2013年4月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:3063ページ
ナイス数:36ナイス
ソードアート・オンライン プログレッシブ1 (電撃文庫)の感想
アインクラッド編始まったばかりの頃の話。読んでいて面白くない事は無い、というかそこそこおもしろいのですが、やはり後付感が凄い。後、本編では元々アスナはキリトの昼寝で好きになったって話だったが、もうこれ読んでると明らかにキリトの事好きになっていますよね! ……とか野暮な事言ってると楽しめないんでしょうけども。今後、ただの後付短篇集で終わるのか実は面白い伏線を張ってくれるか、多分前者なんだろうけど少しは後者に期待したいなぁと思ってしまいました。
読了日:4月29日 著者:川原 礫
三匹のおっさん ふたたびの感想
前巻と同じく、爽快だなーおっさん達! ……ですが、今回は前回よりもより社会問題を捉えていて、読んでいてうぅむ、と思ってしまう話も。若者年寄り総じてモラルの低下について等、何が正解なのか分かりません。そして前と同じ感想でアレですが、ほんとこんなおっさん達が身近にいて欲しい! 剣道教えて下さい先生! あ、貴子さんが頑張っているのを見てちょっと良かったなぁと思ったw
読了日:4月26日 著者:有川 浩
ソードアート・オンライン〈10〉アリシゼーション・ランニング (電撃文庫)の感想
相変わらずいい感じに盛り上がってきました、SAO。 今回は謎に包まれていたこの世界についての説明がしっかりされましたね。後は話が何処に着地するのか、そして茅場の意志とは……そこらへんに注目です。 そしてキリトの女たらしは遂にこんな領域にまで発達していて笑った。 後輩にもしっかりアピールしててほんとこのたらしは……もう……
読了日:4月21日 著者:川原 礫
殺人方程式 〈切断された死体の問題〉の感想
綾辻さんの本という事で、結構期待しながら読了。うーん、ちょっと拍子抜けだったかも……トリックに関しては、なるほど、という感じなのですが、それ止まりだったというか。館シリーズの方が深みがある印象。光子の件はどうなったの? ってのも、剛三の犯人が明らかになった時点で、あぁ、今までの思わせぶりな感じはこっちに繋がるのか……とわかってしまいましたし。といっても十分に楽しませてくれる作品ではあると思いますが。期待しすぎるのもなんだなぁ。何でもニュートラルな状態から読みたい物です。
読了日:4月19日 著者:綾辻 行人
人間の絆 下巻 (新潮文庫)の感想
上巻以上に色々とキツい。じっくり時間をかけて読了。捨てられたミルドレッドを拒めないその様や、落ちぶれたミルドレッドを助けるも恩を仇で返され、更に株での失敗等見てられません。フィリップはこんなに良い奴なのに、ありがちなパターンで世界に翻弄されているのが見てられない。更に辿り着いた境地が達観しすぎ!しかしちゃんと彼を拾い職を見つけてくれる人がいたり、最後には良いサイクルで幸せになっていくのが救い。そして彼は芸術や浪漫ではなく、ただひたすらに愛を求めていた、という所がジンワリときますね。おめでとうフィリップ!
読了日:4月13日 著者:モーム
人間の絆 上巻 (新潮文庫 モ 5-11)の感想
蝦足というハンデを持って生まれ、更に幼い頃に両親に他界されてしまったフィリップの人生が語られるお話。刺激的な所は何もなく、本当にありそうな話が淡々と続きます。しかしその人生があまりにも(一般的な人間が)実際に歩みそうな話が多く、読んでいて辛くもあり、しかし少しづつ読み進めてしまいます。自分でも共感する所が多いのに、更にフィリップは蝦足、両親からの愛情不足……一体どれだけ色々な物を内に抱えて生きているのか、想像するだけで辛くなってきます。ただ当たり前の物を求め、絶望し、新たな物へ縋る。下巻でどうなるのか。
読了日:4月2日 著者:モーム
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