2012年4月15日日曜日

はつゆきさくら レビュー




以下はネタバレを含みます。

未プレイの方は要注意。




さて、はつゆきさくら全ルート打開しましたし全体のレビューをば。
ストーリーとか感想とかでいやそれ誤解しとるで!
って所があったら指摘してくれるとうれしいお(^ω^)

★ストーリー総括
昔々、内田市と川邊市の合併が決まった頃(?)に、とあるホテルで
内田市上層部による決起集会のためのパーティーが催された。
しかしそこで(原因は不明だが)起きる爆発事故により、殆どの人が死亡。
この爆発事故を川邊市上層部の物によりテロ行為と考えた祈祷師の大野敦。
(内田市は祈祷師の集団が政治を執り行っていた)
川邊氏上層部に対してテロを仕掛けるが、ことごとく失敗。
自身の余命も(事故が原因か分からないが)残りわずかになった為、ホテルの
爆発事故で死亡したゴースト達を、息子の大野ゆうきの身に宿す事で
ゴーストチャイルドを作り、数年後に復讐を果たそうとする。

これとは別に、パーティー当日に大野ゆうきと許嫁?になった玉樹桜は
爆発事故により死亡。 しかし爆発事故により死んだ魂とは別に、合併を
嫌う内田市の精霊を鎮めるために、桜は死後なおゴーストチャイルド(王女)と
なり内田市に留まる。

子供一人でいきていける訳もなく、初雪(ゆうき)の身の回りの世話をするために
爆発事故の生き残りの女を反魂香用いて生霊にした。これがラン。

そして時は流れ……白咲学園に入学した初雪。
しかしその冬、突然ホテルを襲うコノハサクヤに襲われ、除霊されるラン。
その後ホテルを追い出され、放浪し、アウトローな生活をする初雪だったが……
ランを取り戻すため、とゴースト達に信じこまされて初雪は復讐のために生きる事を決める。
そして三年目の冬、卒業間近といった所で初雪はドレスを着た少女(桜)と出会う

……以降は各キャラルートへ。

★全体評価
■シナリオ
凄い良かった! 最初はただの学園物っぽい雰囲気で始めておきながら、反魂香や
ゴースト等の単語で始まる突然の怪しいホラーな世界観。(といっても雰囲気は学園物ですが)
最初は右も左も分からない状態ですが、一人ずつクリアしていくごとに薄皮一枚剥いでいく
ように明らかになっていく事実に思わず先を読み進めてしまいました。
後は何より日常シーンが良かったなー。プロローグはちょっとだけ長ったらしく感じた事も
あったけど、各キャラ攻略に入ったらもう読んでいるのが楽しい。
ラブラブイチャイチャも適度な量入ってるし、会話のかけあいがテンポよく読んでいて飽きない。
これは人に薦められるわー

■グラフィック
……ちょっと残念。 良い絵は良いけど、残念な絵は本当に残念……
あずまちゃんとか、キャラは凄い可愛いのに絵がちょっとショボいせいでとても残念。
全部がほんたにかなえさんだったらもっと良かったかな……?
やっぱり原画は一人だけに絞れるなら絞った方がいいなぁと再認識した次第。

■音楽
全体的にとても良い! OPのPresto、ここぞという所で流れるHesitationSnow、白咲ヤンキース(笑)のメリーゴーランドをぶっ壊せ、EDのGHOST×GRADUATION、風花……
その他BGM達も凄い良い!
これは次のバンオフではつゆきさくら無双したくなる。
初回特典?でサントラがついていて本当に良かった

■ボイス
と て も よ い! & 非 常 に 微 妙 !
メインキャラ&サブキャラの一部……はすごく良かったんだが、モブ系がダメすぎる。
妻とかモブじゃなくてサブだけどダメすぎる。ていうか社員がやってるんじゃないかっていう
ぐらい激しく違和感を感じた(´・ω・`)
他のヒロイン達が凄い良かった分、これは残念、悔しい!

■キャラクター
キャラが良く立っていて楽しかった。 ぶれないし。
久保がいつまだたってもその他大勢のモブのような扱いを初雪から受けているのが
毎度笑えるw 声優さん達の好演もあり、どのキャラも非常に愛着が沸きますね!

★全体感想
……予算が少ない中で、最高の作品を作ろうとして作り上げられた商品。
という印象です。グラフィックやボイスの所で苦言を呈していますが、これは
予算が少なかったのが原因としか思えない……(´・ω・`)
他にも誤字や演出の微妙な点とかがプレイしていると結構目立ちました。
デバッグをちゃんとやったり、少しお金かければ直せるような所が多い。
……けど、そういう細々としたマイナスを吹っ飛ばせるほどそれ自体が魅力を持っている
作品だと思います。 再プレイしたいと思えるゲームです。


こんな所かなー。
とりあえずこの素晴らしい作品をやれやれ早くやれと進めて下さったpauさんと、
ダブっていた商品を(エロゲをダブらせるとかほんと謎ですよね)安価で売って下さった
Su♪Guさんにはとてもとても感謝です。


それじゃ、バイバイ。

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