2016年11月5日土曜日

ChuSingura46+1 仇華・宿怨編















以下はネタバレを含みます。

未プレイの方は要注意。






Chu+Shingura再プレイ、仇華・宿怨編、クリア。

うーんやっぱりこの話、すんごい読んでいてしんどい。
まず直刃があんだけ、三回も添い遂げた赤穂浪士達の
事をすぐに疑っちゃうあたりがしんどいし(ストーリー上必要なのは分かる)、
平左衛門とお初が本当に可哀想で……
実際そういう浪人がいた事も分かるけど、いくらなんでも……
お初も、かんざしさえ買ってやらなければって思っちゃうよね!!(´・ω・`)

さて、次は遂に最後の話になりますね。
駆け抜けよう……


一応、仇華・宿怨編ストーリーまとめは以下の通り。



■仇華・宿怨編
赤穂から帰って来た所で、清水一学にそっくりな女に
声をかけらた事が気になる直刃。
数日後、級友達の誘いで合コンに参加し、待ち合わせ場所の
大学前で待っている直刃達の前を、例の清水一学そっくりの
女が通りすがる。
帰宅後、姉に見せられた剣道雑誌で、更に例の女―甲佐一魅の
存在を知る。 しかもこの女、二刀流の使い手らしい。
一魅とその言い残した言葉が気になった直刃は、一魅の
大学前で待ち伏せし、彼女を尾行する。
いともたやすく尾行はバレたが、一魅は詳しい事情が
知りたければ後日別の場所で落ち合おうと提案する。
翌日一魅の言うとおり待ち合わせ場所に向かった直刃は、
功運寺にある、吉良の墓前に連れてこられる。
そして泉岳寺の大大凶の御籤を取り出すと、自分はこれから
江戸にタイムスリップし、嘘で塗り固められた忠臣蔵の
仇討ちを大失敗させる、ただし付き合いたいというのなら
一緒に江戸時代に連れていくから、自分を止めてみせろと言われ、
束の間の逡巡の後、直刃はこれを受け入れ、再度江戸時代に舞い戻る。
しかし何故か直刃が戻ってきた江戸時代は、一周目の元旦ではなく、
また二周、三周目の3/12でもなく、3/17だった。
ご城代の屋敷に向かいひと目松之丞と出会い、過去の未練を振り切る直刃。
長助の屋敷に戻ると、今まで出会った事の無い、平左衛門とお初に出会う。
二日後、ご城代の屋敷前で張っていた直刃は、早駕籠の
到着を確認すると、ご城代が城に向かう所を待ち伏せし、
江戸への連絡係りをやらせてくれと直談判する事で、
合法的に江戸へ行く事を許可してもらう。
無事書状を届けた直刃は、本来の目的である甲佐一魅を探す為
吉良邸を張り、清水一学の中の入っている一魅と再会する。
一魅は忠臣蔵は嘘で塗り固めらた話。
田舎大名の浅野内匠頭が一方的に吉良に刃傷に及び、逆ギレした
家臣が暴力で吉良を殺した話だという。
全く相容れる事の無い一魅と直刃の、歴史改変とそれを
阻止するという新たな戦いの火蓋がここで斬って落とされた。
しかし、何故か直刃が住み始めた部屋の隣に、
平左衛門とお初が引っ越してきてしまう。
ようやく居を落ち着けた直刃は、再度一楽と会って
内匠頭についての話をする。
直刃は内匠頭が刃傷に及んだのは、吉良の嫌がらせに我慢
ならなかったからだと主張するが、一魅―いや、一楽は
そんな事実はなかったと言い始める。
直刃は一楽が自分をわざわざこの江戸時代に再度招き入れたのは、
安兵衛やご城代の顔・居場所を、直刃を使って楽に
特定するためと判断し、極力赤穂浪士達と接触を持たないように務める。
そんな直刃は一楽が怪しい行動に出ないよう吉良邸を監視していたが、
安兵衛に見つかってしまう。
上手くその場を切り抜けた直刃は、ついでとばかりに
お初の仕事を安兵衛経由で紹介してもらう事に。
一楽との会話のせいか、赤穂浪士達に対し、少しづつ疑念を感じ始める直刃。
平左衛門から、吉良が隠居を願い出た事を聞いた直刃は、
これを機に何か一楽が動くかもと懸念し、再度一楽の元を訪れる。
何も悪くない吉良が致仕を願い出た事に不服そうな一楽は、
直刃にお前はまだ忠臣蔵に関する陰謀を何も知らないと捨て台詞を吐き消える。
一方、商い中に危ない所をストレスの溜まっていた一楽に
偶然助けられるお初。
季節は夏になり、一楽は上杉家に単身乗り込み、吉良の屋敷替えを阻止するよう口添えして
くれと頼みにいくが、上杉家を守る事しか頭にない色部にすげなく断られる。
正式に吉良の屋敷替えが決まった所で、一楽の行動を尾行していた直刃だが
相変わらずすぐに見つかると一杯飲むのに付き合わされる。
そこで一楽は内匠頭は暗君であったと、史実を交え直刃を
説き伏せようとする。
そして、赤穂浪士の命を救いたいなら、自分に協力しろと。
その日から、直刃は自分の中での内匠頭像がゆらぎはじめてしまい、
吉良邸と一楽の監視も行わなくなっていた。
またその後日、一楽から大石は最初からお家再興は諦めていて、
仇討ちをするつもりだった、また吉良と浅野内匠頭が喧嘩をしたと言い出したのは
大石その人だったのだと説明を受ける。
疑心暗鬼になりはじめた所に、ご城代から山科へ来るよう文が届く。
思い切って自分の不安をご城代にぶつける直刃だが、
全て間違いだと言われ、安心する直刃。
上杉家老、色部に入れ知恵し、郡兵衛脱盟のシナリオを立てる一楽は、
平左衛門の存在を知りそれも上手く使ってやろうと画策し始める。
夏が過ぎ、ご城代が江戸詰の者を説得しに江戸へやってくる頃、
一楽は以前助けた初を親交を深め始める。
平左衛門はご城代の3月に仇討ちという言葉に舞い上がる。
冬になり、郡兵衛が脱盟。
郡兵衛の脱盟を機に、また何か一楽が動き出すのではと、
久しぶりに一楽と会うことにした直刃。
そこで一楽は、今度は赤城義臣伝の作られた経緯と、赤穂浪士を
褒め称えた明治天皇、そして仇討ちを禁止した明治政府。
これらを話す事で、忠臣蔵という英雄は作られた物だと説明する。
衝撃の内容にまたも自信が揺らぐ直刃は、初がかんざしを
欲しがっている事を知り、平左衛門と二人で(博打で)
初にかんざしを贈る。 喜ぶ初。
山科会議に喜び勇んで参加しにいった平左衛門だが、3月の仇討ちを
ご城代に反故にされ、一楽のし掛けた罠にまんまとハマり、
偽の情報に踊らされ吉良を襲撃する。
待ち構えた一楽と新八に皆殺しにされる平左衛門の仲間達。
平左衛門も腕を切られるが、かけつけた直刃と安兵衛に
助けられ、何とか難を逃れる。
季節は春になり、傷も癒えたはずの平左衛門だが、完全に
アルコール依存症になりお初にも当たり散らす始末。
そんな彼は、他の赤穂浪士から士道を穢したのだから当然と言う。
同じ主君の恨みを晴らそうとしたはずの平左衛門の扱いに、
またも赤穂浪士達の英雄という姿が揺らいでくる直刃。
平左衛門がお初に暴力まで振るいはじめ、直刃は何とかしようと、
仇討ちの相談役という名目で山科に行き、ご城代を頼ろうとする。
その頃、直刃がいない江戸ではお初が一魅の正体を一楽と知り、
また酒代欲しさに平左衛門がお初を遊郭に売り払っていた。
幸い偶然通りかかった新六に無事救われたお初。
ご城代から貰った文と金を用意し、前回・前々回とお世話に
なった綿屋にお初を預ける直刃。
それから数日、上方にてお初の受け入れが整い、安兵衛と
上方へ行く事になったお初。
しかしその前日、かんざしを取りに長屋に戻ったお初は
乱心した平左衛門に斬られ、また平左衛門も自害する。
親しくしていたお初が自分のせいで死んだ事に、驚きを隠せない一楽。
しかし、結果的に余計大石内蔵助への憎悪と、歴史をかえる事に
一楽は妄執し始める。
季節は秋になり、主税も江戸に入り、遂にご城代も江戸へ下行する事に。
平左衛門とお初の死に気落ちしている直刃だが、
安兵衛に頼まれご城代の警護をする事に。
その出発直前に現れた一楽の話に少し付き合う直刃。
一楽曰く、当時の天皇である東山天皇は、内匠頭の刃傷を聞いて
大いに喜び、また内匠頭を擁護しなかった勅使と院使の
参内を禁じたらしい。
それほど吉良家は朝廷から嫌われ、また浅野家は朝廷と良い関係だった。
そのため、大石内蔵助は朝廷を利用し吉良を討ち、
その後朝廷に助けてもらう算段だった……
しかし朝廷に裏切られ、全員が腹を切る事になったと熱弁をふるう一楽。
その話に気を取られている隙に一楽は直刃に一服盛り、
内蔵助を暗殺しに行くが、朝廷に裏切られる事を分かっていながら
表情一つ変えず、それを理解した上で仇討ちを決行しようとしている
内蔵助に結局を手を下せずに逃げ出す。
ご城代の暗殺に失敗した一楽が次は安兵衛を狙う可能性が
高いとの事で、直刃は安兵衛の屋敷に詰める事に。
その夜、本当に安兵衛を斬りにきた一楽だが、動きに
いつものキレが無い。
安兵衛の屋敷に詰めていた孫太夫と安兵衛二人相手に、
斬り殺されそうになったすんでの所で直刃が止めに入る。
そのすきに逃げ出した一楽だが、色部が手配した
新八に気絶させられ何処かに運ばれていった。
直刃は一楽を助けた事で盟約から除名させられ、一人一楽が
運び込まれた屋敷へと足を運ぶ。
そこで直刃初めて、一楽、いや一魅が何故ここまで赤穂浪士を憎むのか、
その原因を本人から聞く。
甲佐一魅、その本名は吉良一魅。
吉良上野介と清水一学の子孫だった。
現代にといて、吉良の末裔に対する差別のせいで父を失った
一魅は、とある女に歴史を変えないかとそそのかされていた。
そして討ち入り当日。
直刃との取引で、一楽はご城代との一騎打ちを申し出る。
紙一重の勝負を巻き上げで制し、勝利したご城代は
そのまま皆で仇討ちを決行しに行く。
その後、虫の息の一楽と、直刃達は互いに相手の息の根を止める。

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