2016年5月31日火曜日

相州戦神館學園 八命陣 晶END















以下はネタバレを含みます。

未プレイの方は要注意。






ようやく開封した戦真館學園、1ルート打開!

もうとにかく良くも悪くも正田崇節全開。
こういうの大好き。
ただちょっとパンチは弱いかも?
1ルート目っていうのが原因かもしらんが。
正直、Diesや神咒神威神楽の方が今の所
圧倒的に破壊力はあった気がする。

ただ、正直敵勢力としてまともにバトルしているのって
聖十郎だけなんで、今後に期待。
(鋼牙とは軽くバトってるけどあれはバトルとは言わんよね)

さー戦いはこれからだ!
また邯鄲に飛び込むずぇーー



■1話
何者かに追われる夢から起きる四四八。
四四八は生まれた頃から起きている間は常に明晰夢を見続けており、
またその夢はずっと続いているという特性がある。
無事テストも終了し、バイトに復帰した所、鳴滝が
バイトの面接希望で来店。
意外に真面目な理由だったため即採用。
そして母、恵理子から初めて父親の話を聞いた夜、
四四八は影と最後の戦いに臨む。
ギリギリの戦いを制した所、なんと影から出てきたのは女。
慌てて起床し、日課のランニングをしていた所、
四四八は夢で戦っていたはずの女、水希とすれ違う。

■2話
テストの結果が発表され、2年間眠り続けていた眠り姫、
水希がクラスに編入され紹介される。
何故か水希とは明晰夢での内容を共有しているらしい。
早速水希との明晰夢での件を晶達に説明すると、
羨ましがられ私達も! と夢の中で集合する話に。
どうせ無理だろうと思って眠りについた四四八だが、
普段と違う感じ―一段階夢の階層を潜ったような―に
驚きながら、水希と遭遇し、とりあえず集合場所へ。
するとそこには驚く事に全員が集合していた。
とりあえず夢の使い方を水希と二人で教える事に。
そして一人、また一人と夢から醒めていき、
最後に四四八は水希とふたりきりになる。
何気ない雑談の中で、2年前に何かあったのか? と
問う四四八に水希は「恋の過ち」と答えた。
翌日、本当に夢で会えた事で盛り上がる一同。
晶の家でこれから夢の中でどうやって遊ぶかを
相談するうちに、恵理子と剛蔵が二人で話しているのを聞く事に。
そこで剛蔵と四四八の父、聖十郎が友人だった事を知り、晶発案で
恵理子を四四八の夢の中に連れて行き、聖十郎に合わせようという事に。
無事夢の中で恵理子と再開する一同。
恵理子の聖十郎との出会いを聞いているうちに、
突然世界が夜に切り替わり、登場する聖十郎。
聖十郎を抱きしめる恵理子。
しかし恵理子は聖十郎により無残にもバラバラにされてしまう。
激昂する四四八はそのまま聖十郎に襲いかかり何処かへと移動。
パニックになる残された晶達。
世界は気づけばおかしな所が様々に見られる。
しかし今はとにかく四四八を助けに向かう事に。
圧倒的な聖十郎の力を前に為す術も無い四四八。
皆とまとめて殺されそうな所、神野の邪魔が入る。
更に乱入してくるキーラと狩摩。
狩摩に殺される寸前、新しい武器としてトンファーを得る。
何とか全員の力を合わせて夢から醒めるが、
起きた四四八の隣の恵理子は既に息を引き取っていた。

■3話
剛蔵と聖十郎の話をする晶。
剛蔵曰く、聖十郎は怖い奴だったが、聖十郎は俺達全てが羨ましいという。
何の事が分からないが剛蔵に言われて晶はまずは四四八に会おうと思う。
一方、これからの事をゲームをしながら相談する歩美と栄光。
歩美はあの夢は普遍的無意識、アカシックレコードのような物で、
あいつらはそのトップを争っているのではないかと仮設を立てる。
しかし不思議なのは水希の存在と、その水希を欠片も疑う事を
しない自分達だった。
そして鈴子は実は幼馴染の淳士と千信館の歴史を調べにきていた。
何故淳士まで夢に入ってきたのか、これはあの7人には
何か理由があると考える鈴子。
ようやく見つけた資料によると、千信館―いや、戦真館は
日露先生の頃に一度焼失していた。
そこを初代の孫娘、辰宮百合香により再建。
さらにその資料の中で壇狩摩を発見する。
そして最後に資料室に書かれる、(まだ本人が書いていない)
柊の勝利への誓い。
最終的に柊家に集う、水希以外の面々。
朝になり浜辺で水希と合流し、勝利を誓う一同。

夢の中。
今いる第6層を引いて四四八達を保護してくれと頼む神野。
百鬼空亡を止めるという交換条件でそれを飲む百合香。
恵理子の人形を空亡に差し出す事で空亡を止める聖十郎。
戦いが始まる。

■4話
早速夢の中で無事集合を果たす一同。
やはり時代は現代より遡っている。
とりあえず戦真館に向かう道すがら、
水希に知っている事を説明してもらう事に。
今居るのは第4層、そして水希が覚えている事は
自分達は前も一緒にこうして居た、この世界はループしている。
前の世界で自分達は水希を除いて神野に全員殺された。
そしてどうやら水希の記憶は誰か―恐らく神野―に弄られている。
そんな話をしながら戦真館につくと、門が開き
百合香の使いに四四八達は、百合香の屋敷へと迎え入れられる。
そこで百合香による長い説明が始まる。
彼女によると、神仏習合→廃仏毀釈の流れで壊され、捨てられた
神仏達は危険な物―祟りへと変貌した。
もちろんこれはオカルトな話ではなく、皆が祟りを恐れると
それは普遍的無意識の中に確かに存在する物となる。
そしてその祟りを戦術的に利用しようとする物が現れた。
それによって出来たのが今四四八達がいるこの、邯鄲の夢。
その最終目標は夢の中で使える力を現実に持ち出す事。
四四八は自分達がこの邯鄲の夢に参加してしる理由を、
聖十郎が邯鄲の夢に入り込み、四四八達も引っ張りこんだと推理する。
そして神野はまさに先ほど説明した祟りであると百合香は言う。
あんな奴らを外に出す訳にはいかない、四四八達を守り、育てる
かわりに自分達に協力してくれと言われ、快諾する一同。
こうして戦真館で四四八達は保護され、鍛え直される事になった。

■5話
邯鄲の夢の中で半年、現実世界では5日間程過ごした四四八達。
壇を呼び出し四四八達の四層突破(初代戦真館の崩壊?)を
助けるよう依頼する百合香。
現実から再度邯鄲の夢に入った所で、四四八達は
特別授業として宗冬と闘う事に。
それも四層を突破するため―階層を突破するには
それぞれの歴史の分岐点を生き残る必要がある―
各階層の突破条件は不定だが、四層だけは
戦真館の崩壊で間違いない。
そして始まる宗冬との闘い。
序・詠・破・急・終があるが、宗冬は急。
四四八達は詠。
全員で宗冬に挑むもあっという間に返り討ちにされた四四八は、
一人で宗冬と闘う事を選ぶ。
結果、死の寸前で四四八が目覚めた破段。
それは自分の夢の特性を好きに割り振るという物だった。

神野が7層で空亡の相手をしている間に、神野の本拠地である
5層に潜り込んだキーラと、そこに登場する甘粕。

■6話
結局修学旅行は一日目を終えた段階で、
邯鄲の夢に入り四層攻略に挑む事にした四四八達は
風呂覗き、夜這いと修学旅行を堪能した。
そして邯鄲の夢ではついに四層の崩壊が始まる。
神祇省の物部(壇による)により始まる、邯鄲の夢の実験。(の再現)
そして四層の突破条件が自分以外の皆殺し。
そんな悪夢のような世界で、自分以外の皆殺しという選択肢を
取らず、この悪夢を切り開ける、大丈夫だと信じきった一同。
その瞬間四四八達は四層を突破していた。
しかしその瞬間、五層に入った瞬間に襲いかかるキーラ。
四四八は学長室に集合し立てこもる事にしたが、
いざそこに集まってみると扉が開かない。
締め出された四四八達はキーラ達、鋼牙の軍勢と闘う事になる。
なんとか鋼牙の猛攻を凌いでいた四四八達だが、
キーラ一人に全員太刀打ちできず、致命傷をくらう。
しかし四四八がキーラに止めを刺される直前、
恵理子によってか四四八の体は生まれる前へと戻っていく。
そして唐突に登場する空亡に、蹂躙される鋼牙達とキーラ。
そして空亡の一撃によって塵と化したキーラの中から登場する、甘粕。
聖十郎に血を吸われる四四八。

■7話
気づくとそこは自室。
聖十郎に血を吸われてからの記憶は無い。
晶から電話がかかってきて、全員の無事を確認した四四八は一度集合する事にした。
剛蔵不在以外は特におかしな事が無い現世を見て、四四八はまず
千信館に行ってみて、あれから未来が変わって千信館がなくなっていないかを確認する事に。
いざ行ってみると学校は残っていたが、何か雰囲気がおかしい。
異様に真面目なクラスメートと、軍国主義がまかり通る異常な光景。
堪らず抗議の声を上げた鈴子が打たれた事で、四四八達はそこ―千信館でも戦真館でもない、
戦信館から脱出する。 一旦鈴子の実家に逃げ込んだ四四八達は、ニュースを確認して絶句する。
そこはまるで時代的には四層の後、アジアを手中におさめた日本が欧米との戦いに
備えている頃―しかしテクノロジーは現代の物といった状態だった。
どうやら自分達が倒された事で歴史が変わってしまったらしい。
その結果に愕然とする四四八達。 幸い鈴子は一命を取り留めたが当然戦線離脱。
四四八達はそのままかくまってもらう事に。

■8話
夜眠りについても邯鄲の夢に入れない事実に愕然とする一同。
とりあえず現実世界で家族の安否を確認しにいき、八幡で再集合。
そこには聖十郎によって傷つけられた剛蔵の姿が。
夢の力が使えない今こそ好機と全員で聖十郎に襲いかかるが、
八層を超えていないはずなのに夢の力を行使する聖十郎に
全滅寸前の四四八達。
しかし聖十郎の手によって創りだされた剛蔵を前に再度戦意を固めるが、
また聖十郎に作られた花恵と聖十郎に、晶以外の全員があっという間に
瀕死寸前まで追いつめられ、晶も結局花恵に倒される。
晶が目を覚ますとそこは鈴子の実家。
鈴子の父親曰く、前日の夜に剛蔵がどうやってか全員を抱えて
この子たちを助けて欲しいとやってきたらしい。
しかし晶以外は皆何かの病の末期症状まで進行している状態だった。
ただ一人呆然と実家に戻った晶は剛蔵の、決着をつけてくる旨の
手紙を発見する。

■9話
若い頃、重篤な病を患っていて、健康なただの人が羨ましかった聖十郎。
そんな聖十郎と対等に友人として接する事が出来なかった事を後悔する剛蔵。
晶は剛蔵の隠していた聖十郎の手記を発見する。

手記によると、死に向かいながら生に向かう方法を探していた聖十郎は、
神祇省が権力の中枢に返り咲くために使おうとしていた邯鄲の夢に目をつけた。
しかし物部の邯鄲の夢の実験(戦真館が破壊された)は失敗したため、
聖十郎は一人で邯鄲の夢の研究を進める事になった。
ある程度研究が進んだ所で、被験体となるモルモットが必要になった聖十郎は、
女に自分の子供を産ませる事にする。
しかし子供が成長するまで待つ事も出来ない程悪化している病状。
そこにとある男がやってきて、自分を邯鄲の夢に投じて欲しいという男が来訪する。
そしてその男が邯鄲を十周した所で、聖十郎の研究結果により
男が現世に持ちだした夢の力によって聖十郎はひとまず死地を脱す。
十分に安全が確認出来た所で自分も邯鄲に参加した聖十郎。
しかし聖十郎は廬生となる事が出来なかった。
そして被験体の男は邯鄲を制覇したらしい。
絶望する聖十郎に、男は自分と聖十郎の夢を繋げろと提案してきた。
結果、男の眷属として夢を現世に持ちだした聖十郎は病人どころか超人と化していた。
そして聖十郎固有の夢、それは人から奪い取り、代わりに病を押し付けるという物だった。
後はこの男を処分すればいいと考えたが、どうやら夢の発動条件を満たして
いないらしく男を処分する事が出来なかった聖十郎。
そこで聖十郎が考えたのは、別の廬生を作り上げ、それを全て奪いとってから
再度男を殺せばいいという物。 そして昔作った子供―四四八の事を思い出す。
奪うタイミングとしては5層が調度良い。
何故ならばそこはちょうど四四八が生まれたタイミングのため、四四八は
赤子同然に戻るはずだから。

手記を読み終えた晶はここは現実ではない、邯鄲の五層のままだと直感する。
まずは自分の夢の力を使う感覚を取り戻すため、学校へ行き花恵と戦い、辛勝した晶。
勝利後登場した聖十郎は、明晩八幡でまつと晶に言い消え去った。

■10話
晶の夢によって完治した四四八。
晶から聖十郎に関する話を聞き、四四八は聖十郎の夢、
すなわち相手の誇りと自分の病を交換するという夢の発動条件は
聖十郎を憎む事だとあたりをつける。
そして八幡宮にて、晶と唯一全快した四四八は聖十郎と対峙する。
聖十郎を憎まない事が出来ない四四八は聖十郎の夢―急段にいとも
簡単にはまってしまうが、晶が即時回復する事で何とか戦闘を続ける事ができていた。
聖十郎の夢は、序盤は物理的、表面的な物しか奪う事が出来ない。
それは徐々に内面的な精神・技能といった物に影響を及ぼす。
そのため四四八は気づけば自分の誇り、何のために戦っているか、
晶の名前、最後には自分の名前すらも失っていく。
そんな四四八を、内面も含めてそれすら癒そうと夢を展開する晶。
そしてその能力を羨む聖十郎、聖十郎に憐憫を感じる晶。
聖十郎の夢の型にハマった晶に、聖十郎の夢の力が発動しようとする。
しかし、聖十郎は生きたいがために本来の目的―廬生の資格を
奪うという目的から、晶の癒やしの力に手を伸ばしてしまった。
聖十郎の夢が晶の核である愛に触れる前に、晶の急段が発動する。
瞬く間に回復する聖十郎の体。
その素晴らしい力に、そのままその力を奪い取ろうとする聖十郎。
しかしあまりにも重病人過ぎた聖十郎は、ひたすらに光を、回復を
求めすぎてしまい、晶の夢はその求めに応える。
その結果、過回復を起こし崩壊していく。
最後に四四八の一撃で葬り去れた聖十郎。
無事仲間と朝に帰っていく四四八だが、その裏で甘粕の力により
聖十郎は再度眷属として復元される。
そこに現れた剛蔵―聖十郎の夢についにはまらなくなった―と、
盛大な殴り合いをした聖十郎は、毒気を抜かれたような状態だった。
気づけば、恐らく四四八が邯鄲を抜けた事で剛蔵の姿は消えている。
しかしそこに登場する神野によって、聖十郎は再度絶望の闇へと落ちていく。
唯一、まともな人に立ち返る芽を、聖十郎は神野に奪われたのであった。

そして邯鄲から醒めた四四八達は、何故か邯鄲に入れなくなっていた。
しかし日本は邯鄲の影響で完全なる平和主義になっていた。
そんな日本の将来を変えたくて、それぞれの未来を歩む四四八達。
無事検事一級の資格が取れた四四八は、仲間達に祝福されながら
晶にプロポーズをし、二人は結ばれたのであった。

0 件のコメント:

コメントを投稿