2012年8月3日金曜日

フツウノファンタジー ヒスイEND









以下はネタバレを含みます。

未プレイの方は要注意。







フツウノファンタジー、ヒスイEND打開完了!
話の根幹自体はまさに"普通"でまさにまとめる必要も無いので、
プレイ日記をだけを貼っつけておくとします。
全ルート終わったらまとめ書くとしますお(^ω^)



0章
父から譲り受けた魔導書、リブラの絶対の予言により、普通に勇者に倒される
未来にあることが分かった、主人公……魔王(なったばっかり)ジェイド。
当然の如く勇者一向を倒すべく、魔王の軍勢を引き連れ勇者討伐へ……
行こうとするも、死んだ父の意向で一年ぐらい喪に服している魔王軍。
結局ジェイドは一人(何故かついてきたリブラも連れて二人)勇者を討伐する旅にでるのであった。


1章
ようやく問題の街に到着するジェイド。
何やら可愛らしい女に話しかけられるが、なんとリブラ曰くそれが勇者らしい。
本人も自分を勇者と言っているので間違いは無さそうだ。
とりあえず勇者が一人になる所を狙って……と思いきや、何故か全ての建物、全ての人間、
果てには猫にまで話しかける勇者。
ようやく全ての会話を終えた頃、もうあたりはとっぷりと夜に。
そしてようやく町の外に出る勇者を追いかけ、討伐しようとするジェイド……
だが、そこにはすでに先客、雑魚中の雑魚のスリーミーと戦う勇者の姿が。
……しかもあろうことか苦戦している。
さらにあろうことか、倒されてしまった。
絶句するジェイドだが、更に驚く事に倒された勇者の体がすっ飛んでいく。
開いた口が塞がらないジェイドだった。


2章
ぶっ飛んでいった勇者にはびっくりしたが、とりあえず勇者は死んだ。
清々しい朝を迎えるジェイドだが、リブラは未だに勇者に倒されると言ってきかない。
そしてその証拠にあれを見ろといい、言われた先を見ると……
なんと、普通に生きて歩いている勇者。
何やら女神の加護で死んでも所持金の半分を徴収されるだけで生き返るらしい。
力押しでは倒せない事を悟ったジェイドは、リブラの案により、勇者と接触して
情報を手に入れる事にする。
勇者……ヒスイに声をかけ、となり町まで一緒に行動を共にするジェイド。
ヒスイにはジェイと名乗り、情報を仕入れようとするが、聞き上手のヒスイのせいで
逆に情報を引っぱり出される始末。
途中スリーミーと戦うヒスイだが、どう見ても弱い。
となり町についたところで、こんな弱っちぃヒスイよりも今後合流予定の戦士と神官
をチェックしに行くか……とヒスイと別れようとするジェイド。
しかしその後のヒスイの行動……勝手に人様の家にあがりこみ、薬草やら金やらを
強奪していくその行為にまたも開いた口が塞がらないジェイドだった。


3章
とりあえず、諜報員のマユから仕入れた情報(からかわれまくった後で)から、
戦士がいると言われている村に到着するジェイドとリブラ。
村人は全員自分が言いたい事しか話さない恐ろしい集落だったが、とりあえず、
魔物が子供をさらっているという事が発覚する。
ならその魔物の集落にいけばもっと詳しい情報が手に入るだろうという事で
件の場所へと足を伸ばすジェイド達。
無事そこで子供をさらっている悪魔を見つけるが、そこに登場するなり
悪魔を一刀両断する戦士。
お前は何者だと剣をつきつけられたジェイド(そして気づけば消えているリブラ)は、
自分は子供達を助けにきた魔法使いだと答える。
疑いをもたれたからには色々と質問攻めにあうだろうと覚悟し、色々な問答の
パターンを想像するジェイドだが、戦士はあっさりとジェイドの言う事を信じ、
一緒に子供を助けに行くぞと言い始める。
ヒスイといい、こんなんで大丈夫なのかよ! と思いなら、何故か戦士と二人で
子供を助けにいくジェイドであった。


4章
何故か戦士と二人で子供を助けに行くジェイド。
道中、自己紹介をし、戦士の名前はカレンという事が分かった。
しかしカレンはどうやら男性に免疫が無いようで、ジェイドの事を
名前で呼ばずに魔法使いと呼んでいた。
こんなのに倒されるのか……と思うが、カレン曰く、カレンは女神の加護により
どんな武器でも持った瞬間に使いこなす事が出来るらしい。
ヒスイに比べればだいぶ戦闘向きの加護だった。
そして遂に再奥に到着し、予定調和のように発生する戦闘。
ジェイは当然として、カレンもヒスイよりは強いらしく、問題なく圧勝する二人。
無事子供達(何故か発言が全て棒読みだったが)を村に帰し(というか先に帰っていったが)、
カレンは村に戻るらしい。
ジェイドも戻らないかと聞かれるが、コレ以上精神的に疲れるのも嫌だったジェイドは
別れて旅を続けると答える。
カレンから、ヒスイ達とは神殿で合流する、そこの神殿に神官がいるとう情報を仕入れた
ジェイドは、ひょっこりと登場したリブラと神殿を目指すのだった。


5章
なんとか日が落ちる前に、神殿のある街へたどり着いたジェイド達。
女神神話の矛盾点などを街中で喋っていると、冒険者二人組に
こんな所でそんな話はしないほうがいいぞ? と注意されるジェイド。
とりあえず宿を抑え、ジェイドは神殿へと一人で向かう事に。
(リブラは面倒なのか何なのか相変わらずついてこなかった)
そこでやおら胸を強調した神官・クリスに、神殿を案内される。
しかしこのパターンどっかで感じた事があるような……と思いきや、
ビンゴ、その神官が勇者御一行の最後の一人だった。
自己紹介が済んだ後、突然お互いの事を教えあいっこしようか?
とジェイドの手をとり自分の胸におしつけるクリス。
からかわれたジェイドは、今日はこれぐらいにしといてやる! と
お約束のセリフをなげつけ逃げ出すのだった。


6章
神殿から逃げ帰り、リブラにツッコミをいれつつとりあえずその夜は
宿で休むジェイド。
何故か夢で女神と会う夢を見るが……
爽快な目覚めに、とりあえず朝ごはんでも食べようか……と思っている所で、
部屋に響き渡るノックの音。
無視してもやまぬノックに、しぶしぶドアを開けるとそこには何故か昨日
出会った神官、クリスが居た……
結局、人手不足の変わりにクリスの授業を手伝わされるジェイド。
(授業内容は女の子相手に、男子の気を引く方法、だったが……)
しっかり手伝わされたあげく、デートとの名目でご飯に連れ出され、
さらにはご飯をおごらされてしまうのだった……


7章
クリスと別れた直後、一番会いたくないタイミングでヒスイと遭遇するジェイド。
ちょうど今神殿のある街についたらしい。
このまま神殿に行かれては戦士・神官と合流し、討伐の旅に出発してしまう……
何とかしなくては! と思っている所で、更に聞こえる聞いた事にある声。
戦士・カレンだった。
その場始まりそうな自己紹介に、慌てて勇者の手を取り、ジェイドは逃げ出す。
とりあえずほめられるのが苦手なんていううさんくさい理由でその場をごまかし、
神殿に向かう前に手土産を買った方が良いんじゃないか? と神殿に行くまでの
時間稼ぎをするジェイド。
所が行った先の店(神殿から一番遠い)で、再度カレンとかち合う二人。
問答無用でヒスイの手を引いて、ジェイドは再度逃げるが……
逃げた先には何故かクリスが。
絶望するジェイドの前に、追いついたカレンが合流し……
遂に勇者のパーティーは出会ったのだった。
そのまま、宿で力なく倒れたジェイド。 運命には逆らえないのか……と
呆然とするジェイドだが、一つ、とある案を思いつくのだった。


8章
翌朝、ヒスイとカレンは神殿に泊まっているだろうと踏んで、ジェイドは
神殿の前で三人を待ちぶせしていた。
予想通り三人揃って出てきた所で、ジェイドは勇者に
「自分をパーティーに入れてくれ」
と頼む。 しかし予想とは裏腹に、一発OKをするヒスイ。
少々肩透かしを食らった感はあるが、無事パーティーの一員になったジェイド。
そのまま城に行き、今後向かうべき道を女王エルエルから示され(なおジェイドの存在は完全無視だった)、
パーティーは砂の海と言われる所(魔王四天王の一人が統べる場所)に行く事になった。
とりあえずアイテムを買い込んでおこう! と買い物をする三人を置いて、
魔王軍と連絡を取りにいっていたリブラとコソコソと密会するジェイド。
しかしそこに登場するヒスイ……とりあえずリブラは自分はジェイの弟子です、と
説明する……のだが、何と更に自分をパーティーに加えてくれと頼み込む。
いや無理だろ! と思うジェイドの心境は置いてけぼりに、またもや一発OKをするヒスイ。
こうして、勇者御一行+魔王+魔導書という珍奇なパーティーが完成したのだった。


9章
こうして旅に出始めた本来の姿+αのパーティーだが、レベル制度にHP、道具袋には
幾らでも道具が入る……等、この世の理不尽に精神的ダメージを食らいまくるジェイド。
そんな中、ようやく砂の海に近い街に到着する一行。 人の良い村人に
宿までの道を聞き……と思いきや、どう見てもアスモドゥスにしか見えない村人。
ジェイドは三人を先に行かせ、アスモドゥスを引っ張っていき、状況を説明させる。
アスモドゥス曰く、城の事は妻に任せ、自分はジェイドのサポートをするために
現地に飛んできたらしい。 とりあえずこれで後はあの三人を砂の海のマーモンに
ぶつければ良い訳だが……
アスモドゥス曰く、砂の海を渡る為の乗り物というのはただの馬車。
ただ、馬車を引くのが馬ではなく、特別な生き物を使うという事らしい。
ただ、その生き物が現在逃亡中のため、それを捕まえに行くのが当面の
イベントになる、という事だった。
新たな情報を引っさげ、三人と合流するジェイドとリブラ。
とりあえず宿に一泊してから……と思いきや、今すぐその動物を捕まえに行きましょう!
と宣言するヒスイ。 ……そういえば、お金は全て干し肉と回復草に変わっていた
事を思い出すジェイドだった。


10章
荷車を引く動物を探しに、森の中へ探索に入るパーティー。
なんで全員縦一列に並んで歩くんだ? という当然の疑問に、当たり前のような
反応をされながらも、歩みを進める一同。
夜も更けた所で、焚き火などしつつ、キャンプをする事に。
リブラも和気藹々と皆で食事を楽し……んでいる所に、響き渡る吠え声。
人でも魔物でもない声に、早速荷車を引く動物が見つかった……! と、ヒスイの
号令に従い皆で声の元へと駆けつけると……
そこに居たのは、なんとドラゴンだった。
え!? ドラゴンとか村人が調教できないよね!? だいぶ強い存在のはずだよね!?
と当然の疑問を感じるジェイドだが、ヒスイに連れられ、普通に従っている
ドラゴンに、またもこういう物か……とこの世の矛盾に呆れるしかないジェイド。
そんなジェイドに、リブラは「あなたはこの世の矛盾を感じれるのですね」と
意味深な発言をする……が、結局からかわれていたようで……
ともかく、パーティーは無事砂の海を渡る手段を手に入れたのだった。
そして翌日、砂の海を渡る一同。
暑い砂漠に、水を飲むのに直接キスだの間接キスだの、相変わらず緊張感の無い
一同……だが、リブラに裾を引っ張られ、ついにマーモンの縄張りに入った事を
知らされる。 そしてマーモンは……なんと、すでに、馬車の後ろにいた。
リブラ曰く、マーモンは四天王一影が薄いキャラで、実際さっきもパーティーに
話しかけていたのに無視されたらしい。
しかしこれは調度良い、今こそ不意打ちをしかけろ……! とジェイドはマーモンに
合図をするも、何を勘違いしたのか盛大なエフェクトともにパーティーに声を
かけるマーモン。 当然流石に気づく勇者達。
結局普通に始まってしまった戦闘だが、意外に攻撃力も高く、また自己再生能力も
持っているマーモンに、ジェイドの中で高まる期待。
しかし、その後更にアンデッドモードになり様々な耐久力が上がったマーモンだが……
自分の自己再生能力により、大ダメージを食らってしまう。(アンデッドは回復魔法でダメージ食らうけど……)
結果逆転負けをしたマーモンを尻目に、勇者一行は歩みを進めるのだった。




無事砂の海を脱したパーティー。
しかし、女王からの神託は砂の海を超えるという物だけ。
この後どうする? と話を持ちかけるジェイドに、なんと
「一回アワリティア城に戻りましょう!」
という恐ろしい事を言い出すヒスイ。 新しい神託が下っているかも
しれないとの事だが、またこの砂の海を越えるの!? と腰が引けるジェイド。
しかしノリノリのカレンとクリスに、泣く泣く再度砂の海を戻る事になるのだった。
外伝1・サブイベント(山奥の村)
近道だと思った山道が思いの外遠い道のりで、今日の宿をどうしようかと悩む一同。
そんな所に唐突・不審に現れる人の影……というかアスモドゥス。
どうやら爺設定の村人らしく、この先には村があるが、行ってはならんと主張している。
何か村で大変なことが起こったのかもしれない! とヒスイは村へ行く事を主張。
いざ村へ到着してみると、意外に綺麗な村と村人(またもアスモドゥス)。
とりあえずヒスイ達は村人へ挨拶(という名の家捜し・タンス漁り)を始めたので、
ジェイドとリブラはアスモドゥスに事情を聞いてみる事に。
アスモドゥス曰く、この地図にも載ってない村は先代が(過疎って人が居なくなった)村を
占拠した物で、気持ち良い温泉があるため、マーモン一味が管理しているアンデッドの村らしい。
事情も分かった所で、勇者達と合流し、とりあえず温泉に入る事に。
……女たちが温泉に入る、ならば、覗かない訳にはいかない!
という事で早速覗きに行くジェイド、そして予想以上の眼福……だったのは良い物の
撤収時にバレてしまい、簀巻きにされ放り出されてしまう。
そんな簀巻きにされて温泉シーンを懐古しているジェイドの所へやって来るヒスイ。
もう良いでしょうと縄をほどいてくれるヒスイだが、さっきまでおっぱい妄想を繰り広げていた
ため、思い切り勃起しているジェイドのおちんちん。
男性はそうなると大変とクリスから教わった(!?)ので、私が対処します!(それもクリスから教わった)
と言い出すヒスイに、結局手こきで抜いて貰ってしまうジェイド。
思い切りぶっかられたヒスイはもう一度温泉に入ってくると先にその場を去ったのだが……
まだ指示を出していないのに、何故か大挙して村を襲いはじめたゾンビ達。
どういう事だと問い詰めようとした所、突然登場したリブラ曰く、
「男女がイチャイチャしていたせいで全員動き出してしまった」
という……ジェイドが悪いらしい。(ゾンビはそういう物らしい)
結局急いで村に戻った所、予想以上の大群で勇者たちの立てこもる家に
大挙しているアンデッド軍団。
そんな中、唐突に突っ込んできた馬車に乗って、パーティーは無事
(ゾンビ物のお約束を色々と守りつつ)逃げ出すのであった。
かゆ、うま。


11章
ようやくアワリティア城に戻ると、予想通りにくだされていた神託。
神託は何と……
「もう少しレベルをあげなさい」
だった! ってアドバイスじゃねーか! と突っ込むジェイドだが、
相変わらずジェイドとリブラの存在は無いものとして扱われているようで。
その後、砂の海を超えた先の海を渡りなさい、そのために船を手に入れなさい
と王女から言われるパーティー一行。
三度目の砂の海横断の前に、買い物をしておこうと城下町にヒスイ達が繰り出している
間に、リブラから新たな情報が告げられる。
何やら、勇者達の船Getフラグが立ったらしい。
このまま海の近くの街に行くと、到着直前に街の富豪の娘が魔物に襲われ、それを助けた
勇者達に船が与えられるらしいのだ。
なお、ジェイドが魔物に娘を襲わないよう指示した場合、問答無用で船が与えられるらしい。
結局船を入手できてしまうなら、無駄な犠牲は避けようという事で娘を襲わせないよう
指示したジェイド。 船を用意するには一日程時間がかかるという事で結局皆で
海で息抜きをする事に。(そして水着だワッショイ)
そんな所で、ひょんな再開……神殿のある街で出会った二人組、グリーンとアクアリーフ。
彼女たち曰く、「世界のほころび」を探しているらしい。
そんな話をしている間、珍しく歯切れの悪いリブラにジェイドは何か不審な物を感じるが、
結局水着姿のヒスイ達とキャッキャするのだった。


外伝2・サブイベント(病とパジャマ)
宿が一部屋しか取れなかったせいで廊下で寝ていたジェイド。 当然熟睡できるはずもなく
朝早く起きて散歩をし、部屋に戻る……と、何やら様子がおかしい。
何と、ヒスイが病気……しかも勇者病にかかってしまったらしい。(三人は加護により普通の病気はしない)
回復させるには魔の森(近くにある)にあると言われるホウライ草が必要になるとか。
なお、ほっとくと50%で自然回復、50%で死亡。 自然回復した場合は50%能力アップ。
しょうがなくヒスイを除くパーティーはホウライ草を探しに魔の森へ。
ホウライ草は葉脈が光っているという非現実的な草らしいが、そんな事には特に
突っ込む事なく探し始めるカレンとクリス。
しょうがなく一緒に探し始めるとすぐに見つかる光った草。
だが引っこ抜いてみるとそれはボウライ草……たいしたダメージは無いが、爆発する草だった。
幾多の爆発にあいながらも、ようやくホウライ草を見つけたパーティー。
(その間に、リブラと一緒にデカい草を引っこ抜いた時に、リブラが大変な姿になったりもしたが)
しかし夜も更けてきていた為、キャンプで一晩を明かす事になったのだが……
夜更け、気づくと姿を消していたカレン。 カレンを探しに森を探索するジェイドだが……
そこで見たのは、何と自慰にふけるカレンの姿だった。 しっかり絶頂まで迎えたカレンに、
何も見てない事にして寝る事にしようとするジェイドだが……当然そんな事もできるはずもなく。
ほぼ寝不足状態で宿に戻り、ヒスイにホウライ草を使う(無理やり食わせる)カレン。
(なお、暑かったのかはだけまくった寝間着はジェイドがバレる前に整えた)無事回復し、
ようやく出発の準備が整う事に。
船の名前もジャスティン号(数時間悩んだ)に決まり、一行はようやく航海に出発するのであった。


12章
ようやく航海に出発した物の、ヒスイは船に弱いらしく船酔い状態に。
何故かこれからどうするかを委ねられたジェイドは、前回と同じく神託が下っているだろうから
アワリティア城に戻ろうと提案する。
そんな中、そういえばこの船どうやって動いてるの? っていうかどういう構造してんの?
と疑問に思い調べてみようと……した所で、いつものように登場するアスモドゥス。
船員募集に応募したらしい。
そんなアスモドゥス曰く、この先が丁度四天王のレヴィ・アンの縄張りになるらしい。
勇者も船酔いの所に丁度良い! 今度こそコテンパテンにしてやる! と息巻くジェイド。
それからしばらくして、船を揺るがす激しい振動。
ようやくきたか! と色めき立って船首へときたジェイドだが……
そこに居たのは巨大なサメ。 魔物ではなくて野生動物だった。
ヒスイ無しで戦う3人、予想外の強さに苦戦するが、何故か船に備え付けられていた大砲と
バリスタの一斉掃射で倒されるサメ。
サメをようやく倒した所で、立ち上る水柱。
今度こそ登場する四天王のレヴィ・アン。
船酔いでフラフラのヒスイではな四天王に敵うはずもなく、敗退寸前……の所で、何故か
仲間の正義の心が勇者の所に集まり、新たな力に目覚めるヒスイ。
雷の一撃により、レヴィ・アンはまさかの敗北を喫するのだった。


その後、そのままアワリティア城に向かうパーティー。
最初から海路を使えば良かったのに……というジェイドに、それは魔の海峡があるから無理だと
説明するリブラとクリス。
え、じゃあどうやってこの船はアワリティア城に? と不思議がるジェイドだが、途中で船を
とめて陸路で行くしかないとさらりと返すクリス。
でも港なんて無かったような……と首を傾げるジェイドをよそに、船はどんどん陸地へと
迫っていく。 ぶつかるー!? と思った瞬間、クリス達は皆陸の上に立っていた。
どうやらそういう物らしい。
ツッコミにも疲れ、段々とこの世界の矛盾を受けれてしまうジェイドだった。


外伝3・サブイベント(うつつかゆめか)
アワリティア城に向かい歩いていると、見逃してしまいそうな洞窟を発見するヒスイ。
ヒスイ達は中に入る事に乗り気なようだが、ジェイドとリブラは嫌な予感がするので
入らない方が良いと主張する。 二人がそういうならそうなのだろう、と洞窟の
中に入る事を諦めるパーティー。 だが、そこから一歩踏み出した途端、あったはずの
地面の感触がなくなり、唐突に落下していくジェイド。
気づけば他の四人も皆落下していたようで……どうやら、そこは先程の洞窟の内部らしい。
右も左も分からない状態、ならとりあえず進もう! という事でずんずんと
前へ進んでいくパーティー……を再度襲う落とし穴。
そして落とし穴を落ちたはずが、何故か気づけば林の中にいる一行。
リブラ曰く、これは次元の狭間かもしれないらしい。 いやなんだよ次元の狭間って。
しかし相変わらず驚異の理解度でその理屈に納得した勇者達に、確かにここで
唸っていてもしょうがないので、移動しようと歩みを進めるジェイド。
木のせいで視界が悪く、せめて視界が開けている所ならなぁ……とジェイドが思ったその時、
突然周りの景色が変化し、見渡す限りの砂漠……砂の海のような状態になっていた。
唐突な変化に、目を白黒させる一同。 そして今度はこうも何も無いと、せめて
魔物でも出てきてくれれば心細く無いのに……とジェイドが考えた瞬間、砂の中から
サソリが登場し、ヒスイに襲いかかる。
その鋭い一撃に、装備のみを破壊され、豊かなおっぱいをぷるぷると震わせるヒスイ。
そんな眼福に思わず目を奪われるジェイドに、何だかジェイドの思った通りにことが
進んでるんじゃない? と言う一同。 そんなまさかと、試しに魔物よ消えろ、と
ジェイドが言うと……すぅっ……とその姿を消す魔物。
何と、本当にジェイドの思うがままに事態が進んでいっているらしい。
そして、それと同時にジェイドの中を巡る、ある懐かしい風景。
しかしその風景が何であるかは分からぬまま、現実に引き戻されたジェイドは、
とりあえずヒスイの服を直す事に。(これも同じく口にするだけで戻った)
そして、ジェイドが帰りたいと言えば帰れるのでは? という提案に従い、
それを口にすると同時に、洞窟を発見した場所に気づけば戻っているパーティー。
さっき見つけた洞窟の入り口は無くなっていて、もうさっきの空間には戻れないようだった。
気を取り直して出発しながら、何でも自分の思うがままになる空間だったなら、
そこで勇者達を倒してしまえば良かったのに……! と後悔するジェイドだった。


13章
アワリティア城に戻り、再度女王から神託を受けるパーティー。
女王曰く、レベルは調度良いらしい。 海の化物や魔物に気をつけなさい……
と言われるが、両方すでに戦った後だった!
そして、船を手に入れたのならば、魔王の領地へ行きなさい! と言われるヒスイ。
遂にこの時がきたか……と思うが、正直今のパーティーの力では、三人揃っても
ジェイドに勝てるとは思えず、首を傾げるジェイド。
何はともあれ魔王を倒しに行く事が決まり、テンション上がりまくりなヒスイ。
しかし、こんな時だからこそ、少し遠回りして装備や道具を整えましょうと
リブラが時間稼ぎをするようなアドバイスをし、遠回りする事になった勇者達。
リブラにその発言の真意を問いただしてみると、リブラ曰く、本来サメやレヴィ・アン
との戦闘は先ほどの神託の後に発生するはずだったらしい。
それが何故か先に発生してしまったため、見極めるための時間が欲しかったという事だった。
そして魔王の領地に近い所にある街で買い物をしはじめるパーティー。
ジェイドはリブラとアスモドゥスに連絡を取ろうと船に戻る……途中で話しかけられた
行商人(例によってアスモドゥス)に、今後の件を打ち合わせし、万事準備が出来ている事を
確認した後、勇者達と合流するのだった。


外伝4・サブイベント(宝を探して)
宝探しに行きましょう!
唐突にそんな事を言い出したヒスイによって、急遽宝探しが決定したパーティー。
(原因は行商人に化けたアスモドゥスが宝の地図を渡したせいだが)
相変わらずヒスイは船酔いしつつ、地図の印の場所に到着するジャスティン号。
それじゃあ調べてきます! とカレン・クリス・ヒスイと平気で海に飛び込んでいく。
何でそれで濡れないし調べられるの!? と驚くジェイドだが、相変わらずの当たり前でしょ?
という対応。 そして遂に回ってくるジェイドの番。
……当然、溺れました。
そのまま死にかけた所、イカの魔物に助けられたジェイド。
ジェイドを助けただけではなく、更にそのまま勇者一行を倒すと豪語すると、ジェイドを
捕まえたまま甲板の上とイカは飛んでいく。
助けたジェイドを放り投げたイカは、カレンにその触手を絡み付け、束縛すると、
ジェイドに調度良い角度でカレンの体を拘束し、体をまさぐり始める。
このけしからんイカめぇ! と興奮するジェイドだが、イカが思わず魔王様と言いそうに
なった所を一撃の元に仕留める。
その後、カレンの痴態を見た事でだいぶあそこが収まりつかない状態になったジェイドに
クリスが処理してあげると申し出る。
結局倉庫のような所でクリスにパイズリしてもらい、気持よく射精してしまうジェイド。
その後も宝探しを続けるが、結局たいした値打ち物は見つからず(ジェイドが蹴り壊して
しまった壺だけが大変高価だったらしい……)、パーティーは旅を再開するのだった。


14章
遂に魔王の領地に到着したヒスイ達。
しかし、そこにはアスモドゥスが四天王最強ベルフェゴルを配置していた。
華麗な罠(経験値がアホのように高いシルバースリーミー)により、
見事ベルフェゴルのいる場所へおびき出されたヒスイ達。
健闘虚しく、一撃でヒスイ・カレン・クリスは死んでしまう。
勝利の喜びで笑うクリスに、不審そうにこちらを伺うベルフェゴル。
自分が魔王である事を説明しようとした刹那……気づけば、ジェイドは高速で空を飛んでいた。
勇者達は当然としても、馬車や船も一緒に飛んでいる事を見ると……
どうやら、あの三人が死んだ事で全滅したとみなされ、女神の加護により
飛ばされているという事らしい。
ジェイドとリブラは所有物とみなされたようだった。


15章
おお勇者よ、全滅してしまうとは情けない……
何処かで聞いたような言葉で、復活後、女王エルエルに叱咤されるヒスイ達。
城を出た後も、流石にベルフェゴルに手も足も出なかった事がショックだったのか、
元気の無いヒスイと、それに引っ張られるように弱気になるカレンとクリス。
ここでもう一押し! とばかりに、ジェイドは三人を宿に集め、何故お前たちが
神託を受けたからといって戦わなければいけないのか、普通の女の子として
生きる道もあるのではないかと説く。
しばらく考えてくれといってその場を去るジェイド。
しばらくの後、宿から駆けてきた三人は、ついに決意を固めたらしい。
「旅を続ける事にしました!」
……え?
ポカンとするジェイドを置いて、今まで自分達は何も考えずに戦っていた、
これからは民のため、魔王を倒すために旅を続ける! と決意を新たにする三人。
しかしレベルを上げてもベルフェゴルには敵わないんじゃぁ……というジェイドに、
これから修行をします! と豪語するヒスイ。(修行は女王にお伺いを立てるらしい)
こうして結局今まで通りの生活が続くのだった。


女王に修行がしたいと尋ねると、まさに修行にぴったりな、試練の大地という所があると言う。
そこは伝説の聖剣に、祈りの洞窟という所、更に古の剣聖が修行した大森林があるらしい。
そして、そこに行くために伝説の巨大鳥を探すのですとヒスイは諭される。
ベルフェゴルに負けてからここまでが一連のイベントでしたか……と
ひとりごちるリブラに、ジェイドはクエスチョンマークを浮かべるのだった。


外伝5・サブイベント(伝説のダンジョン?)
最近(というかずっと)寒々しくなっている懐事情に、伝説のダンジョンに行かないかと
提案するジェイド。 当然のように二つ返事でOKするヒスイ。
とりあえず、ダンジョンの手前にある街で一泊する事になったが、やたらと宿代が高く、
どうしたものか……と悩んでいると、結局タダの馬小屋に泊まる羽目に。
そしてダンジョンは6人までパーティーが組めるらしく、出来ればもうひとり、シーフが
欲しいですね~……とヒスイが言っていると、ダンジョンの前に人影が。
「誰かシーフを拾ってくれるパーティーはいないものか……」
アスモドゥスだった。
結局アスモドゥスをまじえ、6人のパーティーを組んだジェイド達。
中に入ってみると線だけで構成されたような単純なダンジョンに、相変わらずの
理解不能な現象の数々。 クリスがスリーミーに服を溶かされたりとか色々ありつつも、
遂に最後の部屋に到着する一行。 そこで見つけたのは伝説の武器、伝説の雷神の槌。
しかし使い道が無いので売却する事に。
何か釈然としないが、まぁ本来の目的だった金策は無事都合がついたのよしとするか……
と思いきや、何と秘宝の売価は1G。 相変わらずの理不尽にジェイドは咆哮するのだった。


16章
巨大鳥についてアスモドゥスにたずねてみるが、そのような情報は知らないとの事。
ならば自分が巨大鳥Getの邪魔をするしかないか……と決意するジェイドだったが……
巨大鳥の伝説がある場所へやってくると、そこには巨大な卵が野ざらしで一つ。
幾ら何でも雑すぎるだろ! とツッコミを入れるジェイドに、その通り、このイベント
自体が雑すぎる、やはり……と何か良く分からない事をモゴモゴと言っている。
とりあえずどうしようかと相談しはじめるパーティー。 どうやら卵の殻は鉄のように
硬いらしく、いっそ壊してみようか? と大剣を引きぬくカレン。
一瞬ツッコミを入れそうになるが、ここでありえない失敗(卵の殻を破壊する)を
すれば、巨大鳥は手にはいらない……! と考えたジェイドは、それでいおうと推す。
しかし予想以上に硬い殻に、なかなか破壊できない卵。
諦めそうになった所で、卵に入るヒビ。
ようやく壊れたかと思いきや、中から飛び出る巨大鳥。
鳥のまま中に入ってるってありえないだろ! と突っ込むジェイドをよそに、
鳥は意味の分からない鳴き声(トリー!トリリー!)で意思表示する。
リブラ曰く、
「殻壊そうとするとかありえへんわ、面白すぎて出てきてしもうた」
という事らしい。
図らずも巨大鳥をGetしてしまった……と、そこで唐突にパーティーに突っ込んでくる
影……風の四天王、ベルゼブル。
その圧倒的な機動力に為す術もなく倒されそうになるパーティーだったが、
ヒスイの勇者フラッシュによって足を止められ、瞬殺されるベルゼブル。
もうコレ以上強くなったら俺とアスモドゥスしか敵わないかもしれない……
暗い気分になりながら、パーティーは巨大鳥のトリイ(という名前になった)を
仲間にし、試練の大地へと飛んでいくのだった。


17章
無事試練の大地に着いたパーティー。
とりあえずヒスイは伝説の聖剣を探しに、クリスは祈りの洞窟を探しに、カレンは大森林で
修行をする事になった。 リブラがキャンプをはっているので、各々の目的が達成されたら
キャンプに戻るという手はずに。
とりあえずカレンの手伝いをする事にしたジェイドだが、ジェイドは魔法使いなので
特に手伝えることもなく、ひたすら素振りをするカレンを眺めているだけだった。
っていうか修行の妨害をするんだった! と慌てて色々邪魔をしてみるも凄まじいカレンの
集中力を前に全て失敗。
翌日、また修行を眺めているジェイド。 そこへ例のグリーンとアクアリーフの二人が
偶然やってくる。 折角なので修行の相手をしてくれと頼むカレンに、人が変わったように
なるアクアリーフ。 なし崩し的に修行という名の対戦が始まってしまう。
予想以上に強いグリーンとアクアリーフに苦戦するカレン達だが、ギリギリすんでの所で
力を解放する事が出来たカレン。 それにて修行は終了となり、二人は去っていった。
その夜、力を解放したせいか、感覚が過敏になっているため、ジェイドに夜の相手を
してくれと恥ずかしがりながら頼むカレン。
そんなカレンに思わずジェイドは二回も体を重ねてしまうのだった。


カレンと別れ、一旦集合場所に戻ったジェイド。 そんな彼が目にしたのは思い切り
すーすーと寝息を立てるリブラだった。
しょうがない奴だと思いつつも、目を覚ましたリブラから残り二人の動向を伺う。
近い位置にいるのはクリスらしく、ジェイドは諦めず修行を妨害するために、
クリスの方へと歩みを進めるのだった。


18章
リブラに示された方向へ歩いていくと、そこには古びた遺跡のような建築物が。
前人未到の地じゃなかったのか……等と考えていると、ばったりとジェイドはクリスと遭遇する。
なんでこんな所に? と驚くジェイドだが、クリス曰く、
祈りの洞窟→祈りを捧げるのは人間だけ→何らかの人間が居た跡がある場所
という事でここまできたらしい。(後で発覚するが、そもそも神殿にこの場所が言い伝えで示されていた)
そこで、やおらメイスを取り出すクリス。 ジェイドが驚いているのを尻目に、メイスを
遺跡に振り下ろし……破壊された跡からは、洞窟の入り口がぽっかりとのぞいていた。
……という事で、祈りの洞窟に無事入る事が出来たクリスとジェイド。
何をすれば力が手に入るかは分からないが、とりあえずどっかで祈れば良いのでは?
という事に落ち着き、最深部を目指す二人。
そして到着した最深部……そこは洞窟の外になっており、気づけば時刻夕方になっていて、
夕日がとても綺麗だった。
さて、しかしどうすればパワーアップするのか……と問いかけるジェイドに、何と
もうパワーアップしたみたい、と答えるクリス。
はぁぁぁ!? 何処にも祈ってる時間とか無かったよね!? と突っ込むジェイドだが、
どうやら洞窟の中で祈りながら歩いているだけでパワーアップが出来るらしい。
そんなお手軽パワーアップありえねぇぇぇと突っ込むジェイドだが、聖なるメイスは
聖なるモーニングスターになっているし、クリス自身のパワーも数倍に上がったらしい。
結局、パワーアップの邪魔は出来ずにすごすごと元きた道を帰るジェイド。
その途中、休憩をしている最中、ジェイドはクリスに迫られる。
魔力を一気に取り込んだ結果、体が疼くのかも……? と言うクリスに、ジェイドは
頷くと体を重ね合わせるのだった。
情事が終わり、翌日には魔力の増大の影響で、今の事忘れているから、普通に接してね
とジェイドにお願いをするクリス。
出来るかどうか分からないが、上手く取り繕おう、そう誓うクリスだった。


19章
クリスにヒスイが向かった方向を教えてもらい、ヒスイの聖剣Getだけは
阻止せねば! と気合を入れるジェイド。
途中、何故か滝で水浴びをしているマユに折檻(覗きの)されたりしつつ、
ヒスイと合流するジェイド。
ヒスイ曰く、この山の中腹に聖剣はあるらしく、二人で聖剣を探しに行く事に。
途中、何やらみすぼらしい剣が道端に突き刺さっているが、どう見てもボロボロ
過ぎてとても聖剣という感じではない。
あんなのほっといて先にいこうというジェイドに、折角だから抜いてもいいですか?
と言うヒスイ。 まぁどう見ても聖剣じゃないしいいだろう……と思いきや、
ヒスイが近づいた途端に突然現れる、女神の姿。
どうやら、この剣に近づいた者がいると出現するようになっているようだが……
って、という事はこれが聖剣!? と驚くジェイドに、まさにこれが聖剣だと
説明する女神の幻影。 幾ら何でも適当すぎだろ! カレンやクリスの時もそうだったけど
ちょっと適当すぎるにも程があるんじゃね!? とツッコミを入れるジェイド。
そんなジェイドもどこ吹く風、女神はとある選択肢をヒスイにつきつける。
この剣を抜けば、凄まじい雷の力を手に入れる事が出来る、しかしあなたの寿命は半分になります、と。
聖剣というより呪われた剣みたいな事を言い出す女神だが、リブラからあなたは稲妻の剣により
勇者に倒されますと言われたジェイドとしてはこれ幸い。 こんな選択肢ならば流石に
ヒスイも躊躇するだろう……と思っていたのだが、女神の説明が終わり次第、ためらう事なく
剣を引き抜こうとするヒスイ。 以前のジェイドの演説(15章)により完全に決意を固めて
いたヒスイは、自分の寿命が半分になろうとためらいは無いらしい……どうする……!
結局、やむなくヒスイの変わりに剣を引っこ抜くと、あろうことかポイ捨てするジェイド。
何をするんですか!? と驚くヒスイには、お前の本当の武器は武器や魔法じゃない! その
勇気だ! 今までの俺たちの冒険がかけがえのない武器なんだ! と勢いで押し通す。
……と、そこで再度女神登場。 何と寿命が半分になるのは嘘でした、そして武器を引きぬいた
あなたに力を与えましょう……と、何故か実際に抜いたジェイドではなくヒスイに力を
与える女神。 結局力を手に入れ(しかも雷の)てしまったヒスイとともに、ジェイドは
トボトボと山を下るしか無かった。
帰り道の途中、カレンやクリスと同じく、急激な力により体が熱を持ったヒスイがジェイドに
助けを求める。 そしてそれを了承するジェイド。
二人は思うがままに交わると、体の火照りを抑えるのだった。


20章
無事パワーアップを果たし、女王の元へ神託を受けに行くパーティー。
もう何も言う事は無いという女王に、遂に魔王を倒す旅へと出る事になった勇者達。
出発前に、胡散臭いカップルを装ったアスモドゥスとマユと今後の打ち合わせをし、
巨大鳥にのって魔王城近くの街に入った一同。
一旦勇者と別れたジェイドとリブラは、リブラが試練の大地で何があったか教えて
欲しいというので、試練の大地での事柄(エッチ以外)を説明する事に。
今まで以上に適当、おざなりだった試練の大地についてを説明し終わると、ジェイドは
再度リブラに自分は勇者に倒されるかを問いかける。
リブラは変わらず、勇者達はあなたを倒します。 と断言する。
そんなリブラに、お前は何がしたいんだ? とジェイドは問う。
リブラは今までどおり、「自分の予言が成就するかを見守る」と答えるが、さらに
そこから「今は、今後あなたがどう考え、どう行動するかを見たい」とも付け加える。
そんなリブラの意味深な言葉に揺れるジェイドの心。 結局リブラ一人だけ宿に
帰し、夜が更けるまでジェイドは街で時間を潰し、三人と顔を合わせないようにするのだった。


21章
遂に、再び乗り込んだ魔王の本拠地。
何故か全く魔物の攻撃が無い(アスモドゥスから、それは魔物の大半が休暇に入った事を聞いている)
事を不審がる勇者達。
結局何も邪魔される事なく、魔王城に到着するパーティー。(途中シルバースリーミーを見つけて
思い切り道草を食ったりもしたが……)
そしてそんな彼らの前に立ちふさがる、三人の四天王。マーモン、レヴィ・アン、ベルゼブル。
単体では敗北を喫したが、三人が力を合わせれば……と思ったのも束の間、彼女たちの大技は
味方も巻き込む自爆技ばかりで、結局再度倒される四天王三人。
そのまま遂に城内に……! とジェイドが思った所で、ヒスイの驚くべき一言。
「突入……の前にご飯にしましょー」
お前ら飯食ってる場合じゃないだろー! と思わずツッコミを入れてしまうジェイドだった。


22章
遂に入場したパーティー。 そしてパーティーの前に再度立ちふさがるベルフェゴル。
パワーアップした勇者達に、魔道具であるマントを使うベルフェゴル。
何とそのマントは攻撃を跳ね返し、多大なダメージを全体に与える物だった。
これなら勝てる……! とジェイドがほくそ笑む……と、そこで唐突に
マントでの防御の構えを解くベルフェゴル。(後で聞いた所、あのマントの中はくそ暑く、
軽い熱中症になっていたらしい)
これはチャンス! と勇者達にボッコボコにされ、ついにその場に倒れるベルフェゴル。
こうしてパーティーは更に奥へと歩みを進めるのだった。


23章
そのまま頂上を目指すパーティー。 しかし相変わらず魔物の襲撃が全く無い。
幾らなんでもこれはおかしいのでは……と思っていた所、先の方から何やら
破壊音が響き渡る。 ただでさえ自分の家(城)に勇者が入ってきているというのに、
これ以上何かが起きては困る! と音の出処を探りに行くと……
そこには何故か、グリーンとアクアリーフの姿が。 どうやら城の前、城の中に
全く魔物が居なかったのはこの二人が軒並み倒してきていたかららしい。
どうしてこんな所に? と問いかける一同に、世界の歪みをたどってきたらここに
着いたと言う二人。 そしてそんな二人の言葉に顔を曇らせるリブラ。
そっちは魔王を倒しにきてるんだろう? 魔王ってのは一番上に居るのがお約束だから
さっさと倒してきな! と激励(?)され、遂に魔王の部屋(ジェイド自室)に
到着するパーティー。 そこには魔王に扮したアスモドゥス(実はイケメン)の姿が。
戦闘力はそこまで高くない物の、強烈な幻術を操るアスモドゥスに押される勇者達。
が、適当に放ったジェイドの一撃が偶然分身の中のアスモドゥスにあたってしまう。
それによって分身が解かれたアスモドゥスはあっという間に勇者達にボコボコに。
……遂に、アスモドゥスまで倒されてしまった。
仕方無くジェイドは玉座へと歩み寄る。
「我が名はジェイド……魔王、ジェイドだ。」


24章
遂に正体を現したジェイドに、呆けるヒスイとカレン、何とか冷静を保つクリス。
しかし何度確認されても、ジェイドは魔王、勇者と敵対する存在。
戦うしか無い両者。 遂に魔王との戦いが始まる。
まずはリブラに呪文の詠唱を任せ、その間三人の相手をするジェイド。
ここでも表示される良く分からないウィンドウだが、魔王の全力を解放したジェイドは
それすらも破壊する。
全くジェイドに敵わないカレン・クリス……そしてヒスイ。
ジェイドの姿に戦意すら失うヒスイに、訳もなく苛立つジェイド。
お前は勇者だろ! 戦え! というジェイドの言葉に、ようやく戦闘態勢を
取り戻すヒスイ。 ジェイドは何故かそんな姿に溜飲が少し下がる事に気付く。
ボロボロになりながらも必死に戦う三人。
うまくジェイドの隙をついたカレンにより、目の前に迫るヒスイの姿。
しかしそれも吹き飛ばしてしまえば良い……が、目の前のヒスイの……まるで、泣いているかの
ような表情に、一瞬固まるジェイドの体。
そして、自分が旅の途中、また旅が終わりそうになった時に感じていたいらだちが、
こいつらと、ヒスイ達との旅が終わりを迎える事が、旅の仲間という関係が終わる事が
怖かったからだ……という事に気づくジェイド。
そんなジェイドの体を、ヒスイのスーパー・サンダー・ソードが貫いた。


最終章
そうして、魔王は勇者に倒されました。
それがまるで当たり前かのように。
女神の思うがままに……
(スタッフロール)(スタッフロールの製作者の所がアーリ・ティア(女神の名前)になっておった)


2・1章
ふわふわと浮かぶような感触。
あぁ、そうか、自分はヒスイに倒されたのか……と納得するジェイド。
ふわふわと宙に浮いていく感覚に、自分はこのまま親父殿の所に行くのだろうか?
願わくばもう一度……無理と分かっていても、もう一度あいつらと冒険をしたかった……
そんな事を考えながら、視界が光に包まれ……
目を開いた時、気づけば見慣れた質素な部屋にいた。
そしてそんなジェイドの目覚めに気付いた人影……ヒスイが猛烈な勢いで抱きついてくる。
さらにクリス・カレン・リブラ……更にマユにアスモドゥスもそこに便乗し始め……
とりあえず周りに乗ってきた全員を一喝するジェイド。 どうやら、生きているらしかった。
落ち着いた所で事情を聞いてみると、確かにジェイドはヒスイに倒されたらしい。
しかし、そこで死んだのは"魔王としてのジェイド"で、肉体は生きているらしい。
実際に魔王の力を使おうとしてみたジェイドだが、確かに魔王の力をなくしているようだった。
(それでも人間としてはLv60程度の実力があるらしいが)
そして魔王軍であるマユやアスモドゥスを平気で部屋に入れているヒスイ達だが、ジェイドの
ことを心配している人たちだからというただそれだけの理由で部屋に入れたらしい。
(なお、マユとアスモドゥスには魔王軍にしばらく暴れないようにと伝令に飛ばした)
……こいつらはそういう奴だった。
そして、何で俺をここに運んだのか? と問うジェイドに、一緒に旅をしていたのが
楽しかったと言っていたから、と答えるヒスイ達。
思わず溢れる涙を隠しながら、ジェイドは一言「ありがとう」と感謝を伝えるのだった。


2・2章
魔王軍を城に集め、自分は勇者に負けた、今後人間達に対する一切の攻撃を禁止すると命令するジェイド。
そしてそのまま女王エルエルとの会見の場をヒスイに用意して貰い、今後の平和のため、争いが
起きないよう、相互不可侵の条約を結ぼうと提案する。
未だ女神の封印が解けない(先代が封印したため)ので、回答は後回しとなったが、確かな感触を手に
パーティー達の元へ戻るジェイド。
事の顛末を説明し(リブラだけ女神の覚醒待ちという所で表情を翳らせたような?)、じゃあとりあえず
女神様が復活するまでは、それぞれ自由行動にしようという事になるパーティー御一行。
クリスは神殿に戻り、リブラは魔王城に、カレンは骨休め、ヒスイはゆっくりと再度旅に出る事に。
ジェイドは……ヒスイと一緒に旅にでる事に決めた。
それではまた会いましょう! というヒスイの声で、一同は解散するのだった。


2・3章
戦いのための装備から、私服へと着替えたヒスイ。
こうしてヒスイと共に旅に出たジェイド……と思いきや、のっけから躓く二人。
ヒスイの誰にでも話しかける癖が発生し、街中全ての人に話しかけていく。
しかしこれもまたヒスイなんだな……と、ジェイドはそんな彼女のことをゆっくりと見守る。
ようやく出発した頃には夕暮れ時。
街の入り口で、ヒスイがスリーミーに倒された時や、ヒスイがジェイドに指示されながら
初めてスリーミーを倒した時の思い出を語り合う二人。
(そして唐突に邪魔しに(?)入るマユとアスモドゥス)
結局二人は次の街には辿りつけず、キャンプをする事に。
焚き火をしながら、ヒスイはこの旅に目的が出来たとジェイドに話しかける。
その内容を聞くと、「ジェイさんにこの世界を好きになってもらう事」と答えるヒスイ。
ヒスイと対峙した時、ジェイドの言った「俺はこの世界が嫌いだ」という言葉を
まだヒスイは覚えていたのだ。
そんな彼女の顔を見ながら、ヒスイとならこの世界を好きになれるかも……と思いながらも
口に出せず、ジェイドはヒスイと肩を寄せ合い夜を明かすのだった。


2・4章
前日、ジェイドにこの世界を好きになって欲しい……そう言ったヒスイに連れられ、
今歩いているのは……あの(半ばトラウマの)砂の海。
しかし砂漠でキャンプする訳にもいかず、ひぃひぃ言いながらも砂の海を超えた二人。
とりあえず宿を取って……しかしあの頃と違い、狭かった宿の中にはジェイドとヒスイだけ。
手を伸ばせば届く二人の距離に、ジェイドはついぼーっとしてしまい……
そんなジェイドに、楽にしてあげます……と近づいてくるヒスイ。 いけない、いや、ここは……
等と悶々とするジェイドに、「マッサージしてあげます!」と元気いっぱいのヒスイ。
気持ち良いは気持ち良いが、ヒスイの太ももの感触や、マッサージの度にあがる吐息に
ジェイドはもんもんとした一夜を過ごすのだった……
翌日、以前皆と来た海にきた二人。 新しい水着を買ったとはしゃぐヒスイに、眼福な
ジェイドのテンションも上がる。
そんな所で、またも偶然出会うグリーンとアクアリーフの二人。
二人はジェイドが魔王という事も知ってるようだが、特に気にもしていない様子。
自分がここに居ても良いのかと悩むジェイドに、気にしすぎだと言う二人。
二人が去った後、ジェイドはヒスイに自分と一緒に居て楽しいか? と問う。
もちろん即答ではい! と答えるヒスイに、満たされたような気持ちになるジェイド。
もじもじと、ジェイさんは私といて楽しいですか? と問うヒスイに、ジェイドは
その手を掴み一緒に海に遊びに出るのだった。


2・5章
ヒスイの提案により、船で海をわたる事にした二人。
船自体はジャスティン号をまだ使えるらしいのだが、問題はヒスイの船酔い。
いざ船旅に出てみても、やはり船酔いでボロボロのヒスイ。
大丈夫か? と心配するジェイド。 そんな二人にそっと声をかけてくる船員が……
という訳でまたもいつの間にか(船員のふりをして)同乗していたアスモドゥスとマユ。
とりあえず回復草をくれたアスモドゥスには感謝をしつつ、ヒスイにそれを食べさせる……
と、そこで大きく揺れる船体、思わずぽすっとジェイドの腕の中に収まるヒスイの体。
このまま時が止まってしまえばいいのに……思わずそんな事を小声で呟くジェイド。
……と、そしてそんな二人を眺めているアスモドゥスとマユ。
……あの二人が居ることを忘れていたジェイドは恥ずかしさにそのまま倒れこむのだった。
夜もふけ、アワリティア城へと歩く二人。 本来なら夜になる前に到着の予定だったのだが、
何故か船のスピードが遅く、予定より遅れてしまっていた。
そんな夜空の下、ジェイドはついにヒスイに、自分が怖く無いのか? 魔王だった自分と
一緒に居て怖くないのか? 憎んでいないのか? と問いかける。
そしてそんなジェイドにヒスイは、ジェイさんは良い人ですから、怖くないです。 と
答える。
そして、ヒスイと一緒ならこの世界を好きになれるかもしれない……と言い、そのまま
ヒスイに好きだと告白をするジェイド。 ヒスイもジェイドのことを好きです、と答え
月の下で二人は優しく唇を重ねあうのだった。


2・6章
アワリティア城に着いた二人。 お互いの気持ちを確認しあった二人は、いちゃいちゃ
しながら買い物を楽しむ。
日も暮れてきた所で、次の行き先を何処にするかで悩む二人。
既にトリィ(鳥)が居ないため、空路は無くなり、試練の大地等には行く事が出来ない。
そうすると、次行った所はというと……次の行き先は、魔王城!?
個人的にはあまり行きたくない(アスモドゥスやマユに馬鹿にされるので)ジェイドだが、
ヒスイは非常に行きたくてたまらないらしく、しょうがなく次の行き先は魔王城へ。
そしてその晩、宿で休むことにした二人は気持ちを確認してから初めて
体を重ね、想いを確かめ合う。
翌朝、気持ちのよい朝日にこれからもこんな幸せな日々ば続くのか……そんな事を
考えていたヒスイとジェイドの上……天から光が差し込む。
そこには、女神アーリ・ティアの姿があった。
「それでは、今からこの世界を破滅させます」


2・7章
唐突な女神の世界を破滅させるという宣告。
連絡を取り合う事もなく、アワリティア城に集まったヒスイ、カレン、クリス、リブラ達。
女神とゆかりのある女王ならば何かしっているかも……と
謁見をしてみるも、女王も何も知らずにうろたえているのみ。
このままでは埒があかないと、ヒスイは女神に直接話を聞きに行く事を提案する。
問答無用で世界を破滅させるなんてことを言い出す女神と話も無駄かも
しれないが、現状できる事がそれしかないため、パーティー一同は
女神に話を聞きに……恐らく女神がいるであろう神殿に向かう事になった。


2・8章
神殿へ向かおうとする中、何か違和感を感じるジェイド。
それは、街が静かすぎる事だった。 本来、あんな宣告をされれば街中が
パニックになっていてもおかしくないのに……と、よくよく見てみるとそもそも
街にいつもいる人達が居ない。 全員で街中を調べてみるも、人っ子一人
存在しない城下町。 明らかにおかしい状況に、神殿へと歩みを早めるパーティー。
そんな中、唐突に向こうからやってくる魔物の一団。 調度良いので情報を
仕入れよう……とするも、何故か正気を失っている魔物と一戦を交えるヒスイ達。
強さ自体は変わっていないようだが、普段なら表示されていた戦闘コマンドの
選択結果が表示されない事にジェイドは気づく。
そして戦闘終了後、唐突に現れたマユにより、魔王城が正気を失った魔物の軍勢に
囲まれている事を知らされたジェイド。
リブラのみを城に返し、ジェイドはヒスイ達と神殿への道を急ぐ……と、
唐突に後頭部へと走る衝撃。 意識が急速に落下していく中、最後に視界に
映ったのはクリスの顔だった。


2・9章
ようやく意識を回復すると、そこは街をでたすぐの所で、ジェイドは
土の上で倒れていた。 ヒスイ達は何処へ行ったのか……様々な思惑が
頭をよぎるが、予想外に重症だったジェイドは再度そこで倒れ、意識を失う。
次に目を覚ましたのは、宿屋の中。 どうやらグリーンとアクアリーフが
偶然ジェイドを見つけ、ここまで運んでくれたらしい。
すぐにでもヒスイを探しに行こうとするジェイドだが、激しく消耗している
ジェイドはグリーン達に説得され、とりあえず一晩休む事に。
翌日、謁見の間に三人で行ってみると、遂に女王すらもそこから居なくなっていた。
明らかに何かが起こっている。 ジェイドは再度、神殿へ行く事を心に決め、
グリーンとアクアリーフもそれに同行する事になった。


2・10章
所変わって魔王城。 リブラは既にジェイド達と別れて一昼夜経過していた。
城の方はリブラの張った結界とアスモドゥスの幻術にて何とか膠着状態に
もってきていたが、相手がどんな手を使ってくるか分からない以上、気が抜けない。
そんな中、城の中に侵入者が入ってきた気配を感じ、リブラは現地に急ぐ。
そこにはあっという間に瞬殺された四天王と、それをやってのけた者たちの姿が……


そしてジェイド達三人はキャンプをしていた。 本来神殿に到着しても良い頃のはずが、
本来現れないような高レベルの魔物が途中で頻発し、なかなか先に進めなかったためだった。
そこで、そういえば何が起きたのかを説明していなかったジェイドは、グリーン達に
何故自分があそこで倒れていたのかを(クリスの件以外)説明する。
何故、自分やヒスイ達の周りでこんな事が起きたのか……心配でたまらぬジェイドを
グリーンとアクアリーフは慰める。
と、そんな三人の所へやってくる襲撃者。 何とその姿はヒスイとカレンだった。
唐突に始まるバトル。 そして何故かベルゼブルの力を使うヒスイの攻撃が
ジェイドの体へと叩きこまれ……


2・11章
ヒスイの一撃の衝撃で、そのまま背後の水へと沈んでいくジェイド。
気づくとそこは草原で、ヒスイとカレンの二人といつも通りバカみたいな
やり取りをして……そんな夢から目覚めたジェイドは、気づけば海岸に打ち上げられていた。
そしてそんなジェイドを見下ろすリブラ。
自分の置かれた状況に右往左往するジェイドに、鉄拳を一発食らわせてから、
リブラは現状起きた事を一つづつ説明していく。
まず、ここは海岸。 ジェイドの身に起きた事から、これは川落ち(重症の一撃を食らった後
川などに落ちると、そのまま流されて結局助かるというお約束)だという事。
魔王城はヒスイとカレンがせめて来て、四天王力を奪っていった事。
(そのため既に包囲は解かれたらしい)
何故そんな事を……と考える二人に、突然かかる気の抜けた声。
なんとそこに居たのは光の女神・アーリ・ティア。
アーリ曰く、ヒスイとカレンは自分の意のままに働いてもらう友達になってもらったとの事。
そして唐突に召喚されたカレン。 リブラとジェイドは悔しいがこのままでは
とても勝てる物でもないため、とりあえず場所を変えるために必死に逃げ出す事に。


2・12章
どれだけ逃げても追いかけてくるカレン。
ベルフェゴルとマーモンの力を身につけたカレンは、着実にジェイドの命へとその手を
伸ばしてきていた。
しかし、このままではカレンの体も危ないというリブラの情報に、ジェイドはカレンを
女神の束縛から解放するために、戦う事を決意する。
そのまま森の中へ逃げ込む二人。
そんな時、唐突に思い出される試練の大地での出来事。
「マップが変わってしまうので、木を切る事なんて出来るはずない」
そんな、世界の矛盾。
そして遂に二人の元に追いついたカレンと対峙する二人。 リブラには補助呪文を
かけさせ続け、ジェイドはカレンと真っ向から戦いを開始する。
ベルフェゴルの力と上手く親和したカレンの壮絶な力……しかし、木は切る事が
できない、そんな矛盾を上手く利用し、ジェイドはカレンを叩き伏せる。
カレンに与えられていた、マーモンとベルフェゴルの力はカードとなりジェイドの元へ。
そうしてようやく正気を取り戻したカレンに、呪文の効果が切れ始めたジェイドは
とりあえず一言「おかえり」と声をかけるのだった。


2・13章
とりあえずアワリティア城の城下町に戻り、カレンに今までの経緯を説明しつつ、
ひたすらに回復草と魔法の水で回復をしまくるジェイドとカレン。
事情を一通り聞いたカレンは、自分を身を賭して助けてくれたジェイドのために、
女神と戦う事を決意する。
そしてそんな所へ再度登場する、女神・アーリ。
ジェイドを周りへ影響を与える存在だと、何やら意味ありげな事を言いながら、
カレンの時と同じく、ヒスイを召喚して消え去る女神。
先ほどのカレンとの戦闘で、完全に憔悴しきったジェイドは戦力外。
カレンとリブラのみでヒスイと戦う事になる……が、徐々にヒスイに押されていくカレン。
遂にカレンが倒されようとしている中、見ている事しか出来ないジェイド。
そんな中で、唐突に熱い物がジェイドの中でこみ上げる。
そして唐突に飛び出す一枚のカード……地竜・マーモンのカード。
それを当然のジェイドは使いこなすと、ジェイドはヒスイと真っ向からぶつかり合う。
そして、自分は今困っている、大切な仲間の笑顔が見れなくなって困っている、
だから助けてくれ、お前は勇者だろう!
そんなジェイドの激しい説得が通じたのか、意識を取り戻すヒスイ。
そんな彼女に、カレンの時と同じく、まずは「おかえり」と彼女を迎えるのだった。


2・14章
カレンの時と同じように、ヒスイに今までの状況を説明するジェイド。
自らが封印を解くために必死になっていた女神に操られていたという事実に、
衝撃を隠せないヒスイ。
そんな中、リブラの導きによりジャスティン号へとたどり着いた一同。
もはやお約束のように船員として登場するアスモドゥスとマユに、既に
ツッコミを入れる事もなく(結局最後に入れたが)、女神に対抗する
手段がある、というリブラの話を確認するためにも、一同は魔王城へと向かう事に。
……という訳で、ようやく魔王城で一息つく事になったパーティー+α。
何故かジェイド自らお茶を入れさせられたりしつつも、リブラの話を聞く事に。
リブラ曰く、十神竜の力を全てジェイドが取り込む事で、女神に対抗できるかも
しれないらしい。 そして、亡き先代の力を継いだジェイドのみがそれが可能なのだ。
今の所それしか方法が無いので、四天王+アスモドゥス+マユの力を
我物とするジェイド。(なお、取り込む方法はリブラがカードを持ってジェイドに腹パンだった)
しかし残り三体のうち、二体の所在が掴めない……
そんな事実に頭を悩ませていた所、部屋の扉が大きな音で開け放たれた。


2・15章
颯爽と現れたグリーンとアクアリーフ……だが、唐突に茶と茶菓子を要求され、
結局再度お茶を入れる事になるジェイド。
何故か二度目のティータイムとなった後、ようやく本題に入る二人。
二人曰く、もうどの街も人が居なくなっており……また、川にふっとばされた後
ジェイドがどうなったかが心配になり魔王城へとやってきたらしい。
そして、その道中に竜のカードを手に入れ、あまつさえその力を使いこなしていると。
なんだそのお約束展開は! とツッコミを入れるジェイドだが、とにかく二枚の竜が
手に入るのは助かる。 しかし、二人は不敵に笑うとこの力が欲しければ戦って
勝利して勝ち取れ! と宣言する。
かくしてグリーン&アクアリーフと戦う事になったパーティー一同。
その場にクリスが居ない事に一抹の寂しさを感じながらも、辛くも処理する。
(というか合体技だのなんだので向こうが自爆した気もするが)
とりあえず今の戦いで疲れきったので、一度城の中で休もうという事になった。
そんなジェイドに、真実を告げるので後で少し時間が欲しい……と
そっと伝えるリブラだった。


2・16章
しばらく後に、リブラに連れられ海へやってきたジェイド。
真実を語るというリブラ曰く、今この世界は本来の時間軸から外れた……
予定とは違う未来を歩んでいるらしく、だからこそ女神は時間を巻き戻して
もとの世界へ戻そうとしているらしい。
リブラの語る真実。
それは、リブラがこの世界の外からやってきた所から始まった。
世界というのはそれぞれ小さな箱のような物で、その中に世界が入っていて、
人々が生活しているらしい。
そんな様を客観的に外から眺めていたリブラは、理由は分からないがこの
世界へと流れつき、先代魔王に拾われた。
そして、先代魔王と話しているうちに、この世界は矛盾を抱えている事にリブラは気付いた。
その矛盾とは、ジェイドが旅のさなかでいくども感じた理不尽な事柄の事である。
リブラの指摘により、先代魔王も矛盾に気づき、どうすれば良いかと苦悩した。
リブラ曰く、この世界は同じ歴史に沿って繰り返しているらしい。
魔王により女神が封印され、勇者が魔王を倒し、封印を解く。
そんな茶番がひたすらに繰り返されていたのだった。
そして事実を知ったジェイドも、どうすればいいか苦悩する。
今日はこれぐらいにしましょう、というリブラの声により、城に戻ろうとするジェイド。
そんな所へ、唐突と現れる、女神・アーリ。
相変わらず人を食ったような話し方に、ジェイドはリブラを連れ、城へ戻ろうとする。
しかし、そんなジェイドの足を止める一言。
「まだアカシック・リブラリアンは真実を告げていないの?」
懸命に耳を貸すなと主張するリブラ。 しかしジェイドは吸い寄せられるように
女神に問いかけてしまう。
真実とは何か? 女神は言う。 この世界の外部因子は誰でしょう?
それはリブラでは無いのかと答えるジェイド。 そんなジェイドに対する無常な返答。
魔王は物語に影響をおよぼす存在ではない。 物語の終着点である。
そして、女神は魔王ジェイドなど作っていない。 作ったのはジョーカー(先代)だけ。
女神は再度、ジェイドに問いかける。 君は一体、誰なのかしら?


2・17章
自分は一体誰なのか。 既に先代ジョーカーが死んだ今、それを知るのは魔導書、リブラ
しかいないと女神は言う。
その言葉に導かれるようにリブラに自分が何者なのかを問い詰めようとするジェイド……
が、すんでの所で女神に攻撃をしかけるカレンと、リブラを助けるヒスイ。
そしてそんな状況で召喚されるクリスに、やはりクリスは自分の意志で女神の
味方をしている事を確信し、ショックを受けるジェイド。
ようやく女神と話ができるチャンスに、何故世界を破滅させるのかとヒスイは
女神に問いかける。
そんなヒスイの問いに、この世界は外部的要因のせいで、
本来あるべき姿から大きく外れてしまったからと女神は答える。
だからその原因であるジェイドを殺し、世界を元に戻すと、あっけらかんと答える女神。
そして、ジェイドを殺す気はないの? と問いかける女神に、カレンとヒスイは
当然のようにそれを拒否する。
そして魔王ではないジェイド、一体その正体はなんなんでしょう? と問いかける女神に、
ヒスイは確信を持って答える。「ジェイさんは勇者です!」
ヒスイの答えに爆笑し、そうなると自分は勇者に倒されるべき、魔王でもある、女神魔王になる。
神殿で待っているから倒しにいらっしゃい、といって姿を消す。
女神と一緒に消えていくクリス。 さり際にクリスの呟いた、ごめんね、という一言が耳に残る。
残されたジェイド達は、今こそ残された真実を明かします……というリブラの言葉に、
一旦城に戻りリブラの話を聞く事にした。


2・18章
城に戻り、速攻で話を始めるリブラ。
話は先代の所まで遡り、リブラの話を聞いて世界の矛盾に気付いた先代は憤った。
決められた未来に沿った世界等ぶち壊してやりたい……しかし、所詮先代も女神に作られた物。
逆らう事は叶わず、女神を封印してしまう。 それに激しく後悔し、また絶望した先代魔王。
女神に作られた物は、女神の意思に反する事が出来ない。
そして、何が原因か(リブラが外部からきた事かもしれない)分からないが、勇者に倒される
前に、病に倒れてしまう魔王。 自分の死期を悟った魔王は、このままではこんな結末を女神が
許すはずもなく、世界は巻き戻されてしまうだろう。
そんな世界を許すことができなかった魔王は、外部の世界から人間を召喚し、自分の
変わりに魔王とし、この決められた矛盾に満ちた世界を助ける存在にしようと試みる。
それがジェイドだった。 ヒスイの言った通り、ジェイドはまさに勇者だったのだ。
そして十神竜という設定は女神が作った物で、本来はその全ての力を手にいれた状態で、
勇者ヒスイにジェイドは倒されるはずだった。 しかしジェイドが与えた色々な影響のせいで
話は端折られ、全く力をつける前に倒されてしまったジェイド。 おかげで十神竜の力を
失わずにすんだ訳で、十神竜の力を全て集めれば女神と同等の力を手に入れられるかもしれないらしい。
既に9匹の竜を手に入れているジェイド。 最後の一匹は何処にいると問うジェイドに、
リブラは自分の中のとあるページに封印してあると言う。
そして、ジェイドに……自分、リブラを破り捨てるかどうかの決断を問うのだった。


2・19章
リブラから自分を破り捨てるかどうか……破った事により、下手をすれば意識を無くす、死ぬ
かもしれないと言われ、激しく疲弊したジェイド。
ヒスイの提案によりとりあえずその晩は休む事にしたジェイドは、そのまま玉座で
眠りに落ちる。 目覚めるとそこには毛布をかけにきたアスモドゥスの顔(が間近に)。
アスモドゥスの変わらぬ忠義を再確認したジェイドは、とりあえず外に出る事に。
そのままマユ、ヒスイ・カレンと出会いながら、外に出ていったリブラを追いかける。
リブラと話をし、自分は道具だから感情なんて無いという彼女にも、やはり感情があり、
恐怖を感じている事を知るジェイド。
二人は夜空の下で、無言でゆっくり同じ時を過ごした。
……翌日、全員を集めた玉座の前で、ジェイドはリブラを破り、竜の力を手に入れた。


2・20章
無事十神竜の力を手に入れたジェイド。 しかしそこにリブラの姿は無く……
と思いきや、いたって普通に問題なく存在するリブラ。
(本人曰く、本の形には戻れなくなったらしいが)
嬉しいは嬉しいが、釈然としないジェイド……だがそんな事を言っている場合でもなく、
転職した事でLv1になってしまったジェイドは早速城の外へとレベル上げにいく事に。
リブラと雑談している横でヒスイとカレンがモンスターを狩る事で上がり続けていく
レベル。 その後アスモドゥスの粋なはからいで四天王(+グリーン・アクアリーフ)との
戦闘などをこなしつつも、一日が終わり玉座に戻るジェイド。
そんなジェイドの元に、唐突に現れるクリス。
女神は本当に魔王としてジェイド達と戦うことを楽しみにしているらしく、その伝言役として
クリスは魔王城までやってきたらしい。
何故クリスは女神に味方する! と問い詰めるジェイドに、それはもっと盛り上がる時に
説明するから、力をつけたらアワリティア城までこいと伝え、そのまま姿を消すクリス。
Lv70は必要と言われたジェイドはひとまずLv上げに奔走するのだった。


2・21章
ようやくLv上げも終わり、アワリティア城へと戦いに出るパーティー。
相変わらず誰もいない街、城内……そして遂に謁見の間にたどり着いた一行を
出迎える、クリス。
彼女曰く、クリスは女神からある程度、力と権限を与えられた、いわば進行役らしい。
勇者が詰まったり、困ったときにそっとバレないように手を差し伸べる役。
(実際にはジェイドが殆どその役をやってしまったため、活躍する事はなかったが。)
そして、女神から創世の力を借りたクリスとの戦いがはじまる。
その圧倒的な力にも、臆すること無く戦いを挑むヒスイとカレン。
ジェイドは未だここで戦ってしまっていのか、クリスを何とかする事はできないのかと
迷いながらも、クリスと戦う。
しかし最終的には、これから新しい世界を作っていく、その世界にはクリスが必要なんだ
というジェイドの意思の前に、クリスは崩れ落ちる。
神様にでもなるつもり? と突っ込むクリスだが、ようやく昔のように……
いつも通りの空気に何処かホッとするジェイド。
こうして、クリスをようやく仲間に戻したパーティーは、女神に戦いを挑むべく、
一度アワリティア城下町で体を休めるのだった。


2・22章
クリスとの戦闘が終わり、外に出た頃には夕方になっていた。
クリスに、何故村人や街の人を女神が消したのかと尋ねると、彼らはジェイドによる
影響を殆ど受けない(同じ事しかしないし)ので、一旦居ない物としたらしい。
彼らが何処か別の所で生きているか、それとも存在自体消されてしまったのかは分からない。
しかし、彼らを取り戻すためにも女神を倒すしか無いのだった。
その後、宿屋に行って(いつも通りのお約束で何故か同じ部屋)、簡単な食事をした後、
ヒスイとジェイドは二人きりで宿を出ると、今後の戦いの勝利を誓う。
そして、必ず二人は互いのそばにいる事を約束しあうのだった。


2・23章
綺麗に晴れ渡った空の下、神殿へと歩みを進めるパーティー。
神殿のある街の中は魔物でぎっしりらしいが、中央突破以外の手が無いのが現実。
しょうがなく、最短距離を突っ走る一同。
しかし、馬鹿みたいな物量の前に、次第に足が止まるジェイド達。
これは不味いかも……と思った所に、唐突に魔物に襲いかかる火・水・風・土の攻撃。
確認するまでもなく、四天王たちだった。
雑魚は四天王に任せ、更に現れたマユに誘導され、神殿までの最短距離を進む一同。
しかし、そんなジェイド達の頭上から舞い降りるドラゴン。
これは時間がかかるかも……と、マユが現れたのにこの男が居ないはずがない……!
という事で登場するアスモドゥス(そこらの扉をあけてひょっこりと)。
そんな彼にドラゴンを任せ、神殿へと到着すると、そこには交戦の跡はあれど、魔物の影は殆ど無い。
グリーンとアクアリーフが先に掃除をしてくれていたようだった。
こうしてジェイド・ヒスイ・カレン・クリス・リブラの五人は神殿内部へと足を踏み入れる。
そして満を持して登場する女神。
こうして最後の戦いの火蓋が切って落とされた。


2・最終章
遂に始まった女神との戦い。
女神曰く、ここでジェイドが女神を倒すと、異分子であるジェイドは外へはじき出される
可能性があるという。 しかし、放っといたら殺されるだけ。
遂にジェイド達は女神、アーリ・ティアと戦闘に入る。
しかし、十神竜の力を完全に使いこなせないジェイドは女神を倒すどころか、攻撃が
届く事もなく……飽きられた女神の攻撃により、あっという間にヒスイ・カレン・クリスが
一撃で倒れていく。
ジェイドも女神の攻撃を受け、意識を失っていく……
その最中、ジェイドは先代から受け取った九頭竜と意識を交わす。
そして自分はこの世界の”これから”が見たい。 そのための”異世界からの勇者”なんだ
という事を認識する。
それを認めた途端、ようやく使いこなせるようになった十神竜の力。
それにより三人を回復させ、再度女神との戦いを始める一同。
以前、ヒスイに倒された時は結局使えなかった……先代から引き継いだ魔法を、今こそ使う時。
女神の創世の力と、ぶつかり合う十神竜の力。
拮抗していた二つの力のぶつかり合い。 遂にジェイドと勇者達の攻撃は女神を打ち破り……
最後に、この世界を作ってくれた事を女神に感謝し、ジェイドの意識は闇に落ちていった。
そして気づけば、ジェイドは空中に浮かんでいた。
この感触は、ヒスイに倒された時に感じたのと同じような感じだった。
しかし、違うとすれば空の位置。 前回は見上げると空があったのが、今は足元にあった。
そんなジェイドに声をかけてくるリブラ。
リブラ曰く、女神の言った通り、ジェイドは外に弾きだれてしまったらしい。
それはそれで残念だが、この世界の”これから”を観測者として見守っていこう……
と心に決めたジェイドの決心をぶち破るリブラのツッコミ。
リブラは、ヒスイ達にジェイドを連れ返して欲しいと言われ、ジェイドを探しにきたという。
そしてリブラに掴まれジェイドは再度、この世界へと落下していき……


2・エピローグ
そうして世界に戻ったジェイドを(熱烈なタックルで)迎えるヒスイ達。
謁見の間で感動の再開(関節技等もキメられていたが)を果たしたジェイド達は、
その足で挨拶回りに行く事に。(2ヶ月も居なくなっていたらしい)
そして全てが終わった後、ジェイドはヒスイとまだ見ぬ地を求め旅を続けるのだった。




あぁヒスイ可愛いヒスイアホ可愛いよヒスイ(;´Д`)
何気におっぱいすげーでかいのも高ポイントだな!

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