへ。
買い出しも終わり、帰り道、唐突に依瑠(亜沙)は、碧に自分(依瑠)と亜沙に
ついてどう思っているかを碧に問いかける。
依瑠は、かっこいいし可愛い女の子だと思う、亜沙は何かと心配で構ってしまい
たくなる、妹みたいな可愛い女の子……と答える碧。
そんな碧の答えに、それって依瑠ちゃんは女の子で、私は妹という事ですよね……
と言い、唐突に碧にキスをする依瑠(亜沙)。
依瑠のフリをしていた亜沙は我に返ると、謝りながらダッシュで碧の元から去っていく。

秘密基地へ戻ってみても、亜沙は戻っていなかった。
入れ替わりに気づいている依瑠と佳奈子さんが声をかけてくるが、何処に行ったかは
碧にも分からず……
そして、近づいてきた台風に、寮に戻る一同。
しかし寮にも亜沙は戻ってきていなかった。
亜沙が心配な碧は、一人亜沙の姿を探しに台風の中寮を飛び出す。
そして予想通り秘密基地へと戻っていた亜沙を見つけ、二人で寮に戻る。
翌日、熱を出して亜沙が倒れて、亜沙抜きで作業を進めるソアリング部。
亜沙が居ない事でどうにも締まらない碧に、依瑠と碧で先に亜沙の見舞いに
行ってこいと言われる。
ウィンディに行って、おみやげを買ってから、寮へと帰り始める二人。
帰り道の途中、いつまでもごまかしているのはやめた碧は、亜沙から聞いた、
依瑠も碧の事が好き、という事に対して追求する。
そんな碧に、依瑠は改めて自分の口から碧の事が好きだと告白する。
そして、亜沙と依瑠の好意に、はっきりと答えを出して欲しいと。
帰宅後、風戸姉妹からの告白に、頭を悩ませる碧。
風呂に入ってる最中、ボケて乱入してきてしまった亜沙に更に考えが
まとまらず、碧は夜中外に出て、夜空を見ながら悩む。
そんな碧の元へやってくる佳奈子さん。
碧が亜沙依瑠と恋愛がらみで悩んでると気づいた佳奈子さんは、
あまり深く考えない方がいいんじゃないか、とアドバイスする。
全員が傷つかない答えなんてない、だから素直に自分の気持ちに従えばいいと。
そんな佳奈子さんのアドバイスを受けて、碧はようやく自分の心に素直になる。
自分は、亜沙が好きだと。
その日の夜、碧は依瑠を外に呼び出し、自分はやっぱり亜沙が好きだと
依瑠の告白を振り、亜沙の部屋へ行き、自分の気持ちを伝える。
ようやく自分の思いに素直になれた二人は、こうして付き合い始める。

付き合い始めた二人、グライダー制作はあれから順調に進み始め……
夏休みの登校日の朝、寝坊してしまった碧に変わり、朝食を
作ってくれていた亜沙。
そしてその場で依瑠の口から、碧と亜沙が付き合い始めた事をバラされる。
当然のように(主にあげはと小鳥から)弄られまくる碧。
登校日といっても特にする事もなく、すぐに放課後になる。
あげは小鳥(と拉致られた依瑠)は独り身女子会をするといい、颯爽と
消えていく。
碧は部活前に、折角だから亜沙とご飯食べようか? と提案すると、
亜沙はなんとお弁当を作ってくれていたという。
二人で風車の丘に行き、シートを引いてお弁当を食べ始める。
しかし、亜沙が自分の分の弁当を忘れてしまったため、一膳の箸で
お互いに食べさせ合いっ子する事になった二人。
甘々なカップルの付き合いである。

グライダー制作は非常に順調で、明日には出来上がるだろうという所まできた。
そのため部活は早上がりとなった碧は、亜沙ちゃんを誘って初めてのデートを
しにウィンディへ。
ウィンドウショッピングをして回り、更にアイスの食べさせ合いっ子。
あまりのベタベタさに回りからドン引きされながら、家路につく。
途中、逆上がりが出来ないと号泣する男の子をあやし、二人は寮に帰る。
そして初めて自分の部屋へ亜沙を招待する碧。(正確には亜沙依瑠姉妹が
碧の部屋を使っていた事があったが)
そこで碧の持っている漫画をペラペラと読んでいた亜沙だが、丸見えだった
パンツを指摘され、慌てて別のホラー本を手に取り……実はそれが
カモフラージュされたエロ本で……
そんな流れから、遂に初Hをする二人。
意外にエッチな亜沙のせいで、3回もいたしてしまう二人だった。

翌日、遂に完成するグライダー。
明日にテストフライトを控え、テンションを上げる一同。
依瑠と碧以外はお参りに行き、依瑠は先に秘密基地から帰ってきた。
シミュレータである程度訓練した後、秘密基地を出た碧は、風車の丘で
依瑠と出会う。
そこで依瑠は碧に、明日亜沙をグライダーに乗せて飛んでほしいとお願いし、
元よりそのつもりだった碧はそれを快諾する。
夜、亜沙と二人で翌日のご飯の準備をした碧は、その後亜沙と二人で
こっそりお風呂に入る事に。
洗いっこだけで終わる訳もなく、昨日の今日でまた風呂場で激しく乱れる二人だった。

翌日、遂にテストフライトの日。
マー坊や朱莉さん……更には先日逆上がりが出来ずに号泣してた少年親子まで
フライトを見学しにくる。
そんな少年も居る事で、折角だから最初に飛びなさい! と言われ、最初のテストフライトを
飛ぶ事になった碧と亜沙。
遂に空を飛んだグライダーの中で、感動する亜沙。
自分は、鳥の気持ちは分からない、回りが鳥ばかりで自分が取り残されたような感じが
していた……と亜沙は語りだす。
でも自分は鳥じゃなかったからこそ、この空を素晴らしいと感じる事ができる……
人が地を這う理由、それは空をとぶためだと思う……そう亜沙は言った。
そんな亜沙と、碧は再度コックピットの中でお互いの気持ちを確認しあう。
……その後。 結局、モーニンググローリーの攻略は失敗した。
翌年、翌々年と結局モーニンググローリーは発生せず、もやもやした気持ちのまま
碧達は卒業する。
しかし、遂にある年、亜沙達がモーニンググローリーへと再度挑戦する。
昔の自分達のように、後輩の一年たちにウインチの使い方を教える亜沙達。
OBとして集まった碧達は、天音先輩から碧達、碧達から亜沙達へと
引き継がれていった空への思いを不思議な気持ちで眺める。
そして、亜沙達は今日、また空をとぶ。

2012年9月10日月曜日

この大空に、翼をひろげて あげはEND












以下はネタバレを含みます。

未プレイの方は要注意。







小鳥に続いて、あげはルート打開。
うーん、ぶっちゃけ微妙(^ω^;)

いや、共通ルートからあげは自体は可愛いんですよ。
その時点でヒロインってーか友人的ポジションではあったけど。

ただ、あげはルートに入った途端、何かもう、あげは別人。
やたらテンション高くなるし、変な事で悩むはと……
シナリオ自体も何かテンション違ってて、全体的に話に入り込めない。
ずっとあげはが碧にひた隠しにしていた事も、何でそんな事隠すの?
ってレベルだし、誤解を恐れずに言えば、あげはルートはシナリオの
質がだいぶ低下してる感じがしました。
逆に何かエロシーンはエロかったような気がしないでもないが……
そういう目的なら抜きゲの方がはるかに優秀な訳で。
しかも小鳥ルートとか、後半の方になると小鳥が愛おしすぎて
エッチシーンもすごいグッとくるんですよ。
でもあげはルートだとそれも無いので、それはもうEnter連打でした。

……とまぁ、悪い所ばっかり書き連ねてしまいました。 ファン居たらごめんなさい。
なんだろう、小鳥ルートが素晴らしすぎたせいでハードルが上がりすぎたのだろうか?
これから亜沙、依瑠、天音ちゃんと攻略していくのでそれが終われば
どうだったか答えがわかるであろう……



一応、ストーリーまとめものっけておきます。
基本のストーリーは小鳥ルートの物を参照してもらい、
差分と分岐後をこちらに書いておきます。



(明け方当番・あげは差分)
ある日、朝方目を覚ましてしまった碧は庭にでると、その日当番だったあげはと
話し始める。
やたらと焦っていたあげははようやく落ち着くと、今ここでこうして碧と
グライダーを飛ばしている、今の現状が全て不思議だと言う。
確かに、数年前は魔女の館と言っていた寮で仕事をし、グライダーを飛ばしている
なんて昔の自分に言っても信じないだろうな、と碧も共感する。
碧のおかげで、今は凄い充実している事を感謝するあげは。
そんな彼女の姿を見て、数年前に比べて非常に女性的な体つきになった事を
意識し、過去に告白した事を思い出してしまう碧。
慌ててその事から意識を引き剥がすと、絶対にこの空を飛ぶんだと更に
決意するあげはと碧だった。


(滑走路が借りれなくなり、顧問探しが難航している所・あげは差分)
部活が休みでする事が無かった碧は、あげはに買い物に付き合えと言われ、
ウィンディへ。
しかしいざついてみると、特に買う物が無い……というか、気持ちを買いにきた!
というあげはに連れられ引っ張り回される碧。
元々秘密基地があったウィンディという場所で、しばらく昔のように
無邪気に遊ぶ二人。
ようやく一息つくと、昔の事を思い出しながら思い出話に花を咲かせる。
それが終わると、もう欲しい物は買えたと言うあげはに、?マークを
浮かべながらも二人は家路につく。


(ソアリング部が活動再開から・あげは差分)
遂に部活動が再開し、テンションを上げるソアリング部面々。
しかし、今飛岡を刺激するのはまずいので、活動はあまり大っぴらではなく、
水面下でやろうと提案するあげは。
その提案にのり、早速翌日、あげはは1人で先に学園に行き、碧と小鳥は
ほたると一緒に登校する事に。
案の定校門近くに立っていた飛岡だったが、少し離れて歩く亜沙依瑠姉妹と、
小鳥と碧が一緒にいるのがほたるというのに毒気を抜かれる。
そして学校についてみると、机の中に入っている、あげはからの指示書。
碧の指示書には、放課後ほたると一緒に指定の資材を買ってこいという物だった。
先に学園に行ったはずのあげは、何やら見知らぬ生徒と絡んでいて、何を
しているのかと聞いてもまだ秘密! と教えてくれない。
放課後、あげはの指示通りほたると買い物にでかける碧だが、その最中で
彼女は居なかったし、今も居なかったと白状させられる。
あーちゃんはどうなの? と聞かれ、昔あげはに告白した事、久しぶりに
再開したけど、特に関係に変化は無いよな……などという事に
碧は頭を巡らせる。
資材を買い込み、秘密基地に到着すると、少々遅れてあげはが到着。
その手にはなんと新型グライダーの模型と、ミニ風洞だった。
これのために色々な部活の生徒に声をかけていたらしい。
そんなあげはの強烈な熱気に当てられ、更にテンションを上げていくソアリング部。
(その後天音ちゃんのいつものマイペースっぷりにテンションを下げる一同)
しかし帰り道、飛岡対策のカモフラージュ大成功! と笑顔になるあげはに、
碧は何だかもやもやする物を感じるのだった。

翌日、早朝に秘密基地に行く、というあげはのメールを見た碧は、
登校前に秘密基地に寄ってみる事にした。
タッチの差であげはは何処かに行ってしまっていたようだが、あげはの
「またほたると一緒に行動してカモフラージュ」という書き置きに
またも胸にモヤモヤする物を感じる。
ギリギリ登校すると、あげはは先に来ていたはずが、教室に居ない。
HRが始まっても姿が見えないあげはだが、あげはの足音が聞こえたような
気がして、そろそろ来ます と言った瞬間に遅れてHRに参加するあげは。
その様子にポカンとするクラスメイトと担任だった。
休日、いつものようにフライトの訓練に出かけ、帰ってきた所を佳奈子さんに
何故かウィンディに拉致られる碧。
たまには休息も必要だよ? という佳奈子さんに連れられ、ソフトクリームを
食べる二人。
そんな中で佳奈子さんに、で、結局本命は誰なの? と碧は聞かれ返事に窮する。
ちょうどそのタイミングであげはから、みんなで秘密基地にいるというメールを
受け、部活動に戻ります、と言ってウィンディを去る碧。
碧が買い物を済ませ秘密基地へいくと、ちょうどそろそろ来る頃だと思った、という
あげはが碧を迎えに外で待っていた。
あげはと一緒に秘密基地へ入ると、ヒソヒソと話をする他の部員たち。
?を浮かべながら作業を開始する碧だった。
翌日、学校に登校すると朱莉さん(とマー坊)に昨日は今度は佳奈子さんと
デートしてたんですか? と締め上げられる碧。
更に昨日天音ちゃんに抱きつかれていた件も話題に登り、慌てて言い訳をする碧。
いいかげん、あげはとくっついちまえよーというマー坊のセリフに、は? と
あげはとはそんな間柄じゃない! と言い訳するが、それにしては相手の位置が
わかっていたりと、お互いの事を良く理解してるみたいですけど? と返される。
男女の恋愛は禁止していませんよ、という朱莉さんの言葉に、何だか
もやもやとする碧だった。

朝、もはやお約束と化してきた感じで寮にやってくるほたる。
そんなほたる達と登校する碧だが、最近はあげはが合流してこない。
教室に入るとあげはは先にきていて、最近何しているの? と小鳥が聞いても
はぐらかされるのみ。
そんなあげはは唐突に、週末買い物するから付き合ってー、と言われる。
そして週末、さーどんな荷物持ちさせられるのかなーと思いきや、普通に
ウィンディでショッピングを楽しみだすあげは。
最初はぽかんとする碧だが、昔秘密基地で話した事とかを思い出しながら、
二人きりのデートを思う存分楽しむ。
その後、寮に戻り晩御飯を作り始めると、何故か寮に居るあげはとほたる。
食事中も姉妹に挟まれ、弄られ続け、疲労困憊する碧。

翌日、皆で試験勉強をする約束だったが、早起きできずに寝過ごす碧。
そんな中(佳奈子さんの手引きで)寮に侵入したほたるとあげはが
碧の部屋に入ってくる。
寝ぼけてほたるの事を思い切り抱きしめてしまった碧に炸裂する、
あげはの強烈なエルボー。
再び意識を失った後、ようやく目覚めた碧は食堂でごはんを食べた後
皆で和気藹々と勉強を開始する。
その後、部屋にノートを取りに行った所、後ろにほたるの姿が。
ほたるとちょっと部屋で話をし、今度ふたりきりで買い物に
付き合う事を約束する碧。
夜間まで試験勉強は続き、碧は二人を家まで送ってから、試験に対して
再度気合を入れ直すのだった。

早速試験一日目が無事終わる。
亜沙依瑠姉妹は天音先輩と一緒に移動し、小鳥は明日の実技試験の勉強。
余ったあげはと碧は街をぶらぶらする……が、突然のゲリラ豪雨にびしょびしょになり、
一番近場だった秘密基地へと逃げこむ。
しかしそこで、びしょびしょに濡れたあげはを見て、息を呑む碧。
そんな碧の視線に気づき、恥ずかしがるあげはだが、もっと見る……?
と制服のシャツを開き始める。
そのまま、なし崩し的に初めての肉体関係を結ぶ二人。
家に帰ってからも、あげはとの初めてのHに始終気が抜けた状態になる碧。
翌日、昨日の衝撃のせいで揃って試験をミスるあげはと碧。
もやもやをすっきりさせようと、小鳥に先に行っててもらい、碧は
あげはに告白する……が、あげは何故か返事を先延ばしにし、答えてくれない。
そしてその夜、試験終了祝いでどんちゃん騒ぎをし始める寮の皆と、何故か
あんちゃんに連れられてやってきた姫城姉妹。
その夜、あげはは小鳥に身障者用コックピットの設計ができたので、小鳥に
飛ばないか? という話をする。
勿論飛ぶ! と喜ぶ小鳥だが、あげはは飛ばなくていいのか? と心配する。
あげはは、自分はどっちかというと作る方が向いている、皆で努力して、
皆の力で飛ぶんだ! というあげはの言葉に再度盛り上がるソアリング部。
ようやく試験が終わり、活動を再開するソアリング部だが、あげはは相変わらず
秘密基地に顔を出さないし、あげはの例の件でひたすらぼーっとする碧。
そんな碧は、気持ち引き締め直してこーい! と小鳥に秘密基地から追い出される。
しょうがなくあんちゃんの所に向かうも、運悪く留守。
秘密基地に戻る最中、ほたると出会う。
ほたると話してる最中、例の秘密基地が壊される時に、実はあげはが碧に
何か隠している事があるのが判明。
ほたるは自分と一日デートしてくれたら教える、というが、あげはに告白した
手前それを受けられない碧。
しょうがなくまずはあげはに確認するも、結局教えてはくれず、今は自分も
だいぶカッカしてるから、また今度この話は確認する、といって電話を切る。
そのあいだ、結局何も話してくれなかったあげはにちょっとムカついた
碧は、ほたるとやっぱり一日デートしよう、と連絡するのだった。

一学期が終わり、あげはの件でムカついていた碧はほたるとデートという
事で、湖水浴に行く事に。
ひとしきり遊んだ後、碧は突然ほたるに迫られる。
予想以上に発育しているほたるの体にぐっとくる碧だが、やはりあげはの
事が頭にちらつき、なんとかほたるのアタックを拒む。
そんな碧にほたるは、良かった♪ と言い、秘密基地の件は後で
教える……と言うが、そんな二人の背後から突如現れる影……あげはだった。
あげははほたるをふんづかまえると実家に縛って放り込み、
再度湖に戻ってきて、ほたるに手を出してないでしょうね!? と碧に迫る。
そこで良い機会なので、再度あげはに自分の事をどう思っているのか確認する碧。
慌てたあげはは水着でもないのに湖に飛び込んでしまい、助けに入った
碧ともどもずぶ濡れに。
乾かすために湖のそばで日光浴しながら、徐々に絡み合う二人。
そのままなし崩し的にセックスし始め、二人は湖のそばで激しく絡み合うのだった。

翌日、あげはから、必ず小鳥を連れて秘密基地へ来るように、と連絡があり
小鳥、亜沙依瑠を連れて秘密基地へ向かう碧。
用事は、身障者用コックピットの設計にあたり、小鳥の寸法を図るという物だった。
そしてそれが済み次第さっさと学校へ飛んで行くあげは。
自分達もやれる作業をしよう、と夕方まで作業を続ける一同。
帰宅後、何でもない佳奈子さんとの会話から、自分とあげはがいわゆるセフレ
状態なのでは? と碧はショックを受ける。
いてもたってもいられずにあげはに電話をするが、落ち着いて話ができずに
結局通話は終わってしまう。
翌日、秘密基地にてあげはからまじめなお話。
一つは、色々なデータから今年はモーニンググローリーが来る可能性が高いという事。
そして二つ目は、誰がモーニンググローリーを飛ぶか決めようという物だった。
結局、小鳥と碧がパイロットになるという事が決まった所で、またもいつものように
何処かへ飛んでいってしまうあげは。
昨日の悶々とした物を話す事もできずに結局あげはと過ごせる時間が殆ど
確保できない碧だった。

あっという間に夏休みは過ぎていき、気づけば8月も半ば。
遂に完成した新型グライダーの初フライトテストという事で、マー坊や朱莉さん、
更にはあんちゃん等色々な人が集まってくる。
しかし、そこにもあげはの姿は無かった。
そこでマー坊の失言から、やはり昔の秘密基地に取り壊し時に何かあった事を知る碧。
あんちゃんもマー坊もあげはの口から言わないなら言えない、というが、あんちゃんは
このままだとあげはは秘密基地に二度とこないかもしれない。
それが嫌なら、あげはを連れてこい、と言われ、碧は滑走路を飛び出す。
案の定学校に居たあげはを見つけると、滑走路に連れてこうとするが、予想以上に
頑なにそれを拒否する碧。
しょうがなく滑走路に電話し、あげはは見つからなかった、自分抜きで飛んでくれ、と
一方的に伝え、携帯の電源を落とすと、碧はあげはを連れ湖に行く事に。
湖のほとりに座りこみ、話をする二人。
ようやくあげはの口から伝えられた秘密基地取り壊しの時の話というのは、あげはは
当時自分のせいで碧が消えてしまったと思っていて、碧が帰ってくるかもしれないから
という子供らしい考えで秘密基地取り壊しに反対したという物だった。
結局最後はあんちゃんに抱えられ、その場をさったらしいが、これで碧とはもう
前のように仲良くできない、と凹んでいたとあげはは語る。
秘密基地に中々顔を出さなかったのも、気持ちが離れていたのではなく、むしろ
自分にとって大事すぎる場所だったため、今度こそ秘密基地を守りたいと
思っての行動だった。
ようやくあげはの本心を聞けた所で、心を通い合わせた二人。
小鳥と天音先輩だけじゃ不安だね、という事で滑走路へと足を向ける。
遅れてやってきた二人を見て、安心する一同。
正パイロットの1人である碧が戻ってきた所で、碧はついにあげはが心を込めて
作ったグライダーで空を飛ぶ。
テストフライトが終わった後、秘密基地に二人きりになったあげはと碧は、
どちらからともなく再度体を重ね合わせる。
最後は屋外でのセックスにまでいたるほど愛しあい続けた二人。
ようやく一段落ついた所で、あげはの携帯が突然鳴り始める。
用件は天文部からで、データ解析した所、二日後にはモーニンググローリーが
来るかもしれなという物だった。

早速メンバーを集め、急遽寮で合宿モードになるソアリング部。
各々仕事をこなしつつ、小鳥と碧は早寝生活に。
遂にあの空を飛ぶんだ……! と興奮しつつも、未だあげはからの言葉を
聞けていない事にちょっと悶々とする碧。
そうだ、空の回廊を飛べたら、その時こそあげはに言ってもらおう!
と心に決め、床につく。
翌日、テストフライトをしたいが、天候が荒れているためにそれも出来ない一同。
しかも飛岡のせいで、滑走路が使えない事になってしまう。
諦めるしかないのか……? そう思っていた所で、突然あげはの携帯に入電。
私ちょっと出てくる! みんなは準備しといて! と突風のように消えて行くあげは。
うろたえる一同だが、碧だけはあげはを信じ、さっさと早寝する事に。
翌日早朝、ツーリング部とタッグを組んで、ゼロヨン用の車を用意してきたあげは。
さぁ離陸……! という所で、わざわざ車でやってきて妨害しようとする飛岡。
仕方なく反対側の橋を滑走路として使う事になったソアリング部。
起伏はあるし、曲がりくねっている所はあるが、やるしかない……!
そして遂に雲の回廊を渡る事に成功するグライダー。
しかしそんな雲の回廊の上でも、無線で夫婦漫才を続ける碧とあげはに、キレる小鳥。
その日の夕方、地元のニュース番組でも紹介されたモーニンググローリーとソアリング部。
新学期が始まると回りからもてはやされるソアリング部だが……
未だに聞こえる範囲で好き、とあげはに言って貰っていない碧とあげはの
あつあつカップルのでれでれっぷりに、クラス中ドン引き(羨望)なのであった。

2012年9月8日土曜日

この大空に、翼をひろげて 小鳥END











以下はネタバレを含みます。

未プレイの方は要注意。







ころげて小鳥ルート打開ー!
いやぁ、良いゲームでした。
前半の、グライダーでモーニンググローリーを渡ろうとして失敗する
所とか泣き要素無いのに何か泣けてきたわ。
うんちくゲーは上手くはまると気持ち良いですねぇ。

そして小鳥ちゃんのこの可愛さであるぅぅぅ!!!
しかもH重ねるごとにどんどんエロくなってくしこの子!

何かこのゲームは特に大人の介入にイラッとくるゲームでしたね。
描写が上手いのかなぁ。
具体的には

・飛岡のガレージ撤去(その他もろもろもだけど)
・父親の問答無用での実家帰還

あたりは本気でイラッとした。
エロゲにイラッとしてどうする俺。

でもモーニンググローリー自体は、二年目に雲の回廊を無事
渡った時より、一年前の天音ちゃんと飛んだモーニンググローリーの
なりそこない、そしてもうちょっとで届くって所で落ちていった時の
方が興奮したなぁー。
そしてやっぱり夏はエロゲにぴったりな季節! 爽やか!

あぁーグライダー飛びたい、飛んでみたい。(影響受けすぎ)
グライダーは(金銭的に)無理として、何かもうちょっと一つの事に
打ち込んでみたいなぁってのをこのゲームやってて少し感じましたねぇ。
スキーとかボードはシーズン限られちゃうし、やっぱ今なら自転車かなぁ。
情熱傾けれるっていうのはそれだけで素晴らしいし、かっこいいし、楽しい。


さぁ、この調子で天音ちゃんまで行くぞーー!
つ訳でストーリーまとめをいつものように下に書いておきます。

読みたい人はどうぞ。(雰囲気が大事なゲームなので読んでもあまり意味無いが)




5年ぶりに故郷に帰ってきた水瀬碧。
5年前にはなかった、ずらりと並ぶ風車を眺めていると、視界を横切る何か。
それは紙飛行機だった。
方向からして、丘の上から飛んできたようで、碧は丘の上へと行ってみる事に。
そこには車椅子の少女(とアヒル)が居た。
碧と出会っただけ、唐突に泣き出す少女。
少女は車椅子のタイヤがパンクしてしまい、携帯電話も持っていなかったため、
SOSの紙飛行機を飛ばしいたらしく、1時間以上たってようやく
碧が現れたのを見て安心して泣いてしまったらしい。
しょうがなく、碧は少女を抱きかかえて一度草むらに下ろすと、パンクの修理を始めた。
そんな碧がパンクを修理している中で、突然アヒルのハットが空を見て鳴き始める。
その方向を見ると、何かがこちらに飛んできている。
グライダーよ! と声を上げる少女。 グライダーに向けて手を振る二人。
パイロットに通じたかどうか分からないが、その後グライダーは飛び去っていった。

少女をさっきの丘とは対岸にある住宅街まで送り届けた碧。
ここまでで良いです、と言う少女に、家まで送るよと申し出るが、
ここまでで良いですと頑なに言われ、そこで別れる事に。
またな! と声をかけ、碧は今日から自分が住む事になるトビウオ荘へ向かう。
あまりにも名前とギャップが激しいトビウオ荘(ガキの頃肝試しに使っていた)に
散々迷いつつ、ようやく到着した碧。
文句を言っても仕方ないので、早速中に入ってみる……と、そこには何故か
下着姿の女性が。
何事!? と半分パニックになる碧の元に、次々と集まりだす女性達。
調度良い所で、今回この荘で寮母の仕事をする事を斡旋した母親から着信があり、
一旦外に出て母親にこれは何事かと確認する……と、母曰く。
「当たり前じゃない。 そこ女子寮よ?」
……その後、ようやく事情を説明した碧。 住人たちにも何とか了解を取った碧は
一応報告をするために再度母に電話する。
そんな母から、一人足の不自由な子がいるから宜しく……と言われた直後。
パンツを咥えたアヒルと、それを追いかける車椅子の少女が猛烈な勢いで
碧に接近してくる。
……それは、昼間出会った少女だった。
自分が新しい寮母になる事を説明すると、案の定先ほどの住人達のように
戸惑いを見せる少女-羽々音小鳥。
先ほどの下着で出会った女性(時雨佳奈子さんと言う)に、既にそのやり取りは
十分やった後だから~と言われむくれる小鳥。
とりあえず、昼間の事を忘れろ! 特に泣いちゃった所とか!
私これでもくーるびゅーちー(クールビューティーと言いたかった)で通ってるんだから!
とまくし立てる小鳥。 大事な所で思わず噛んでしまった事で、ありったけの
罵詈雑言を吐きながら小鳥は部屋へと猛ダッシュで帰っていった。
そんな彼女に、昼間感じた儚いイメージと淡い恋心がガラガラと崩れていく碧。
しかし、明日からの仕事は何だか楽しくなりそうだと碧は強く感じるのだった。

体を悪くした前管理人の変わりになった碧の、初めての寮母としての仕事。
それは寮生達の朝ごはん作り。(佳奈子さんしか食べてくれなかったが)
そんな初仕事を終え、転校先の恵風学園へと登校する碧。
道中、幼馴染のあげはに会い子供の頃の男っぷりから随分と女の子らしく
変化している事に、碧は戸惑いを隠せない。
昼休みにはもう一人の幼馴染、マー坊と出会い、感動の再開(?)をする二人。
幼馴染との再開に喜ぶ碧だが、そういえば小鳥もこの学園にいる事を思い出し、
車椅子の子を知らないかとあげはに尋ねる。
すると、途端に微妙な空気になるあげはと周りの生徒達。
あげは曰く、最近小鳥は学校に来ていないらしい。
思わせぶりなあげは達の態度がきになるが、突っ込む訳にもいかず昼休みが終わる。
放課後、碧は部活の見学をするために校内をぶらつく。
校庭で運動部を見ていると、自分の右足の事を考え、もやもやとする碧。
校庭を見ているのも嫌になってきたので、校舎裏へと足を伸ばしてみると、そこには
何やらガレージみたいな建物があった。
その中に入ってみると、何やらものすごい集中力で製図をしている女生徒が。
その大人びた、美しい横顔に一瞬ドキッとする碧だが、ようやく碧に気付いたその
女生徒は盛大に腹の音を鳴らすと、空腹に倒れてしまう。
しょうがなく持っていたメロンパンを食べさせてあげると、碧はガレージを後にするのだった。
見学も済んだので帰ろうとした碧は、一緒に帰るために待っていたあげはと二人並んで下校する。
トビウオ荘に帰る途中、コンビニから出てきた小鳥を発見する碧。
学校をサボっていた小鳥の登場に、折角なので後ろからつけていくと、食堂で
高級アイス(しかもリットル買い)を貪り食い始める小鳥。
そしてやおらノートを取り出すと、「やっておきたいことリスト」の中から
アイスを思う存分食べるの項目に済をつけていた。
あまりにくだらない行動に、隠れて見ているのも馬鹿らしく、何をやっているんだ? と碧は
声をかける。 思い切りびっくりした小鳥に、何で今日は学校に来なかったのか。
この前みたいな事もあるのに、一人で誰にも行き先を告げつに何処かへ行くのは危ないんじゃないのかと
諭す碧に、小鳥は半べそをかきながら部屋を出ていく。
その時、ノートから何かがこぼれ落ちるが、小鳥は気付かずに去っていく。
それは、なんと退学届けだった。
その晩、晩御飯の後(佳奈子さん以外みんな残した事にショックを受けつつ)、食堂に何かを
探しにきた小鳥。 紙を見なかった? と碧に問う小鳥に、何も見なかったと咄嗟に碧は嘘をついてしまうのだった。

翌朝、寮に(碧ではなく)小鳥を迎えにきたあげは。
そんな彼女に、ツンツンしつつも学校に行くと言う小鳥。(一緒に登校はしなかったが)
あげはに朝食を食べさせ(味付けや量にツッコミを受けつつ)、一緒に登校する。
そんな中、昨日ガレージで出会った美人の先輩に、碧は偶然出会う。
あげは曰く彼女は有名人の超・留年生で、望月天音というらしい。
頭は凄い良いのだが、計画的に本来許される年数以上留年しているらしい。
登校し、教室で授業が始まるのを待っていると、ギリギリで入室してくる小鳥。
昼休み、小鳥が早退しようとしているのではと疑い、速攻で教室を出ていく
小鳥を追っかける碧。 エレベーターで逃げられるも、出口で先回りをしていると、
唐突に背後から襲い来る衝撃。
後ろを見てみると、そこには重たいダンボールを持った天音さんがいた。
予想以上に重たかったダンボールに、碧は荷物を運ぶ事を申し出る。
行き先は前日のガレージ。 そして、何故かそこにいる小鳥。
相変わらず何も食べていなかった天音さんに朝の残りを詰めたナポリタンを
あげた上で、碧と小鳥の二人は天音さんから、紙飛行機を作りながら、
飛行機についてのレクチャーを受ける。
丘の上でゆっくりと飛んでいたグライダーに思いを馳せる二人。
ただ、グライダーはあの後主翼の耐久度が低かったため、主翼が折れて
今は飛べなくなっているらしい。
とあるパーツが手に入らなくて困っているという天音に、知り合いに
頼めば何とかなるかも、と部品の入手を頼まれる碧。
盛り上がってきた所で昼休みが終わり、碧は嫌がる小鳥を無視して、
車椅子を押して教室に戻るのだった。
寮に戻ると、"あんちゃん"こと、五十嵐達也が碧の事を待っていた。
久しぶりに帰ってきた碧を、わしわしと嬉しそうに受け入れる、
もう足は大丈夫なのかと碧を気にかけるあんちゃん。
そんな所で、後ろから帰宅していた小鳥に気付いた二人。
碧はあんちゃんに例の部品を頼んで、あんちゃんと別れる。
碧が部屋に戻ると、何故か一緒に部屋に入ってくる小鳥。
どうやら例の退学届をあさりにきたらしいが、碧は素知らぬふりで
知らぬ存ぜぬを貫くのだった。

相変わらず佳奈子さん以外に朝ごはんを完食してもらえず、凹みながら
登校する碧に、偶然出会ったマー坊が絡んでくる。
マー坊と一緒に登校しながら、自転車はもうやらないのか、前の大会で
良い所までいったの、あげはが応援してがっていた等の話を聞く。
途中であげはも合流し、三人で登校する事に。
昼休み、朝の残り(カレー)を弁当にした碧は小鳥とガレージへ行く事に。
意外にも天音不在のガレージで、お昼ごはんにする二人。
グライダーを見ながら、自転車に乗ってる時は邪魔物だった風に乗って
飛ぶ、この乗り物に興味を示す碧と、そういえば何でグライダーについて
知ってたのと問われ、適当にお茶を濁す小鳥。
結局天音さんは現れず、昼休みが終わり、教室に帰ろうとする所で
小鳥は中身の無い写真立てを見つけ、不思議がっていた。

土曜日。 休みを利用して屋根の雨漏りを修理した後、寝過ぎの小鳥を
お越し、買い物に付き合ってくれと頼むと、碧は小鳥とスーパーへ。
途中であげはと合流し(その件についてぶすったれる小鳥は置いといて)、
スーパーで必要な物を買い込んでいく三人。
お会計後、そういえば豚肉買うの忘れていた! と一人精肉売り場へと
戻ると、そこで高級食材を無駄に買い込む少女と碧は出会う。
謎の少女と別れ、小鳥達と合流し、寮に戻る三人。
小鳥に料理を(半ば無理やり)手伝って貰った後、あげはを交え、
寮生を全員集めて晩御飯を食べて貰う。
今まで碧が作ってきた料理と違い、非常に高評価を得るあげはレシピ。
今後はこういう料理を作っていかねば、と思いつつ、思い切って
今の仕事量だと学生の時分には多すぎるので、みんなにも分担して貰いたいと
皆にお願いする。
皆の快諾を得た所で、今まで小鳥だけ分担が無かったので、皆と内容は違う物に
なるが小鳥にも仕事を分担してもらうように話をつける碧。
その後小鳥は部屋で一人、ハットを相手に今日料理をした事を自慢しながら、
今日は楽しかったなぁと思い出に浸るのだった。

朝、自転車事故の夢を見ながら飛び起きた碧。
気づけば時刻はもうすぐ昼という所になっていたが、夢見の悪さで
どうもベッドから出る気がおきない。
そんな所、唐突にどんどんと響くノックの音。 来客と言われ
玄関まで行ってみると、そこにはあんちゃんの姿が。
女子寮の中に入れる訳にもいかず、あんちゃんに昼飯を奢ってもらう事に。
ご飯ついでに風ヶ浦のショッピングモールの上の方を案内してもらっていると、
丁度店の手伝いが終わったあげはに遭遇する二人。 ついでにあげはの妹、
ほたるの二人と合流し、4人でマー坊の実家、ラーメン屋(元中華料理屋)の太陽軒
でお昼を済ませる。
そこであんちゃんから例のグライダーの部品を受け取り、あんちゃんと別れ、あげはの
実家のスポーツ店で軽くおやつをごちそうになった碧。
何だかまだ帰りたくない気分だった碧は、昔土手だった……今は舗装された遊歩道に
なっている道を一人で歩く。
そこで、スーパーで出会った、高級食材を馬鹿買いしていた少女に出会う碧。
しかしあの日あった子とはだいぶ違う雰囲気に、きょとんとしているうちに、
彼女は何処かへ行ってしまった。
ポケットに入れたグライダーの部品を握りながら、碧は空を見上げ、ショッピングモールで
あんちゃんに言われた「何か新しい事、見つかるといいな」という言葉を考えていた。
寮へ戻ると、そこには何故か猫を挟み撃ちしている小鳥とハット。
当然そんな挟み撃ちが上手くいく訳もなく、逃げていく猫。
小鳥曰く、猫を捕まえて撫でるつもりだったらしい。
そして、帰ってくるのが遅い! と小鳥に説教をされる碧。
どうやら料理を手伝う件で、ずっと待っていたらしい。
そんな彼女と厨房に向かいながら、気づけばもやもやした気分が晴れている碧。
小鳥と一緒にいる事に、不思議と落ち着きを感じる事を自覚するのだった。

ガレージで例の部品を天音さんに渡し、強烈な感謝の抱擁を受ける碧。
小鳥とあげはのジト目を受けながら、なんとか天音さんを引き剥がすと、
天音さんは早速グライダーに部品をつけようと何やら弄り始める。
そんな天音さんの「これでイスカ言ってた空へ行ける」という
言葉に、一瞬ハッとした表情浮かべる小鳥。
と、そんな所で、突然失礼します。 とガレージに入ってきた女性が一人。
あげは曰く、生徒会副会長様らしい。
副会長曰く、ソアリング部は正式な部と認められておらず、後部員を3人
集めないと廃部処分になってしまうらしい。
しょげる天音さんに、元々今日はそのつもりで来たと、入部の意思を示す碧。
続いて軽くあげはも入部すると言い始める。 残る部員は後一人だが、
意思表示のタイミングを見失ってしまったのか、意地でも入らないと拒否する小鳥。
しょうがなく、碧と小鳥は二人でもう一人の部員を探すが、なかなか見つからない。
帰宅後、再度小鳥に入部しないかと聞いてみると、入っても迷惑かけちゃう
だけだから……と答える小鳥。
そんな小鳥に、退学するつもりなのかを問う碧。 一瞬の後、やっぱり退学届
拾ったのあなたじゃない! 死ね! と罵られる碧だった。

2日後、予想以上にうまくいかない部員探し。
副会長―朱莉さんに幽霊部員は認めないですからね、と釘をさされる二人。
放課後ガレージに行くと、申し訳なさそうに、すまないと謝る天音さん。
そういえば、天音先輩はグライダーで何をするのが目的なんですか? と
あげは達が問いかけると、またも「イスカの言っていた空に行ける」と
いつぞや小鳥が見つけた中身の無い写真立てを見ながら言う天音さん。
その雰囲気に、碧はそれ以上詳しく話を聞く事が出来なかった。
帰宅後、食堂で皿を洗っていると、唐突に碧を引っ張りだす佳奈子さん。
佳奈子さん曰く、小鳥が風呂にはいるといって聞かないらしい。
小鳥は普段は車椅子専用スペースを使ってシャワーだけで済ませており、
姉がきた時だけ、姉の介助で風呂に入っていたらしいが、最近姉が
こないせいで我慢の限界になっていたらしい。
そんな小鳥を碧におしつけ、さっさと消えていく佳奈子さん。
当然一緒に入る訳にもいかず、風呂の外で待機していると……予想通り
風呂の中から響く水音。 躊躇っている訳にもいかず、風呂の中に
入り小鳥を介抱する碧。
あっぷあっぷと溺れていた小鳥も必死に碧にしがみつくが、ある程度落ち着いた
所で二人してとんでもない状況になっている事に気づく。
急いでその場を離れようとする碧だが、小鳥はさらに碧に強くしがみつくと、
行かないでくれと懇願する。
水音に気付いた佳奈子さんがようやく風呂場にきた所で、碧は佳奈子さんと
交代する事に。
その後、食堂に申し訳なさそうに小鳥が謝りにくると、そのまま部屋に戻っていった。

翌日。 学校をサボろうとした小鳥を捕まえると、例のやり残しノートの内容を
消化するために出かけると言う。 丁度小鳥を迎えにきたあげはと、碧は三人で
学校をサボってやり残しノートを一個づつ潰していく事にする。
猫を撫でまくり、デカい犬と戯れ……
お昼の時間、丘にきてみなでご飯を食べる事に。
そこで碧達は、やり残しノートの一番上に書いてある「雲の回廊を渡りたい」というのが
一体何なのかを小鳥に尋ねる。
しかし小鳥曰く、それは自分が書いたものじゃ無いらしい。
このノートはそもそも寮に隠してあったノートらしく、それを小鳥はそのまま
拝借して、自分のやり残しを書き連ねていったのだというのだった。
何でそんな事を? と疑問に思う二人だが、お茶を濁す小鳥。
その後、夕方までかけて一番上のやり残し以外をすべて消化した一同。
別れ際、ソアリング部、入ろうよ! と再度小鳥を勧誘するあげは。
……だが、相変わらずつっけんどんな態度を取る小鳥に、二人は喧嘩別れしてしまう。
その後寮に戻るも、まだ部屋に帰っていない小鳥に、碧は夕食を佳奈子さんに任せ
一人小鳥を探しに行く。
居るとしたらここだろうとあたりをつけ、湖にいくと、そこには予想通り小鳥の姿が。
楽しかった今日が終わってしまうから、帰りたくないと言う小鳥。
そこで小鳥は碧に、自分の足が動かなくなった経緯を語り始める。
2年前事故で動かなくなり、前の学校ではまともに移動もできず、次々と離れていく
友達。 ある日先生が、羽々音さんは可哀想だから仲良くしてあげなさい、と
言われ、悔しくて涙した事。 だからバリアフリーの恵風学園に転校してきたが、
やっぱり他の子達と溝があるんだと。
そんな小鳥に、碧は未だ誰にも話していなかった自分の身の上話を始めた。
自転車が好きで、大会で3位までいった事。 そこで調子に乗りすぎたのか、2年の
春に落車に巻き込まれ、大怪我して選手生命が終わってしまった事。
それでこの街に引っ越してきた事。
自分はこの街に引っ越してきて、環境に恵まれ、これからのやりたい事も見つけられた。
しかし小鳥が退学して、実家に戻ったとして、"それから"何かあるのか?
俺たちといっしょに、グライダーを飛ばさないか? と提案する碧だが、
じわりと涙を浮かべた小鳥は、もうコレ以上まわりに迷惑をかけたくない、
退学届けを返して。 と碧に返答する。
寮に戻り、隠していた退学届けを引っ張りだす碧。
しかし小鳥にそれを渡すすんでの所で、やはり納得がいかなくなった碧は、それを
持って食堂まで逃げこみ、退学届けを隠す。
もう少しだけでいいから、チャンスをくれ! と頼み、意地でも退学届けを
返さない碧に、小鳥はまたも罵詈雑言を吐きかけながら部屋へと消えていくのだった。

翌日、職員室で学校をサボった件を思い切り怒られる二人。
放課後ガレージに集まり、副会長・朱莉さんと対峙する碧達。
部員が揃わず、あわや廃部……かと思われた所で、唐突に現れた小鳥が、
一枚の写真を天音さんに見せる。
それは、空から撮ったとても綺麗な雲の写真。
まるで雲で廊下が出来ているようなその写真を見せ、ここに本当にグライダーで
行けるの? と天音さんに聞く小鳥。
そんな小鳥に、あぁ、行けるさと答える天音。
そんな彼女の返答に、小鳥はこんな自分でも良いなら、入部したいと意思表示する。
しかし何処でこの写真を? と天音さんが聞くと、どうやら例のノート(やりたい事リスト)
に挟まれていたらしい。
度々天音さんの口から出た、イスカという人はどうやらトビウオ荘の住人だったらしく、
そのノートを小鳥が見つけ、小鳥はグライダーに興味を持ったらしい。
小鳥がイスカのノートを天音さんに渡すと、天音さんはそれを何度も何度も、表情を
コロコロと変えながら繰り返し読み続ける。 その様に碧達は一足先にガレージをお暇する事に。
帰り際、ロボット部の方に顔をだすといって別れるあげはだが、別れる直前に
小鳥に昨日の事について謝罪する。
素直になれず憎まれ口を叩く小鳥にチョップをしながら、仲直りする二人。
帰り道、とりあえず今は退学届けを預かっていてくれと碧は小鳥に頼まれる。
ようやくちゃんと友達になれた二人は、絶対に雲の回廊を飛ぶぞ! と
胸を高鳴らせるのだった。

翌日、高いテンションのまま部室……ガレージへとダッシュする小鳥と碧。
しかしいざ正式に入部してみるも、今までずっと一人だったために
皆で何をすればいいのかわからない天音先輩。
とりあえずグライダーを飛ばすのに今何が足りないのか? という事を
確認すると、まず俺が主翼の修理が必要という事がわかる。
主翼が折れた原因が天音先輩の作り方が悪かったという事があげはにより判明し、
凹む先輩。 しかしそれより何より、パイロットが足りてないという
驚愕の事実が分かる。
(天音先輩は激しく不器用な上、高所恐怖症だった)
小鳥はやりたい物の足が動かないので無理、あげはは作る方が興味があるらしく、
結果碧がパイロットになる事が決定した。
部活が終わり、トビウオ荘に二人で戻ると、そこには小鳥のお姉さんのひばりが
訪れていた。 退学の件を非常に気にするひばりに、ソアリング部も始めた事だし
もう大丈夫だと思うと説明する碧だが、とたん、眉を顰めるひばり。
そんなひばりに、小鳥は飛ぶ事は無いから大丈夫と必死に言い訳する。
その必死さにちょっと違和感をかんじつつ、ひばりさんの美味しい手料理やおみやげを
振舞われ、楽しい夜は過ぎていった。

週明け、ひばりさんを見送ったのち、登校する小鳥と碧。
授業もそこそこに、終わった途端にガレージへと駆けつける碧。
そこで、天音先輩からグライダーの操縦についてレクチャーを受ける碧。
そしてフライトシミュレーター(天音先輩作成)で碧は訓練を繰り返す。
部活も終わり、家路へとつく三人。
あげはの帰り道との分かれ道で、碧はちょっとアイスを食べにいかないか? と
二人を誘う。 コンビニでアイスを食べながら親睦を深める三人。
再度あげはと別れた後、碧は小鳥の車椅子を押しながら寮へと戻っていくのだった。

ガレージへ来てみると、大量のダンボール。
どうやら以前発注した主翼用の材料が届いたらしい。
また天音先輩にまかせて折れても大変なので、主翼制作はあげはに一任される事に。
ついでに小鳥もその手伝いをするという事で、主翼制作チームが出来上がる。
(そして手先の不器用さに凹む天音先輩)
まずはとあげはが小鳥にFRPの制作方法をレクチャーしている横で、天音先輩に
グライダーの操作をシミュレータを使いながら教わる碧。
そんな中、正式に活動を開始したソアリング部の様子を見に、朱莉がガレージへ
やってくる。
FRPについてなど、あげはと小鳥に適切なアドバイスをしながら、そういえば
副部長を決めて下さいと通達する朱莉。
やたらと碧の事をじろじろと見てくる朱莉を不審に思いつつも、こうして
ソアリング部は活動を開始したのだった。

ようやく始動したソアリング部は、それぞれにやる事が分担された事で、
良い雰囲気で回っていた。
そのおかげか、小鳥も少しクラスに馴染み始め、生活面でも良い影響を出し始めていた。
しかし、そんな中唐突に問題が発生する。
あげはが掛け持ちしているロボット部で、本来夏の大会に出場するはずだった
先輩チームのロボットに重大な問題が発生し、あげは達のチームにお鉢が回ってきたのだ。
そのせいで、ソアリング部にはしばらく顔を出せなくなります! といって
ロボット部へと急ぐあげは。
試験が始まり、あげはもロボット部に専念しなくてはならなくなった為、微妙な空気が
漂うソアリング部のガレージ。
しかも、あげははロボット部の中で、顧問から掛け持ちは許さない、どっちかに
専念しろと言われたらしい。
更に追い打ちをかけるように発覚する新事実、天音先輩はこの夏でソアリング部を辞め、
次の春には卒業するという約束を学校側や父としているらしい。
この夏を逃せば、もう天音先輩は飛ぶ事が出来ない。 イスカの言っていた空に行けない……
その日の夜、あげはを探し、ソアリング部に残ってくれと頼み込む碧。
そんな碧に、唐突に何で自転車をやめたのかをあげはは問い詰める。
怪我で走れなくなった事をようやく打ち明ける碧だが、親友には話せないのに
小鳥には話すんだ~といじられる碧だった。
試験最終日、小鳥はあげはを呼び出し、あげはが残ってくれるなら自分は辞めても
構わないから、頼むから残ってくれと嘆願する。
何やら勘違いしている小鳥をなだめ、あげはは一同をガレージに集め、とある提案を始める。
自分はこれから毎日ギリギリまでロボット部に顔を出さないといけないため、ソアリング部に
時間が割けない。 だから、合宿をしましょう! と。
合宿届けを出せば、夜遅くまでガレージで作業ができるため、何とか間に合うかもしれない。
その提案に、色めき立つ一同。
ついでに副部長を決めよう! という事になり、小鳥が全員から推薦される。
こうして、俺達の夏休みが始まる。

帰省する寮生達を送り出しつつ、本格的に合宿を開始するソアリング部。
そんなガレージへ唐突に顔を出すあんちゃんに、嬉しそうに迎える天音先輩。
天音先輩とあんちゃんは同期で、なんとあんちゃんは当時ソアリング部だったらしい。
何故それを教えてくれなかったのか疑問に感じつつ、本職の工場勤務であるあんちゃんに
色々教えてもらいながら作業を進める小鳥達。
さぁ帰るかという所で、なんと天音先輩が殆ど家に帰っていない事をを知る一同。
強制的に天音先輩をトビウオ荘に収容する事に。
そのついでとばかりに、あげはも小鳥の部屋に泊まりこむ事になり、トビウオ荘は
突然合宿場となってしまった。
そしてロボットコンクールでおしくも敗退したあげはは、そのままロボット部を
やめてソアリング部に集中する事に。
こうして徐々にテストフライトは目前に迫ってくるのだった。

滑走路の雑草抜きなどをしつつ、遂に迎えたフライト当日。
あんちゃんに運ぶのを手伝ってもらい、自分達の手で作った滑走路へ。
天音先輩と碧がコックピットに入り、小鳥がウインチの操作、あげはがチェックと
主翼を持って走る係。
やたら緊張する天音先輩に気合注入し、いざフライト。
巻き上げられるウインチ、突然感じる浮遊感。
遂に離陸するグライダーに、興奮する碧。
ちょっとピーキーすぎるエルロンは天音先輩には難しいようで、碧がグライダーの
操縦をする事に。
そのまま風車の丘まで行き、元の滑走路へ戻り、無事着陸するグライダー。
そこから何度かテストを繰り返した所で、小鳥が私も乗りたい! と言い始める。
天音先輩1人でも大丈夫だろうという事で、いざ離陸……! となった瞬間、
唐突に壊れるウインチ。
結局小鳥は飛ぶ事ができずに、その日のフライトテストは終了となってしまった。

結局ウインチの修理は1週間以上かかるという事で、急にする事がなくなったソアリング部。
折角だから泳ごうー! という事になり、水着を買ってから碧達の秘密の場所、
湖の畔で泳ぐ事になった一同。
一通り遊んだ後、トビウオ荘に戻るとそこには小鳥の姉、ひばりの姿が。
小鳥を心配してきたらしいが、友達と一緒に遊んでいた小鳥に安心したようで、
おみやげの肉を大量に置いていき、帰っていくひばり姉。
その後、みなで焼肉をしていると、テレビに映る発明家……そして、天音先輩の父親。
それを見て、天音先輩が卒業してしまう事を思い知らされ、食卓は
一気に寂しい空気になってしまった。

ウインチが直るまで、ガレージでできる事を、という事でモーニンググローリーに
ついて調べたり、シミュレータ用のコックピットを作ったりしていた小鳥達。
そんな所へ突然やってきた飛岡(ロボット部顧問)。 いつも通り嫌味を
いって帰る飛岡だが、その中で「もう事故は起こすなよ」と気になる事を言って
消えていく。
天音先輩に聞こうにも、どうやら触れられたくない過去らしく、はっきりとした
答えをもらえずにその日は終わる。
翌日、イスカの日誌を元に、ヒソヒソと天音先輩とイスカの過去について
話を巡らせる小鳥・碧・あげは。
そんな三人のひそひそ話を思い切り近くで聞かれてしまい、とっさの嘘で
送別会を開く事になった一同。
ある日、天音先輩が買い物に出るというので碧がそれに付き添い時間を引き伸ばし、
小鳥とあげは達が送別会の準備をするという流れになった。
天音先輩の寮への帰宅を伸ばすために、風車の丘まで足を伸ばした碧は、勢いで
イスカは何処に行ったのか? と天音先輩にたずねてしまう。
しかし彼女は分からない、といい寂しそうな笑顔を浮かべるだけだった。
夕方頃になり、寮に帰ってきた二人……を歓迎する、大きなクラッカー音。
いつもの4人に、色々パーティーの準備を手伝ってくれたひばり姉、あんちゃん、
マー坊、ほたるを加え、豪勢な料理を食べながら始まるパーティー。
食事の後は花火・かき氷とまさに夏! といった感じで送別会は進む。
そんな中、碧(と小鳥・あげは)は当時ソアリング部だったあんちゃんにも
イスカは何処に行ったのかを聞いてみる。
しかし、あんちゃんにもそれは分からなかった。
当時、あんちゃんや天音先輩が風が浦を離れていた時に事故は起こったらしい。
しかし学校はその事件を隠蔽し、結局イスカがどうなったかは分からずに
その事件は幕を閉じてしまった。
それ以来、天音先輩は人を寄せ付けなくなる、1人でガレージにこもり
グライダーを飛ばすために孤軍奮闘していたのだった。
そんな彼女を助けてやれなかったあんちゃんは、天音と仲良くなってくれて
ありがとうと碧達に感謝する。
そんな中で突然鳴り始めるあんちゃんの携帯……遂にウインチの修理が終わったのだった。
明日からテストフライトが出来る……!
と、送別会は何処へやら一気にテンションを上げるソアリング部一同だった。

ウインチが到着してから、テストフライトを繰り返すソアリング部。
小鳥が持っていた英語の文献を、ひばり姉に翻訳してもらった結果、
モーニンググローリーが起きそうな前兆がある程度判明した。
また、当番制で夜明け前にモーニンググローリーがきそうかどうか早起きして
確認をする事にした一同。
ある日、朝方目を覚ましてしまった碧は庭にでると、その日当番だった小鳥と
話し始める。
当時、友達が居なかった小鳥は航空日誌の中のイスカを勝手に友達だと思っていた。
いつかここを離れなければいけないと書いてあった日記を見て、他人とは思えなかったらしい。
そんなイスカに導かれてか、ソアリング部に入部した小鳥。
今までと違い、楽しくてしょうがなく、終わって欲しくない夏休み。
二人は諦めずにモーニンググローリーを渡ろうと決意する。
そしてある日の夕方、遂にモーニンググローリーの前兆が発生する。
緊張する一同は、全員で夜明け前から準備を始める。
そして夜が明けようとする頃……細いながらも発生したモーニンググローリー。
準備万端、離陸し、サーマルを上手く捕まえながら、遂にモーニンググローリーの
上へと到達する天音先輩と碧。
モーニンググローリーを写真に抑え、さぁ雲の回廊を渡ろう……
その瞬間、突然墜落し始めるグライダー。
何とか体制を立て直す物の、湖すれすれまで落ちてしまった二人。
どうやら下降気流に乗ってしまったようだった。
碧はもう一度さっきのサーマルに乗って雲の回廊を渡ろうとするが、既に
夜が明け登りはじめた太陽の前に、モーニンググローリーはかすれて消えていってしまう。
すんでのところで、二人は雲の回廊を渡る事に失敗してしまった。
翌日、荷物をまとめソアリング部から去っていく天音先輩。
俺たちだけでもソアリング部を続けていこう……!
気持ちを新たに固めた三人が新学期、学校に登校して見た物は……
取り壊され始めていたガレージだった。
何故!? と混乱する所へ、ソアリング部は廃部の約束だろうと言いすてる飛岡。
怒りに震える碧達だが、既にガレージは手遅れな状態だった。
しかし碧はそんな取り壊し現場に入ると、一つだけ物を拾ってくる。
それは、天音先輩が設計しつづけ、ついに先日完成した新しいグライダーの
設計図だった。
俺たちだけでも、絶対に雲の回廊を渡るんだ……!
再度碧達は志を新たにし、決意を固めるのだった。

ソアリング部が廃部になってから一年。 同好会という形で残っていたソアリング部は
天音先輩が居なくなり、部長になるはずの小鳥は会長となった。
しかし飛岡に見張られている校内でソアリング部が活動できる訳もなく……
その間、碧はオーナーが回復しても寮母の仕事を続け、そのバイト代を活動費にあてていた。
小鳥とあげははあんちゃんの工場で働かせてもらい、給料の代わりにグライダーの
材料を貰う事になっていた。
そして時間がある時に碧は滑空場に通い詰め、ついにパイロット免許を習得する。
これで1人でも飛ぶ事が出来る……!
更に今年の気象状況は、モーニンググローリーが発生した年と似ている状況らしい。
今度こそ、絶対に雲の回廊を渡るんだ! という思いを胸に秘め、碧達は
活動を続けていた。

風ヶ浦に台風が迫り、午後から休校になったある日。
碧達は副会長から生徒会長になった朱莉さんに呼び止められる。
生徒会にバレるわけにはいかない一件を抱えていた碧達は、とりあえず
ダッシュでその場を逃げ出し、トビウオ荘へと戻る。
トビウオ荘へ戻った三人は、寮生達と協力しつつ、台風に備えて
寮の補修を始める。 そんな中、碧の携帯に母からの着信が。
母曰く、明日から寮生が二人増えるからよろしく、二人部屋が
あったでしょ? との事。
しかし、実はその部屋には学校から盗み出したグライダー(ガレージが取り壊されてから
グライダーはずっと学校側が保管していたが、ある日博物館へ寄贈するという話が
出てきてしまい、しょうがなく碧達が盗み出した)が保管してあった。
一時的に何処かに隠さないと……と補修作業を進めながら悩む碧。
しかしそんなトビウオ荘にやってくる双子の美少女、風戸亜沙と風戸依瑠。
一日でも早く家を出たくて、今日のうちにやってきてしまったらしい。
この双子の美少女姉妹、入学時にあの天音先輩を越える天才かもしれないともてはやされ、
しかも恵風学園の理事長の孫らしい。
そしてそんな二人にグライダーを見られてしまう碧。
とりあえずこの事は内密に……! と拝み倒す碧だが、何やら亜沙はグライダーに
ご執心なご様子。
この子たちを家に返してしまったら、グライダーの事がバレてしまう!
と焦った碧は、暖かく二人を迎える事に。
とりあえずグライダーの部屋は使えないので、自分の部屋を双子に使ってもらう事に。
こうしてトビウオ荘に新しい仲間がまた増えたのだった。

翌日、先手を打つべく、朱莉さんの所へソアリング部の活動を認めてくれるよう
直談判しに行く小鳥達。
しかし部員が足りない、顧問が居ない等の理由でやはり部の発足は認められなかった。
朱莉さんも昨年の飛岡の正当な理由のないソアリング部の廃部処置に怒りを
感じているようだったが、規則を満たしていない以上、無理な物は無理だった。
さらに追加で、盗まれたグライダーについて勘ぐられる一同。
その場は知らぬ存ぜぬで貫き通したが、朱莉さんにはバレバレのようだった。
とりあえず、部員の問題を何とかしなければと帰り道で話し合う碧。
しかし、部員を入れたくない! と小鳥が言い始める。
天音先輩やイスカ、そしてあの頃の自分達の苦労や感動を知らない人を
部に入れるのに躊躇いがある……その気持は碧にも理解できた。
しかし、とりあえず亜沙と依瑠の部屋のためにも、グライダーをどけなければいけない。
結局置き場所が見つからず、庭にグライダーを引っ張りだそうとしていた所、
唐突に亜沙が置き場所に心当たりがあると言う。
その場所に連れて行ってもらうと、それは風車のある丘だった。
丘に昔からあった建物に入ると、そこは何かの研究所のような所だった。
姉妹いわく、おじいちゃん(理事長)が昔から趣味で使っていたらしい。
そして更にその奥にあったのは、ガレージ……いや、ドッグと言った方が良いほどの
広いスペース。 これも祖父が昔趣味で飛行機を作っていたスペースらしい。
こんな場所を本当に使って良いのかと碧が確認すると、亜沙は代わりに私を
ソアリング部に入れて下さい! と言う。
昔、碧や天音先輩がグライダーで飛んでいるのを見てから、自分も
飛びたかったという亜沙を、小鳥は受け入れる。
こうして新しい部員と新しい場所をソアリング部は獲得した。

新しい場所を獲得し、早速グライダーを移し作業を始める一同。
昔あげはが小鳥に教えていたように、亜沙へFRPの塗り方を教える小鳥。
それを横目に、壊れたグライダーの修復を始める碧とあげは。
修復自体はすぐに終わり、遂に天音先輩が設計したグライダーへと
変更を加える段階に到達する。
それと同時に、滑走路の草むしりをするソアリング部面々。
小鳥と碧は土地の所有者に挨拶しに行き、再度許可を貰いに行く事に。
……が、飛岡がソアリング同好会は部活じゃないので、何か
あったら困る、土地を貸さないでくれと話をしていたせいで、
滑走路を借りられなくなってしまった碧達。
一時意気消沈する一同だが、なら一刻もはやく部へ復帰しなければと
決意を新たに固めるのだった。

ある日、部活が休みでする事が無かった碧は小鳥と秘密基地へ行く事に。
二人で道具の整備や掃除等を行なっていると、小鳥が弱気モードに入り
始める。 そんな小鳥を軽く抱きしめ、頭を撫でてやりながら慰める碧。
碧の前でしか泣かない小鳥を慰めるのが最近のお約束になってきていた。
碧の慰めで復活した小鳥を置いて、先にトビウオ荘に戻ると、あんちゃん
から連絡が入っていた。 何やら天音先輩がこっちにきているらしい。
トビウオ荘にも顔を出すと言っていたらしいが、先輩がきた様子は無い。
意気消沈し、ぶらぶらと歩きまわっていた碧は、滑走路の所で
何やらウインチをいじっている人を見かける。
ダレかと思いきや、天音先輩だった。
とりあえず、小鳥とあげはも会いたがっていたので、再度あんちゃんに
会いにくる三日後にちゃんとまた会いに来ると約束する天音先輩。
三日後、久しぶりに天音先輩に会えて喜ぶあげはと小鳥。
早速今の活動拠点である秘密基地を見せる一同。
その後、今の活動ができない理由……顧問と、必要な資格を持っている人が
いないという事を説明し、天音先輩に顧問になってくれないかと頼む碧。
天音先輩は、例のフライトからもうグライダーと関わるのはやめようと
思っていたが、碧達に恩を報いるためにも顧問を引き受けてくれる事に。
しかし、後日生徒会からの連絡で、職員会議で(飛岡達の反対のせいで)
ソアリング部の設立はうやむやにされてしまったと報告が入る。
しかし、朱莉さんが生徒会権限でソアリング部の活動を認めてくれたおかげで、
ようやくソアリング部は部として活動ができるようになったのだった。

部として復活し、また夏休みも近づいてきた所で、ヒートアップする
ソアリング部(というか小鳥)。
しかしそんな中、亜沙が小鳥宛の手紙を上級生の男子から手渡される。
それは、小鳥あてのラブレターだった。
足を怪我してから初めてのラブレターに、うろたえる小鳥はあげはに相談した後、
そのままトビウオ荘へと帰ってしまう。
碧は亜沙からラブレターについて教えられ、気になるが本人には確認できず、
二人して悶々とした時間を過ごし続ける。
それから数日、下校しようとすると、佳奈子さんと小鳥が難しい顔をして
いるのを碧は見かける。
何事かと思い近づいてみると、どうやらタイヤの部品がいかれてしまったようだった。
あんちゃんに電話し、ひとまず明日には車椅子が修理できる事に。
となると後は今日どうやってトビウオ荘に戻るかという事になるが……
タクシーを使うか、それとも自転車で二人乗りして帰るかと悩む佳奈子さんと
碧だが、小鳥は目をキラキラさせながら、自転車に乗りたい! と主張する。
じゃあ頑張って~と帰って行く佳奈子さんに、碧はしょうがなく小鳥を後ろに
のせて自転車を漕ぎ出す。
久しぶりの自転車と、後ろからぴったりとくっつく小鳥の感触にドキドキする碧。
折角だからちょっと遠回りをしつつトビウオ荘に帰りながら、ラブレターについて
碧は小鳥に確認してみる。
まだ返事をどうするか決めかねているという小鳥の言葉に、碧は自分が
小鳥の事が好きなんだな、と実感するのだった。
翌日、あからさまに変な様子でトビウオ荘を出ていく小鳥。
そしてそれをつけていくあげはと碧。
案の定ラブレターの返事をしにいっていた小鳥だが、返事は「ごめんなさい」だった。
私は今、空に片思いしているの……! と自分の世界に入っている小鳥に笑いを
こらえるあげはと碧。
告白を断った後、尾行していた事がばれ、怒り狂う小鳥を尻目に、こうして
ソアリング部の夏休みは始まったのだった。

夏休みに入り、順調に進む作業。
作業の合間を見て、去年と同じく海水浴ならぬ湖水浴を楽しむソアリング部。
小鳥の水着姿にドキドキする碧。
帰宅後あげはに、碧の事好きなんだよね? と確認されるが、自分の足の事を
考えて告白なんてできないと悩む小鳥。
数日後、小鳥の元を訪れるひばり。
今日こそお盆に実家に戻る約束を……! と息巻くひばりだが、なしのつぶてで
(ハット)に追い払われるひばり。
そんな小鳥に、たまには戻っても良いんじゃないかと話をしにいく碧だが、興奮した
小鳥に、あんたにそんな事言われてくない! と言われ、ショックを受ける。
それから、微妙になる小鳥と碧……ひいてはソアリング部の空気。
互いに相手の事が好きなのに、行動に移せない二人。
そんな中、唐突にガレージにやってくる天音先輩。
小鳥におみやげだー! と何やら設計図を持ってきている。
その中を見ると、なんと昔碧が海外サイトで探していた、身障者用コックピットだった。
それを見て、今までの気まずい空気の事も忘れて、おもわず小鳥にかけより喜ぶ碧。
そして小鳥もコックピットの件と、碧が自分の事を嫌いになっていなかった事に喜ぶ。
その後、遂に完成した新型グライダー。
一年前の約束を今果たすべく、後部座席に小鳥を乗せる一同。
小鳥は遠慮するが、問答無用で乗せられる小鳥。
そして、遂に離陸。 新型グライダーの性能を確かめながら、風車の丘まで碧は
足を伸ばす事にする。
そこでここ最近の互いのすれ違いを解消し……遂に小鳥に告白する碧。
喜び、それを受け入れる小鳥。
両想いだった事に喜び荒ぶる操縦をする碧と、無線で全てを聞いていたソアリング部一同。
こうして二人は無事付き合いはじめ、新型グライダーも無事空をとぶ事ができたのだった。

付き合い始めたその夜。 小鳥は実家に帰る事に決め、両親に電話する。
離れるのは辛い二人は、初めてのキスを何度も交わし、お互いの絆を確かめる。
翌日、ひばりと父に連れられ帰省する小鳥。 そして小鳥が去っていった後、小鳥を
びっくりさせようと身障者用コックピットの準備に早速着手するソアリング部。
しかしたかが数日の小鳥との別れに、今まで出会ってからずっと小鳥と一緒に
いた碧は寂しさを隠せない。
そして、ようやく実家から帰ってきた小鳥。
寮のみんなやソアリング部の皆にお土産を渡しながら、いつも通りの生活に戻り始める。
しかしその夜、碧に甘えたりない小鳥は自分の部屋に碧を連れこみ(ハット先輩は放り投げ)
思う存分イチャイチャする。
そして、そのまま初めての性交を経験する碧と小鳥。
(翌朝にはおはようフェラまで)
早朝、小鳥の部屋から出てくる所を佳奈子さん(とハット)に見られつつ、二人は
甘い生活を楽しんでいた。

夏のある、登校日。
学校で早速小鳥と付き合い始めた事をバラされる碧。
生徒会長の朱莉さんも今度ソアリング部の活動を見に行くと言ってくれ、
上機嫌な三人。(飛岡に絡まれたりもしたが)
その後、小鳥のコックピット作成のために必要な部品を受け取るために先に
秘密基地にいったあげはだが、業者のミスにより部品が間違っており、最速で
小鳥のフライトテストは明後日以降になってしまった。
翌日、部活がオフだったので、デートする事にした小鳥と碧。
ウィンディに行き、映画(母親から貰ったタダ券で)を見てからぶらぶらする
二人。 以前、イスカのノートに書いたが達成できなかったミルフィーユ屋に
行ってミルフィーユを食べ、結局服の試着もしたりと初めてのデートを堪能する。
翌日、遂に小鳥のテストフライト。
小鳥のフライトセンスは中々の物で、あっというまに殆ど教える事がなくなってしまう。
その日のフライトを終え、片付けをしている最中もぼーっと空を眺め、
グライダーでのフライトの魅力に取り付かれた小鳥だった。

8月も終わりにさしかかり、合宿を始めるソアリング部。
といっても何が変わるわけでなく、生活はいつも通り。 ただ交代で夜明け前の
見張り番をやる事になっただけだった。
そして日中はいつも通りテストフライトを繰り返す一同。
朱莉さんやマー坊が見学しにくる中、意外な人が唐突に見学に来た。
そしてテストフライト終え、コックピットから降りた小鳥はその意外な人物―ひばりに
驚く。 ひばりはグライダーから降りた小鳥を見て、恐怖に震え、
小鳥を平手打ちすると、この事はお父さんに話します、といって去っていく。
ひばりにはたかれ、凹む小鳥。
小鳥はとりあえず、ひばりとちゃんと話をしてみると言い、せめて夏が終わるまでは
両親に黙っておいて貰おうと頼む事にする。

翌日、ソアリング部のみんなを秘密基地に集め、自分の家族のこれまでの経緯を説明し、
謝罪する小鳥。
そして、夏の終わりまで待ってもらい、その後両親には自分から話す、もし許可が
得られなかった場合はソアリン部を退部すると言う小鳥。
そんな小鳥に、あげは小鳥が抜けたら自分も抜けるといい、碧もそれに同意する。
亜沙も残念がるが、みんなでやる活動に意味があると納得する。
こうして小鳥が抜けたらソアリング部は即解散という状態になってしまった。
そして、それと同時に、モーニンググローリーが発生した際、メインパイロットは
小鳥にしようと思うという事もその場で発表するあげはと碧。
わたわたと焦る小鳥だが、最終的には涙を流しながら喜び、承諾する。
寮に帰ると、佳奈子さんが帰省、亜沙依瑠姉妹は今日の当番という事で、
寮に二人きりになる小鳥と碧。
今日は小鳥が料理するとの事で、碧はキッチンから締め出される。(ハットの見張りつき)
そんな中、珍しくなり始める寮の固定電話。
出てみると、小鳥の父親からだった。 しかも相手は小鳥ではなく碧。
内容は、碧のおかげで小鳥が明るくなった、一家団欒が取り戻せそうだ、ありがとう、
という内容で、グライダーの件を隠していた碧は少々胸にもやっとしたものを感じる。
電話が終わり、料理が終わった所でキッチンに行くと、そこには山盛りのコロッケが。
以前、帰省前に小鳥が約束していた、帰ったら実家の料理を食べさせてあげるというのを
早速小鳥が実践したのだった。
満腹以上まで食い切り、碧の部屋でゴロゴロする二人。
その後、二人でお風呂に入るが、あれ以来一度もしていなかった碧は思わず
そのまま風呂の中で行為に及んでしまう。(二回も)
一方その頃、何となく寂しくなっていたあげはは亜沙依瑠姉妹が当番している秘密基地に
乗り込み、一緒に宿泊する事に。
翌朝、亜沙依瑠あげは、さらに帰省から帰ってきた佳奈子さん&寮の皆様、さらにマー坊に
ほたる、あんちゃん、天音先輩と唐突に大量にやってくる人、人、人。
そんな中で、碧の事を君付けから呼び捨て変わった事を突っ込まれ、
照れる小鳥だった。

モーニンググローリーはもうすぐくる、と気合を入れてテストフライトを繰り返している最中、
もう一飛びするかと気を抜いた時、突然の突風が吹き、グライダーが地面から飛び、
小鳥にあたってしまう。
急いで救急車を呼び、病院に運ばれる小鳥。
幸い怪我はたいした事なかったが、やたらと小鳥の事を心配そうにして飛んできた飛岡に
ソアリング部は活動休止を言い渡され、グライダーも没収されてしまう。
更にひばりが父親に全てをバラしたため、小鳥は実家に強制帰還させられそうになる。
小鳥と碧の必死の説得で、一旦小鳥はひばりの家で預かり、夜に話し合いをする事になった。
そんな中、さっき帰ったはずのあげはから電話があり、滑走路に飛んでいくと、
そこにはめちゃめちゃに壊されたウインチの姿があった。
もしかしたら、飛岡が念のためにと壊していったのかもしれない。
あんちゃんが一応ツテを頼って修理に出してくれるらしいが、早くても一週間以上はかかるだろう。
しかし何もしない訳にもいかず、ふらふらと秘密基地に集まり始めるソアリング部。
以前、依瑠が見つけたゴムのついたロープでグライダーを飛ばせないかと相談する一同。
結局このロープではたいした距離は飛べないだろうという結論になり、あげはは更に何か
方法が無いかを探し始める。
碧はその場を離れ、グライダーが今何処にあるかを確認しに学校へ行く事にした。
マー坊に頼み込んで、何とかグライダーの場所を調べられないかと話している中、偶然
学校にきていた朱莉さんに碧は遭遇する。
朱莉は小鳥の件は流石に生徒会ではかばいきれない、とごめんなさいと碧に謝り、さり際に
飛岡が何やらでかいものをグラウンドの体育用具室に運ばれたらしいと伝え、そのまま
去って行く。
朱莉さんの協力で、とりあえず場所だけでも確認できた碧は今日は帰るか、と家路につく……
と、なんと帰り道の途中でモーニンググローリーの前兆が発生してしまう。

秘密基地に戻り、グライダーの飛ばし方について考慮するも、やはりゴム索曳航しか
手段が見つからない。 しかしこれではとても飛ぶことはできない。
頭を悩ませる一同に、唐突に天音が声をかける。 前兆を見て、天音も秘密基地へと
やってきたらしい。
今度は天音も交え飛び方を考える中、碧はやけっぱちで崖の上からでも飛ばしてしまえばいい、
と言う。 するとそれを聞いた天音はそれだ! といい突然紙にガリガリと何やら
計算式を書き連ね始めた。
時間が勿体ない、と依瑠もそれを手伝い、ほっぽりだされるあげはと碧と亜沙。
そんな中、佳奈子さんから電話がかかってくる。 ひばりが寮まで来ていて、
渡したいものがあるという。
碧は1人寮に向かっていると、小鳥からメールで東京に戻る、と連絡を受ける。
突然の連絡に、碧は小鳥の携帯、ひばりの家の電話と立て続けに電話をかけ、
ようやく小鳥と話をする事が出来る。
小鳥いわく、小鳥の母が事故の件を聞いてから倒れてしまい、今も体調が
悪いらしい。 だから自分は回りに心配をかけないためにも東京に戻ると。
明日モーニンググローリーが来るんだ! と必死に説得する碧だが、
小鳥を説得するには至らず、電話は切れる。
失意のまま寮に戻ると、そこには小鳥の部屋で荷物をまとめているひばりの姿が。
ひばりからは小鳥から碧あてに、イスカのノートと一つの紙飛行機を渡される。
そのまま秘密基地に戻り、あげは達に小鳥は戻ってこない事を伝え、
碧は1人風車の丘へ行く。
そこで天音に、正しい間違ってるなんて無い、人それぞれだ。
迷ったら自分の心に聞いてみるんだな、と諭される。
そして、思い出す小鳥との出会い。 紙飛行機でSOSを飛ばし、それを偶然見かけた
碧が小鳥の所まで足を伸ばし……
そこで、碧はこの紙飛行機は小鳥がSOSを発しているのでは? と思いつく。
思い立ったら我慢できず、碧は小鳥を迎えに行く事にする。
しかし予定より早く小鳥は父親に迎えにこられて、既にひばりの家にいなかった。
あんちゃんに電話するも捕まらず、しょうがなく碧はグライダーの回収はあげは達に任せ、
自転車で小鳥を追う事にする。
橋の手前で何とか父親の運転するワゴン車に間に合い、説得をする碧。
結局OKはもらえなかったが、二人の意思は伝わったであろうという所で、碧は小鳥を
連れて秘密基地へと戻る。(ちなみにグライダーはあげは達が鍵をバーナーで焼ききって奪還)
佳奈子さん達が集めてくれた人達のおかげで、そこには50人以上の生徒達が。
そんな彼らにゴム索を引いてもらいながら、小鳥と碧は離陸準備を整える。
いざ離陸! という寸前で、ワゴン車に乗った父親が駆けつける。
掛け声を停止するあげはだが、父親の様子に、小鳥がGOサインを出し、遂に発射するグライダー。
ゴム索の力と、丘を滑り降りる早さで十分な速度に達したグライダーは、無事離陸を済ませる。
その後、集まった皆がサイリウムでリフトの道筋を作ってくれ、それの上を滑りながら
リフトに乗って上昇していくグライダー。
そのまま山岳波に乗り、グライダーは無事高度2000mの高さへ到達し……遂に発生する、
モーニンググローリー。
二人は雲の回廊を消えるまでわたり続けた。

その後。
結局グライダーを盗んで空を飛んだ件は数日の停学だけで済んだ。
父親は小鳥の活動を認めてくれたが、小鳥は母親の事を心配し、一時実家へ帰る事に。
が、停学の件を実家で知り、学校が再開するまで実家に残る事に。
そうして、寮でだらだらとした日々を過ごす碧達。
遂に停学があけ、久しぶりに学校へ登校する小鳥たちだが、登校するなり
クラスメイト達に英雄のように群がられる小鳥。
さらに例のフライトが話題になり、ソアリング部には入部希望者が大量にきてしまった。
肝心のソアリング部は飛岡が廃部にしようとしていた訳だが、モーニンググローリーを
飛んだ事がメディアにも流れ、逆にソアリング部をもっと本腰を入れて
やるべきでは、という話にまでなっていた。
ひとまずモーニンググローリーを飛んだ碧達は、そんな騒ぎを他人ごとのように
眺め、とりあえず一息ついていた。
久々の登校の後、ダレもいない寮で久しぶりの再開を喜び、体を重ねる二人。
連発で致した後、小鳥から、足の手術が出来る病院が見つかったと報告を受ける。
当然すぐには行けず、数カ月後、小鳥はアメリカに旅立ち……手術は、運良く成功した。
それからリハビリに励み、小鳥は何とか松葉杖を使って立ち上がる事まで出来るようになった。
学園の4年にまで上がっていた碧達は、今日もグライダーを使い、後輩たちを
指導しながら空をとぶ。