2013年8月2日金曜日

7月読んだ本まとめ

2013年7月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:3194ページ
ナイス数:52ナイス

おかしな先祖 (角川文庫)おかしな先祖 (角川文庫)感想
非常に読みやすい短篇集。 ちょっとした風刺的な要素も入っているかも? 暇な時に読むには良いですね。 ただ、めっちゃおすすめする! という物では無いかも。 この空気感が好きな人であれば、勿論おすすめですがw
読了日:7月28日 著者:星 新一





人形館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)人形館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)感想
館シリーズ異色の作品! どうにも島田に違和感を感じると思いきや……今となっては使い古された手法の一つかもしれませんし、途中までトリックに関して疑ってる所もあったけども、気づけばその可能性を完全に頭から消し去られていて、そこらへんは流石だなと思いましたね。 しかしこれはこれで良いが、やはりいわゆる館シリーズを読みたいなぁ、という所で早速次の館を読もうと思います。
読了日:7月25日 著者:綾辻 行人



崩れる 結婚にまつわる八つの風景 (集英社文庫)崩れる 結婚にまつわる八つの風景 (集英社文庫)感想
相変わらず貫井徳郎さんは嫌な感じの描写が上手いというか……そういう意味では特に表題作である「崩れる」が良かったですね。作中の描写から結末はすぐに分かってしまいましたが、まさに崩れるまでの描写がすごく上手いです。おえって気分になれます。しかし短編よりはやはり長編の方が読みたい方かな、とこれを読んで感じました。もっとほかのも読んでみないと何とも言えませんが…… しかし結婚に恐怖を感じるような話が多かったですね!!
読了日:7月21日 著者:貫井 徳郎


詩的私的ジャック (講談社文庫)詩的私的ジャック (講談社文庫)感想
読了! 今回は今までと違い特に推理せず読んでいたんですが、物の見事に思考をリードされていました。 最後は想定通りすぎて逆に疑ったらそのとおりだった、みたいな結末。 しかし今回の犀川は特に超能力者みたいでしたね。 お前殆ど中国に居たじゃん! みたいな感じです。 そして萌絵がここまで可愛かった回も珍しいのでは。 しかし萌絵って何気に凄い危ない目に頻繁に会ってますねぇ。 今後の犀川と萌絵の進行具合に期待。
読了日:7月17日 著者:森 博嗣


笑わない数学者 MATHEMATICAL GOODBYE (講談社文庫)笑わない数学者 MATHEMATICAL GOODBYE (講談社文庫)感想
S&Mシリーズ第三弾。相変わらず面白かったです。オリオン像のトリックは読んだ瞬間思いついた物そのままで良かった。しかし結局翔蔵は一体……こればっかりは色々考えても分かりませんでした。 このシリーズは読めば読むほど登場キャラに愛着が湧いてくる感じがしますね。引き続き他のシリーズも読みたい所です。
読了日:7月9日 著者:森 博嗣




無理 下 (文春文庫)無理 下 (文春文庫)感想
まさかの終わり方。 本当にまさかの終わり方。『最悪』を読んでいたせいで、期待しすぎってのもあるかもしれませんが、終わりが幾らなんでも投げっぱなしではないでしょうか。思わず、「あれ、これ中巻で下巻あったっけ?」って確認してしまいました。(実話) テキストは非常に面白く、手が止まらなかった分、時間を返してー! と言いたくなりましたw
読了日:7月9日 著者:奥田 英朗



無理 上 (文春文庫)無理 上 (文春文庫)感想
『最悪』を読んでからこちらも読み始めました。同じように、近しい場所に住んでいる様々な人達が代わる代わる登場し、物語が進んでいきます。ゆめのに横たわる、現代社会を代表するような様々な社会問題。はたして、これらの人達がいったいどのように錯綜し、物語が締めくくられるのか…… 相変わらずグイグイと引っ張られ、読み進める手が止まりません。 下巻に期待。
読了日:7月9日 著者:奥田 英朗



冷たい密室と博士たち (講談社文庫)冷たい密室と博士たち (講談社文庫)感想
全てが~を読み終わって、ある程度たってから読み始めました。Fの時も思ったのですが、どうも人物がスルリと頭に入り込んでこないというか、人物の想像がしづらい印象。そして相変わらず話はバリバリの理系。しかし慣れてきたのか、だいぶ話を面白く感じるようになってきました。犀川&萌絵のコンビが読めば読むほど可愛らしいですね。 トリックに関しては言われてみればってぐらいそれしか無い感じでした。このままこのシリーズを一気読みしたい所!
読了日:7月8日 著者:森 博嗣

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