2016年8月3日水曜日
相州戦神館學園 八命陣 歩美END
以下はネタバレを含みます。
未プレイの方は要注意。
戦真館學園、2ルート打開。
だいぶ間があいてしまった……!
うーん、正直途中のストーリーの消化といった感じだった。
鈴子、水希ルートが本番……っていうか水希ルートが本番なんだろうなぁ。
まぁとにかく先に進もう。
■6話(途中)
壇に血を吸われる四四八。
■7話
気づくと病院に寝かされていた四四八。
側にいた花恵曰く、四四八達7人は修学旅行初日の夜、
眠りについたまま一週間目を覚まさず、今日、
京都から鎌倉に運ばれた所で、まさに今四四八が目を覚ましたそうだ。
そしてそのまま一人、また一人と目を覚ましていく仲間達。
しかし、歩美だけが目を覚まさない。
一方その頃―その頃という形容が正しいか分からないが―歩美は
夢の中で四四八の血を吸った壇が戦いを始めるのを見ていた。
壇の展開した世界に嵌められた一同。
空亡が、辰宮一派に、また壇の駒である三人の鬼は
神野と聖十郎へと襲いかかる。
そんな中、全てを上から眺める甘粕。
彼は全てを神祇省の壇に任せ、空亡を連れて消える。
追って消える聖十郎と神野。
そして全てが終わった後、歩美は唯一その場に残ったままだった。
■8話
皆に遅れてようやく歩美が目覚め、無事全員が夢から帰って来た。
目覚めが遅れた歩美だけ数日入院となったため、歩みを除く
全員で四四八の家に集まり、今後の事を相談する事に。
四四八の見た軍服の男、鳴滝だけが感じ取った百合香への嫌悪感……
そして壇の四四八への吸血行為。
考える事は色々あるが、今後やりあう事になりそうなのは、
どうやら四四八の血を吸った事で何がしかを得たと思われる壇―神祇省に
なるだろうという結論に至る。
その場合の役割分担を決めた所で、一旦解散する四四八達。
一人になった四四八の家に、唐突に病院を抜けだして来訪する歩美。
なし崩し的に二人で夜の海辺を散歩しながら将来の夢などを話しているうちに、
歩美は壇は自分に任せろと言い出す。
どういう意味かと問い詰める四四八に、急に告白された四四八は
返事を待ってくれと宿題にする。
その後、邯鄲に潜った四四八達はまずは完膚なきまでに壊された
戦真館の調査から手をつける事にした。
全員で調べてみた所、何故かここは鋼牙の襲撃にあったあの日から
だいぶ時間が―下手をすれば数年―経っているようだった。
そんな中、モールス信号によりとつぜん呼び出しを受けた四四八達。
行った先には既に鋼牙の攻撃によってただ死を待つだけの状態の
花恵教官が待っていた。
彼女曰く、もう辰宮一派はこの盤面には居ない。
目下相手は神祇省。そしてここは既に第六層である、と。
何故五層を飛ばしているのかと疑問が残るが、花恵は無視して続ける。
ここはあの日から10年経った世界、戦真館の再建を辰宮が、神祇省の壇主導で
進めている所らしい。
そして近々八幡にその設計図を納めるらしいので、
それを見に行くのが良いだろうという話になった。
しかし壇の事なので、自分の鬼と同じ数、3人でないと入れない結界を
張っている可能性が高いため、晶、水希、鳴滝の3人で八幡へ向かう事に。
しかし3人は八幡で待っていた怪士に絶命寸前まで追いやられる。
止めを刺される寸前に壇に命を救われ、更に戦真館の設計図も渡された鳴滝は
瀕死の二人を抱えて何とか四四八に設計図を渡し、倒れた。
■9話
瀕死の鳴滝ら三人を、夢の力で回復しようとする四四八。
しかし受けた傷はまるでウイルスのように広がっていくばかりで、
一向に回復しない。
持ちうる全てを注ぎこみ、全快はしないまでもようやく病状の
進行を止めた四四八だが、力を出し尽くし倒れてしまう。
そのまま夢から弾き飛ばされた四四八と、それを追って夢から戻ってきた歩美は
二人で鎌倉の浜辺を軽く散歩する。
そこで出会った花恵との会話で、何か違和感を感じる四四八。
四四八の家に戻り、手に入れた設計図について話したあった後、
二人は互いの気持ちを確かめあった後、繋がり合う。
その後二人して夢に戻ると、瀕死の重傷だったはずの教官がいなくなっている。
更に机の上には地脈が浮かび上がり、更に鎌倉大仏にあたる部分が光っていた。
まるで、早くそこに来いと誘うかのように。
四人は誘われていると分かった上で、そこへ飛び込む事を決意した。
■10話
いざ決戦の地に乗り込んだ所で、四四八は壇の仕掛けた罠を、
我堂から聞いた壇の夢の特性、
・条件に嵌める必要がある
・複数相手には難しい
という物と、今自分達の置かれた状況から、将棋のような物だと考える。
ここからの動きで、四四八達それぞれがどのような駒なのかが割り振られるのだ。
その推理から、ここからはなるべく強い駒になれるよう、
ランダムな動きを心がけようという結論に至り、先を目指す。
そんな四四八達を眺めながら、笑う壇。
壇の夢は四四八の推理した通りだった。
まず対局の準備をし、互いの同意が必要になる。
しかし、だからこそ、聡い四四八は盤面に掛かってしまう。
そして始まる戦い。
歩美を除く四四八、我堂、栄光は盤面の上に立たされ、
そして壇と歩美は「対局」を始める。
我堂と夜叉の戦いでは、我堂が夜叉の想定外の行動を取る事で、
ダメージを受けつつも我堂は初めて夜叉に一撃を入れ、面を割る。
ずっと相手が戦真館で一緒に過ごした百だと思っていた我堂だが、
その正体は百の姉。近接攻撃も兼ね備えていた夜叉に思い切り
攻撃を喰らい一時不利になるも、何とか耐え凌ぐ我堂。
一方四四八は時代の流れに取り残され、ただただ人を殺す事だけを
極めたにもかかわらず、一人も殺すことができなかった物の成れの果て、
怪士と対峙していた。
しかし、こちらの思考を読む事ができる泥眼の能力の前に、一気に
不利になる四四八と栄光。
しかし栄光の懇親の解法により、一瞬だけ破られた盤上との境界。
それにより歩美は四四八達の情報を受け取り、四四八達は壇の場所を察知する。
そこを目掛け、全員で攻めに入り、更に四四八は刹那の間生じた
歩美とのリンクを確実な物とするため、遂に駒として成る―つまり、
新たなる破断の夢を顕現させた。
その力は仲間間の意識の同調にほかならない。
仲間たちの力を受け、そのまま壇を詰みに入ろうとした歩美に走る悪寒。
壇はあえて自分にこの手を指させようとしている―その事に気づいた歩美は
あえて悪手を指す。
そして、その瞬間、以前壇にボロボロに負けた第四層で、歩美が放った
一発の縦断が時間を飛び越え顕現し、壇の頭を直撃する。
―壇の夢は、互いの合意により勝負の場を構築し、負けた相手が命を落とす。
しかし、この夢は勝負が決着した瞬間だけ、全ての力が敗者へと雪崩れ込む。
その結果、負けを認めれば魂をくらい尽くされるが、負けを認めなかった場合
その力はプラスへと転じる。
その結果、歩美は邯鄲の夢の熟練度を飛び越え、急段顕象をなすことができた。
しかしこうして壇に勝つ事ができたが、それでも壇は自分が負けていないと言う。
そしてこれは終わりではなく、ただ手順の一つを踏んでいるだけだと。
そして壇を倒した後、四四八達は邯鄲の夢に入る事が出来なくなった。
何も解決はしておらず、ただ目の前の問題をとりあえず解決しただけ。
そんな尻切れな終わり方。そしてそんな終わり方をした夢が現実に
与えた影響で、現実は世界大戦が勃発していた。
歩美と四四八は自衛官になり、戦地へと飛んでいくのであった。
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