2013年1月19日土曜日

AYAKASHI レビュー












以下はネタバレを含みます。

未プレイの方は要注意。


ずっと寝かせていた、AYAKASHI打開完了。
ちょっと寝かせすぎたせいか、期待しすぎたかな……?


★ストーリー総括
アヤカシという存在がいた。
それは竜により生まれる物で、300年に一度、夏に降る雪……
アヤカシの種を受けた者が、御明市ではアヤカシ使いと
なる可能性を秘めていた。
そんな中で、アヤカシとの共生、そしてアヤカシ使いの共同体を
作ろうとしていた者がいた。
"彼"はその理想の元、アヤカシ使いを集めていたが、徐々に、
名前、意識、と自身のアヤカシ・オロチに喰われていく。
"彼"にその身を救われたアキノ・エイムは彼がアヤカシに喰われるのを
止めるよう手伝うが、上手くゆかず彼は喰われていく一方だった。
"彼"がいつかオロチに喰われた時、彼女達は完全体のアヤカシ、
夜叉丸を使い彼を止める誓いを立てる。
そしてある年、"彼"達は竜の力を手に入れるため、その身に竜を
宿した久坂悠を襲い、竜を食らう算段を立てる。
しかし、早くにアヤカシに目覚めた悠の幼馴染、和泉はその計画を
阻止しようとする。 しかし阻止は失敗、和泉は致命傷を受け、
それを見て暴走した竜はその半身をオロチに喰われる。
しかし喰われざまに竜の強大な一撃により、"彼"は大打撃をうける。
また、和泉のアヤカシ・サトリによりその心の半分が和泉と
融合してしまったエイム。
唯一心に残った大切な人、悠を守る事だけを考え、エイムは
悠へと接触していく。
そして、再度悠の中の竜を狙う"彼"と、悠達の戦いが始まる。



★全体評価
■シナリオ
熱い。 無駄に激しい。 厨二、しかもとにかく激しい事だけを
考えた厨二バトル物……といった所。
序盤はちょっと力が強いとか、物をスパスパ切ったり破壊したりできる、
そんなレベルもの戦いが、最終的には山をも破壊するような
バトルへと変化していくのが見物のゲームでした。
ただ、正直ちょっと物足りなかったかも。
他の全て(整合性やら何やら)を犠牲にして激しいバトルにするなら、
最後の竜vsヌエとかの所も、もっと大規模な戦いにして欲しかった。
それこそ宇宙に飛び出すくらいの事やってもいいレベル。
所詮、御明市のとある場所で起きてるというレベルの戦いが最後の
バトルでは、正直拍子抜けという物です。
後、広げた風呂敷を回収し切れてない所が多かった気が。
陽愛のアヤカシ、八咫烏であったり、なぜ悠だけ全てのアヤカシの
元凶である竜を宿しているのかとか、全く説明が無い。
竜の遺骸とかに関しても、そもそも竜が何なのかとかも全く書いてないし。
まぁ、前述の通りそういう細かい所は全部ほっぽり投げて、
とにかくアヤカシという設定の上で激しく戦うぜ!
というならもっとトコトンやって欲しかった。
色々残念(´・ω・`) こういうテイストは好きなだけに勿体無い。
これならあやかしびとの方が好きだなぁ。
あやかしびとのラストバトル(合体していくアレ)は非難の嵐みたいだけど、
あれぐらい飛び抜けたバトルにしちゃっていいと思うんですよ。
残念。


■グラフィック
時代を考えるとこんなもんかと。
寧ろエロシーンとかのCGは結構エロいし、後は戦闘ムービーや
エフェクトとか良く頑張ってると思いました。
バトルがメインのゲームなんで当たり前といえば当たり前なんですが、
しっかり演出していて個人的には○。


■音楽
特に耳に残る物はなかったかなぁ。
耳に残るという意味では毎度聞かされるEDぐらいか。
もうちょっとバトルのBGMをテンションあがる物に
出来ればよかった気がする。


■ボイス
声優に時代を感じる……でも○。
陽愛、エイム、織江あたりが好き。
パムはロリすぎるな……


★全体感想
まぁ、ほんとシナリオの所で書いた通りです。
厨二青春バトルが好きな人には向いてますが、
細部とスケールがうーん、といった所。
とりあえずあやかしびと好きな人ならやってもいいかも。
俺はあやかしびとの方が好きですが。
というかここまで古いのは、わざわざやる必要も無いかも……
ですけどねwww


さーて、やっとAYAKASHI終わったし、次はガンナイトガールでも
開けるかなぁ?

0 件のコメント:

コメントを投稿