2013年2月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2229ページ
ナイス数:61ナイス
プラチナデータ (幻冬舎文庫)の感想
ようやく読了。 これは……怖い。 プラチナデータに関しては、実際に有りそう、というかDNAシステムでなくても、同じような事は確実に行われているはず。 話としては、NF13はそこが犯人か、という感じでしたね。 何だかミステリというよりは、現代の様々な物に関して警鐘を鳴らしているような作品に感じました。 DNA操作についても、それにかまけて大事な事を忘れてしまった神楽に関しても。 最終的に、チクシやサソリのような生き方……現代に生まれた自分には大変な事が多いだろうとは思いますが、憧れます。 神楽良かったね…
読了日:2月28日 著者:東野 圭吾
ソードアート・オンライン (9) アリシゼーション・ビギニング (電撃文庫)の感想
SAO新章スタート! といった所ですかね? アインクラッドが終わり、それまでの、他の世界を渡り歩いていたのとは違い、本当に新章スタート! という感じがゾクゾクきます。 死んだ場合にどうなるかが分からないあたりもアインクラッド時代を彷彿とさせ、昔のあのヒリついた感じがたまりません。 そして何より、ソードスキル。 うーん、中だるみを感じていたSAOシリーズですが、ようやく楽しみになってきたという感じ。 10巻、11巻に期待が高まりますね!
読了日:2月20日 著者:川原 礫
クドリャフカの順番 (角川文庫)の感想
文化祭、そう、ついに"あの"カンヤ祭が実際に執り行われます。推理的な要素より、そのお祭り的な雰囲気……特にお料理研の戦いなどが読んでいて思わず頬が緩みます。謎解き部分に関しては、ちょっとこじつけに近いような……というかこれが分かるホータローって頭おかしいんじゃない? と思ってしまうような所も。 まぁ過去二作も同じような事が言えるとは思いますが。 でも古典部シリーズはミステリではないと思っているので、これはこれで良いのだと思います。 そして千反田さんは入須先輩のアドバイスのような事はせず、いつも通りが一番!
読了日:2月15日 著者:米澤 穂信
愚者のエンドロール (角川文庫)の感想
うーん、何故か氷菓に比べるとちょっと読みづらかった印象。何故だろう?話の内容自体はミステリ……の部分よりも、ホータローと入須先輩とのやり取りがメインだよなぁと感じました。それにしても入須先輩ちょっとひどくないか?と思ったら、まさかのヤツの差し金(だよね)だったとは…… 流石のホータローも釈迦の手のひらの上だったという事ですかね。そしてチャットに不慣れなホータローと千反田さんはちょっと可愛い。
読了日:2月11日 著者:米澤 穂信
働かないアリに意義がある (メディアファクトリー新書)の感想
働かないでも良い生活に対する良いアドバイスがあるかな……(/// とか甘い事考えて読みましたが、全くそんな事はありませんでした。 アリやハチといった虫の行動から学ぶ、生物としての生き方に対するアプローチといった所でしょうか。 ただ、結局一番知りたい、興味が湧く所がまだ研究中、で終わっている所が残念でした。
読了日:2月6日 著者:長谷川 英祐
氷菓 (角川文庫)の感想
さっくりと読めるし、内容も分かりやすい。キャラも魅力がありますし、簡単な謎解きみたいな感じも読んでて続きが気になって一気に読み終えてしまいました。関谷さん、可哀想です……(´・ω・`) しかし、それでも立ち上がらなければならない状態に、立ち上がったという所に彼の男気を感じました。実際どうだったかは分からない訳ですが。真実は小説より奇なりと言いますが、現実で生贄に捧げられるような人が出ない事を祈ります。
読了日:2月5日 著者:米澤 穂信
哲学的な何か、あと科学とかの感想
面白すぎて一気読みしてしまった。理系だったので話の内容もスルスルと理解できました。でも、理系じゃなくても概念の話しかしないので、ちゃんと読み解けると思う。そして、今現在科学が一体どんな状態になっているのかという事に(この本に書いてある事を鵜呑みにするのなら)驚愕しました。さて、科学によって発展してきた私達の世界はこの後一体どういう方向に進むのか…… あ、後有名なシュレディンガーの猫の話、巷で出回っているのは一部分だったんだなぁと色々理解しました。
読了日:2月1日 著者:飲茶
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