2012年8月1日水曜日

7月読んだ本まとめ

7月の読書メーター
読んだ本の数:18冊
読んだページ数:6702ページ
ナイス数:76ナイス

どんどん橋、落ちた (講談社文庫)どんどん橋、落ちた (講談社文庫)
綾辻さんの本で初短編……にしては異色な物を読んでしまった! うーん、個人的には綾辻さんの本は長編の方が良いかな、というか犯人当て的な雰囲気があまり肌に合わなかったようです。ただそれはもしかしたら自分の知識不足のせいなのでしょうか? 結局U君が何なのか分かりませんでした(´・ω・`)
読了日:07月29日 著者:綾辻 行人
聖女の救済聖女の救済
うーん、やっぱりガリレオ先生面白い!そして思ったとおり、ガリレオシリーズは短篇集より長編の方が俺に向いてるようです。読み始めた最初はガリレオシリーズとは知らなかったのですが、内海からガリレオ先生的な匂いを感じるな……こいつには活躍して欲しいなぁ、と思っていたら湯川先生登場!それにしても恐ろしい……というかほぼ実現不可能な"虚数解"でした。実際これほぼ無理なんじゃないだろうか……ってまぁだからこそ湯川もあれだけいい渋ったのでしょうけどね。なんだかんだで東野さんの本はやっぱ好きみたいです。
読了日:07月25日 著者:東野 圭吾
殺人鬼〈2〉―逆襲篇 (新潮文庫)殺人鬼〈2〉―逆襲篇 (新潮文庫)
あの殺人鬼が……!いや、2なんでパワー不足になるかと思いきや、1を遥かに圧倒する残酷表現に、読みながら顔をしかめてしまいました。例の犯人に関しては、真実哉の感じた違和感等で多分そうだろう……と想像できてしまいましたが、最後の対決の所では震えましたね。っていうかもう"殺人鬼"の方は人間じゃないじゃない……沼の中とか人間なら死ぬし……後日の捜索で、見つからなかった彼の体は一体……とりあえず、最後まで真実哉の勇気に拍手を送りたいとおもいます。
読了日:07月25日 著者:綾辻 行人
アクセル・ワールド〈9〉七千年の祈り (電撃文庫)アクセル・ワールド〈9〉七千年の祈り (電撃文庫)
ようやく鎧編終了。予想通り、理想的な終わり方でした。このままザ・ディスティニーとか手に入れてしまうとパワーバランス壊れるなーと思ってたので、その心配も無かったようです。鍵はハルが持ってるから誰かに使われる事もない……はずだし。しかしアッシュ良い奴だとは思っていたが、まさかこうなるとは!さて、残る伏線はまだそれなりにありますが、いつ完結するのでしょうね?白の王や加速研究会、そもそもAWの存在意義や、第2という情報……続きが楽しみです。
読了日:07月23日 著者:川原 礫
天使の囀り (角川ホラー文庫)天使の囀り (角川ホラー文庫)
ひたひたと忍び寄るような、ゾクゾクする事件の始まり。不可解な恋人の死を調べるに連れ、徐々に明らかになる恐ろしい存在。ページを捲る手が止まらず、胸に渦巻く不快感は募るばかり。ちょっと残念なのは、信一サイドの話があれで終わる所でしょうか。このウザいガキんちょが話にどう絡むのかと思いきや、事前説明のためだけの存在という…しかしそれを差し引いても十分面白い作品でした。『マンホール』という漫画はこれの影響を受けていそうな……
読了日:07月22日 著者:貴志 祐介
十角館の殺人 (講談社文庫)十角館の殺人 (講談社文庫)
今まで綾辻さんの本は、殺人鬼やAnotherといった物を読んでいたので、グロ小説から初めての本格ミステリ!ミステリ好きとしては最後のトリック公開→どんでん返しの流れが小気味良くて「まさにこれ!」という感じのミステリ小説でした。最後に瓶の中身を島田に持って行ってくれと頼む所は何というか……ゾクゾクきますね。しかし他の結末が幾らでもあっただろうに…… さて、これから館シリーズを読破しようと思います。
読了日:07月20日 著者:綾辻 行人
ホルモー六景ホルモー六景
最近鴨川ホルモー読み終わったので、引き続きこちらも。高村の恋愛成就の理由とか(これが理由だとしたら結構高村可哀想な気が)、実は東京でもホルモーが行われていたとか(そういう解釈でOKですよね?)色々と発見が一杯あって面白かったです。しかし巴が二人静とのコンボで黄龍陣を復活させちゃってる訳ですが……これ、この後どうなるんでしょうね?安倍と楠木のカップル成立のバックに高校生の涙があったのは結構ショック。少年頑張れ…!この作者は短編より長編が良いな、と思ってたのですが、最後は結局一気読みでした。面白かった。
読了日:07月18日 著者:万城目 学
慟哭 (創元推理文庫)慟哭 (創元推理文庫)
以前、修羅の終わりを読んでいたため、途中から段々と犯人の想像がつき始めていました。が、やはり判明した瞬間は衝撃を受けましたね。勿論彼が行った犯罪は許される事ではないし、彼が新興宗教に馬鹿みたいにハマっていったのも彼自身に責任があります。しかし彼の生まれ持った環境、生い立ち、そうならざるを得なかった家庭環境を考えると、どうしても彼にも同情をしてしまいますね。あ、丘本さんまじかっこいいです!人ができておる。
読了日:07月15日 著者:貫井 徳郎
AnotherAnother
何故、どうして、は分からない。不可思議な"現象"が発生する中学のお話。読み進める手が止まらない。主人公の病気が何か話に関係するのかと思っていたのですが、関係無かった。読んでいる最中、怜子さんが芸術系の事をやっている描写があり、作中に二人もそういった人物が登場するなんて珍しいなと思いきや、そういう事とは。一個気になるのは、水野さんと電話していた時に「え、なにこれ……」みたいな事を言っていた気がするんですが、あれは一体何だったんでしょう。それにしても振り下ろす直前の主人公、一体どんな気持ちだったのでしょうね。
読了日:07月12日 著者:綾辻 行人
黒い家 (角川ホラー文庫)黒い家 (角川ホラー文庫)
実際に発生してもおかしくなさそうな犯罪(細かい所は上記を逸しているが)に背筋が震えます。またテンポ良く話が進み、途中若槻が明らかにNGな行動を取ったりするせいで読み進める手が止まりませんでした。兄に関して話にどう絡むかと思いきや全然関係なくてちょっとガッカリ……しかしエピソード自体が完結した後の話が後味悪いですね。猟奇殺人が爆発的に増えている今の世の中を、10年以上前にこうやって書き上げられるのは凄いと驚きます。さて、実際は何が悪いのか……そしてどうするべきなのでしょう。
読了日:07月10日 著者:貴志 祐介
アクセル・ワールド〈8〉運命の連星 (電撃文庫)アクセル・ワールド〈8〉運命の連星 (電撃文庫)
なかなか終わらない鎧編!でも流石に次巻で終わりそうかな?何か巻が進むごとに黒雪姫先輩が影になっていってる気が……さて、皇居脱出&ういうい救出は概ね予想通りの展開になりましたが、最後がまさかあーなるとは。いやーしかし、加速研究会とかISSとか問題噴出している所で、16分以上放置ってそれはどうなのレイカーさん…… アッシュがどうなるのか、心配です。次巻はいつ読もうかなぁ、わくわく。
読了日:07月08日 著者:川原 礫
アクセル・ワールド〈7〉災禍の鎧 (電撃文庫)アクセル・ワールド〈7〉災禍の鎧 (電撃文庫)
鎧編、中巻って所ですかね?(次でまとまるかは分かりませんが)最初に始まった初代ディザスターのエピソードが辛すぎる……そして加速研究会に対する嫌悪感がどんどん増していきました。しかしタク……お前まだそんな……ハルタクチユの三人の、今の歪な繋がりは見てて辛い物がありますね。ある意味チユがいつまでも三人で~って言ってるせいって捉え方もありますが。次巻はタクを皆で救う巻になるのかな……?明日読もう!
読了日:07月07日 著者:川原 礫
アクセル・ワールド 6 浄火の神子 (電撃文庫 か 16-11)アクセル・ワールド 6 浄火の神子 (電撃文庫 か 16-11)
また上巻詐欺だった……!(笑 6巻、これも鎧編上巻って位置づけになるのでしょうか?新たな登場人物(もちろん女、しかも新たなロリ!)、しかも鬼のように強い。ネガネビュはマジで少数精鋭状態だなぁ……何にせよ次巻が気になりますね!(3巻程ではないが)しかし、ういういの言っていた、先輩を裏切った奴とは一体誰の事なのか……加速研究会のことも含め、伏線が全て回収されるのが楽しみですねー。
読了日:07月06日 著者:川原 礫
アクセル・ワールド〈5〉星影の浮き橋 (電撃文庫)アクセル・ワールド〈5〉星影の浮き橋 (電撃文庫)
いやー、予想通りなタイミングでアレが関わってきましたねー。しかし何はともあれ、楓子の件は良かった。これでレイカー師匠も黒雪姫先輩もようやく何のわだかまりも無い友達に戻れたんでしょうね。しかし5巻はあれですね、1巻まるまる使っての序章っていう感じですね。これから鎧も交えた……加速研究会編って所でしょうか……? 6巻以降に期待! あ、後もう何度言ったか分からんけどハルはモテすぎw
読了日:07月05日 著者:川原 礫
鴨川ホルモー鴨川ホルモー
予想以上の面白さ!ホルモーの世界へとグイグイ引きこまれていきます。また、登場人物が小説によくある非現実的だったり超人だったりせず、等身大の大学生な感じがとても親近感が沸きます。(まぁ芦屋、楠木、そして高村と濃ゆい面子ですが)残りページ数も少なくなった所で、どう話をまとめるかと思いきや、一気に最終戦!まさか"ホルモー"がそういう事とはなぁ……何だろう、ホルモーでなくても良いですが、大学時代にこういう青春生活をちょっと送りたかったかなって少し切なくなりました。とりあえず、高村は良い奴!(ちょっとズレてるけど)
読了日:07月04日 著者:万城目 学
アクセル・ワールド〈4〉蒼空への飛翔 (電撃文庫)アクセル・ワールド〈4〉蒼空への飛翔 (電撃文庫)
実質、3巻の下巻。いやぁ爽快爽快!予定調和と言われようが、まさに願った通りの展開でスッキリしました。しかしこのまま行くと最後に黒雪姫先輩(もしくはハル)が加速世界から退場したりしそうな気もするなぁ……。何にせよ3巻読了後の腸煮えくり返る怒りもようやく霧散。しかし新しい敵団体に、やっぱり消えてなかったとおもわれる例の道具……今後の展開が楽しみですね。しかし黒雪姫一派一気に戦力増強しすぎだろうって思いました。
読了日:07月03日 著者:川原 礫
アクセル・ワールド〈3〉夕闇の略奪者 (電撃文庫)アクセル・ワールド〈3〉夕闇の略奪者 (電撃文庫)
まさかの展開。まさかのシトロン・コール。これはびっくり。一気に面白くなってきた。これは続きが気になる。それにしてもこのクソガキは……本を読んでいるといつも思うんだけども、こういう登場人物が一番イライラします。ボッコボコにしてやりたい。そしてタクかっこいいよタク。
読了日:07月02日 著者:川原 礫
アクセル・ワールド〈2〉紅の暴風姫 (電撃文庫)アクセル・ワールド〈2〉紅の暴風姫 (電撃文庫)
ニコ可愛いのぉ……!時折ふっと表に出る、歳相応の可愛さがたまらないですね。そして黒雪姫先輩の嫉妬深さがちょっと笑える。相変わらずハルはモテモテですねぇほんと……しかしタクは良い奴なのにちょっと可哀想だなぁ。仕方がない事をしたとはいえ、一生過去に犯した過ちの楔を引きずって生きていくのだろうか。とりあえず黄色は死ねってのと、鎧、これ何かの伏線なのかなという所が気になる所でした。さぁ3巻を読もう。
読了日:07月01日 著者:川原 礫

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