2012年7月1日日曜日

6月読んだ本まとめ

6月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2998ページ
ナイス数:66ナイス

1Q84 BOOK 31Q84 BOOK 3
さきがけ、マダム(タマル)、そして牛河……これからどうなるのかと思ったが、何と二人の愛の物語でした、というのが感想。月は一つ、しかしタイガーが逆の世界にはリトル・ピープルはもう居ないのでしょうか?そしてそうなるとマザやドウタそういった物は全て無かった事になっているのでしょうか?うーん、とりあえずお二人の幸せを祈る事で〆としましょうか。
読了日:06月29日 著者:村上 春樹
1Q84 BOOK 21Q84 BOOK 2
BOOK2からじわじわと、しかし確実に加速していく物語。そしてこれは……ファンタジーなのか?何なのか?読み進めるに従い、読者の頭の中は疑問だらけになると思います。しかしそんな読手を置いていくように加速し、徐々に交わりはじめようとする青豆と天吾の物語。これ、BOOK3でどうまとまるのでしょう。期待しつつBOOK3へ!……と、その前に青豆ー!?
読了日:06月21日 著者:村上 春樹
1Q84 BOOK 11Q84 BOOK 1
ようやく1巻読了。するすると幾らでも読めるけど、何故か大事に少しづつ読んでいました。まだ1巻なので何とも言えませんが、途中から青豆と天吾の世界が少しづつ交差し始める感じがゾクゾクしますね。特に、レイプされた少女のあたりから……さぁ、どうなるんだろうこの物語。何処に着地するんだろう?
読了日:06月14日 著者:村上 春樹
アクセル・ワールド〈1〉黒雪姫の帰還 (電撃文庫)アクセル・ワールド〈1〉黒雪姫の帰還 (電撃文庫)
一日でサクッと読了。黒雪姫先輩もチユも可愛いですねぇ……ってなんでハルそんなモテモテなんじゃいコラ! タクの件は、チユのバックドアを発見した瞬間に「あー……」と気づいてしまいました。ただ、これだけの事をしておいて仲直りできるってのがちょっと凄いですね。結局一巻のこの結末で、チユはタクとくっつく事になるのかな……とりあえず、黒雪姫先輩の本名はよ!
読了日:06月06日 著者:川原 礫
モモ―時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語 (岩波少年少女の本 37)モモ―時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語 (岩波少年少女の本 37)
20年ぶり。子供の時と違って、今読むとなんて衝撃的な話なのでしょう。何より『モモ』の、灰色の男たちによって時間を奪われた世界……これはまさに現代そのものではないでしょうか?大人は時間に追われ、とにかく効率化効率化……子供も与えられた遊びをひたすらに消化するだけで、夢を持てなくなる世界。ホラの話していた、葉巻の煙が交じる事で発生する病気なんて鬱病そのものです。『モモ』ではモモの活躍により、世界は無事灰色の男達から救われます。しかし、私達の世界はこれからどうなるのでしょうか。救われる事はあるのでしょうか。
読了日:06月05日 著者:ミヒャエル・エンデ
ルドルフとイッパイアッテナルドルフとイッパイアッテナ
20年ぶりに再読。元々NHKアニメ→本で読んだのですが、思い出が蘇ります。そして、20年ぶりに読んでもやはり泣きました。イッパイアッテナが肉を取りに行って……からあたりがやばい。それにしても口は汚いかもしれないが、イッパイアッテナは非常に教養がある上、人(猫?)が出来ていて、頭が下がります。ぜひ小学生のうちに読んでおきたい一冊です。
読了日:06月03日 著者:斉藤 洋
悪の教典 下悪の教典 下
あっという間に読了。上巻とは違った感じで一気に加速する物語。ポイントオブノーリターン以降の加速は特にヤバい。感じた所としては、こいつは話にどう絡む!?とわくわくしていたキャラが(釣井と同じく)呆気無く殺されていく。無情なまでの蓮実の死刑執行に体が震えます。そして最後の最後……これでハッピーエンドかと思いきや……早速次のゲームを始めている蓮実。これはもう人じゃない。この後、怜花と雄一郎が安らかに眠れる日がいつか来るのを願うばかりです。いや、例え極刑が執行されたといえそんな日はもう二度とこないのか……
読了日:06月02日 著者:貴志 祐介

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