2013年5月3日金曜日

追奏のオーグメント レビュー













以下はネタバレを含みます。

未プレイの方は要注意。


machさんから買い取ったオーグメント、サクッと打開。
いや、面白いゲームだった!
ちょっと結局オーグメントと蓉子は何だったのかとかは
良く分からんまま終わってはしまったけど。
とにかくシリアスとかとは無縁なギャグテキストで
目一杯突っ走っていて楽しかったです。

ではいつもどおりつらつらと思った事でも。


★ストーリー総括
青春を感じる事なく、不幸せのまま80を迎えた秀弥。
あまりにも無味乾燥だった人生に絶望し、ナイフで喉を
ついて自殺を図るが、その瞬間良く分からん死神・オーグメントに
より学生時代の自分へとタイムスリップする。
一度不幸せな人生を送った事への後悔と、オーグメントの
ナイスアシスト(?)により、色々な女の子達と幸せな人生を
送る秀弥。 しかし実はオーグメントの魂には、姉・蓉子の
魂も入っており……


★全体評価
■シナリオ
押し寄せるギャグ。
何かOPとかではシリアス、もしくは場合によっては鬱?ゲーかと思わせて
置きながら完全にギャグですね。
一応、各個別ルートに入ってから、最後の方でシリアスな話が
用意されてはいますが、それもサラッとなぞって終了。
無事問題解決して終了、後はオーグメントに記憶を消され、
幸せな人生を送る……という同じ流れになっています。
更にヒロイン三人、結局オーグメントの存在を知ってしまうっていう所も共通か。
とにかく、殆ど全シナリオがギャグで構成されているので、たまには
テキスト読みながら「ぶふっ」とか「アヒャヒャwww」とか笑いたい人には
おすすめ。 逆にシリアスなストーリーを期待している人は
やめておいた方が無難でしょう。 いやシリアス好きな俺ですが十分
笑えたんで良作だと思います。
唯一不満がるとすればヒロインが三人しか居ないでこの価格って所かも
しれませんが、同じようなソフトはいっぱいあるしね……


■グラフィック
予想以上に良かった。
いや、サンプル見た時点でそうは思っていたけど。
普通に上手いし、エッチシーンでは結構抜けるエロシーンを
展開してくれていました。
立ち絵とかも良い感じで雰囲気出ていたし、凄い満足。
良い仕事していると思います。
黒ストッキングが好きです。


■音楽
ぼちぼち。 特に違和感無し。
というか音楽とか殆ど丸山さんが作っているのだろうか……
OPのフルバージョンが早く聞いてみたいのだが……


■ボイス
これはあまり期待してなかったんだけど、意外に良かった。
菜美のボソッ ボソッと話す感じとか、紗月のキーキーっぷりとか
良い感じに表現されていたと思う。
でも一番声が可愛いのはオーグメントちゃんですね。
まぁオーグメントちゃんの声と蓉子ねえちゃんの小さい頃の
声が同じ訳ですが……


★全体感想
予想以上に良かったーですね、とにかく。
始終笑わせてもろたwww
オーグメントの正体(というか蓉子が関わっている事)は、
共通か詩帆ルートで、「姉ちゃんが頭の傷を~」みたいな描写があったので、
(´-`).。oO(あぁ、これなんかの伏線だな……)
ってのがあり、更に最初に詩帆ルート打開した所で、鎖が巻き付いた少女の
ような描写があったため、すぐにオーグメントと蓉子に関しては察しがついちゃいますね。
結局、最後の流れとしては

・蓉子はオーグメントの魂の一部で、ずっと秀弥を幸せにするためにオーグメントとして活動してた?
・詩帆、紗月、菜美と過ごした人生では、最終的に彼女たちが魂の浄化のために自分の魂を
 差し出し、秀弥はまた昔に戻って人生やりなおしたりしていた?(喉刺さずに? 謎だなこれ)
・最終的に蓉子を救うために秀弥が老人に戻り死亡、しかし未使用の秀弥の魂でちょうど
 オーグメントが浄化され、良く分からないけど時が戻って二人とも幸せに暮らすルートにIN?

最後はこんな感じに見て取れるんだけど、ちょっと理屈としては良く分からない所が
多かった。 まぁ蓉子おねえちゃんマジ可愛いので理屈もへったくれもなくていいですが。

まぁとにかくギャグが笑える作品でした。 機会があれば是非。


さー少女神域やるぞー。

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